「ワンランク下げた高校で上位を目指せ」はウソ

sawch

2025年03月26日 07:38



「ワンランク下げて上位を目指せ」は中学の先生が志望校の変更を促す為に使う常套文句だ。

これはウソだと言えるほどそうならない。
既に高校が決まった時期だがあえてこのことを書く。

高校は学力で輪切りをされて入学してくる。
よく似た成績の生徒が多くなる。
少し頑張れば上位に行けるが、少しサボると下位に落ちる。
中学よりも学ぶ量が多いので一度下位に落ちると元に戻すためには物凄く沢山の内容をやり直さなくてはいけない。

「入学して夏休みまでには伊那北の下位の30%は模試で弥生の上位30%に負ける」伊那北高校の先生がこう話した。
下位になるとヤル気がなくなり、『頑張ろう』とたまに思っても同レベルの生徒がコツコツとやっている中で復活するのは難しくやがてまたヤル気がなくなる。

「弥生は危ないから変えなさい」と言われたが何とか弥生に入り、上位の成績を維持して現役で国立大学の理系に入った人が複数人いる。
弥生を落ちて赤穂に入りその悔しさから頑張って上位の成績を取って夢を実現した人もいる。

「受験から自分は逃げた」と志望校を変更した事を悔やんで高校で頑張って夢を実現した人もいる。

結局は高校で頑張るかどうかが大事で入った時の成績が物凄く重要ということではない。
最初に上位に行くことが大事だ。
その高校の一番には必ず誰かがなれる。

中学の時の成績順位は幼い頃の成績が引き継がれるのでやってもやっても大きくは上がらない。
高校は同じ成績の人が多いので上がりやすい。
最初が肝心なので浮かれすぎずに頑張ってください。

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