飯田
今日は飯田でのんびりしている。
駒ヶ根からは車で30分か40分なので泊まりで来る所ではないが気分転換でありお楽しみである。
飯田は人口が10万人を切っているそうで小さな町だ。
しかし城下町であり南信州の中心都市として栄えた町なのであちこちにその面影があり面白い。
写真の餅屋は古い佇まいだがひっきりなしに客が来て一本110円のみたらしを買っていく。団子ではなくて餅だ。
飯田駅から城趾辺りの旧市街は昭和そのものだ。
市役所の前には小さな動物園もある。
息子達が幼い頃に来たのが懐かしい。
夏は暑く冬は寒く坂が多くて住みにくい町だよ、
と言ってくれたのは案内所の女性だった。
町を愛するが故に『それでも私は飯田が好きなのよ』との気持ちが込められている様に感じた。
市の中心はバイパス沿いの大型店が並ぶエリアに移ったのかも知れない。
さらにこの飯田の郊外にリニアの駅が出来る。
旧市街は今以上に昔の町になってしまうのかも知れない。
『それでも私は飯田が好きなのよ』
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