2025年01月05日
英語教育
中学1年生の英語が凄く難しい。
今の高2あたりの学年からだっただろうか、
急に難しくなった。
それまでの中学1年生の最初のテストは易しかった。
アルファベットを大文字と小文字で書いて、易しい単語を幾つか書いて、挨拶程度の英語が読めて書けて、だったので90点は珍しくなかった。
急に難しくなったのは小学校での英語教育が本格化したかららしい。
日本人がもっと英語を使える様になる為に英語教育を早くから始めたのだろう。
でも皆さん、喋れるか?
今の大人だって6年間は学校で習い、大学でも最初の2年間は習ったはずだ。
でも全然使えないのが普通だ。
だから英語教育に力を入れているのかも知れないが、今のやり方では使える様にならない。
教科書を難しくしても落ちこぼれる人が増えるばかりだ。
良い点数を取った人でも外国人と話せるか?
話せなくても読めるのは読める、かな?
学校を卒業してしばらくすれば忘れてしまうのが普通だ。
英語に限らず他の科目も同じだが使わなければ忘れてしまう。
私だって使えない。
学生の卒業旅行で初めて訪れた外国はロンドンだった。
楽しむ余裕はなくてむしろ怖かった。
食事はマクドナルドばかりだった。
英語の点数は悪くはなかったが何も出来なかった。
その後ドイツに住むためにドイツ語を使える様にして、仕事でロンドンに行くので英語も少しだけ使えた。
しかし日本に戻ったらどちらもほとんど忘れてしまった。
時々外国人を見つけたら嬉しがって話しかけるが、
その程度の機会しかないので咄嗟に何も出て来ない。
生徒の英語の文なら解るのに喋ったり聴いたり出来ない。
外国人にビビる事がなくてもだ。
という事は生徒達は難しい英語教育を受けても喋れない。
海外留学に行っても同じだ。
日本に戻ると使う機会は少ないので忘れてしまう。
稀にやって来る使うチャンスには何も出て来ない。
英語の授業はもっと英語を喋れば少しはましか。
めちゃくちゃでも何でも喋れば良い。全員がわーわーと会話すれば良い。発音とか文法ばかり気にして喋らなければ絶対に伝わらない。
中学程度の文法で日常会話は何とかなる。
高校や大学の英語の授業は英語以外は使わない事だ。
大人になると全く勉強しないので結局は使えないままかも知れないが、易しい会話なら時々の機会でも使える様になりたい。
Posted by sawch at 06:37│Comments(0)
│塾