2024年01月31日
今朝見た夢 牛

たまたまユーチューブで若手力士達がインタビューを受けているたわいない動画を見た。好きな食物や欲しいものなどを一つの部屋で寛いで話していた。
その動画の影響だろうか、変な夢を見た。
私の2階建ての家には牛がいた。
牛乳を搾るホルスタインだと思う。
白と黒の大きな身体をしている。
この手の牛の角はそれほど長くはないはずだがこいつのは水牛の様に長くて内側にカーブしていて怖い。
ゴロゴロと横になってテレビを見ていると牛もゴロゴロと横になって私にじゃれついてくる。
犬か猫の様にじゃれついてくるのだが尖った角で突き刺されないかとドキドキした。
デカい腹を私の顔に乗せてくる。
コイツが少し横になったら俺は殺されるんじゃないかと怖かった。
でも牛は穏やかに寛いでいる。
こんなデカいヤツがいたら床が抜けてしまわないだろうかと不安だった。
しばらくすると牛を枕にして眠ってしまった。
目が覚めると牛はいなかった。
周りには家族だろうか、誰かが数人いて牛を食べる相談をしていた。
その人達はごく普通に「ステーキにするのが良い」などと話している。
『牛はもう殺られてしまったのか』
家族の様な見知らぬ誰かに見つからないように家の中を探した。
2階に上がったが牛はいなかった。
『ここだときっと床が抜けて牛は落ちてしまってバレてしまうだろう』と思った。
家の外に出て庭の奥にある鶏小屋に行くと牛がいた。
鶏と一緒になって穏やかに寝ていた。
『家の外に逃がそうか、でもそうすると住民に見つかって騒ぎになる。』
牛はモソッと起きて私を見つけると嬉しそうに追いかけ回してきた。
穏やかな雰囲気だが大きな牛が角をかざしてじゃれてくるのは怖い。
私は家の2階に逃げた。
牛は嬉しそうに私を見つけてとなりに大きな体を横たえた。
その途端「ドン」と大きな音を立てて床が抜けた。
下の階にいた先ほどの人達は驚いて大騒ぎとなった。
牛を食べるどころではなくなった。
落ちた牛と私は平気でその様子を眺めていた。
牛はまた寝ていた。
力士達の動画を見て『床が抜けないかな』とか『こんなに穏やかな様子だけど厳しい世界に生きている人達なんだな』とか『土俵は高いから落ちたら怪我もするだろうな』とか思っていた事がこんなおかしな夢になったのだろうか。
2024年01月30日
雪かき

今年はまだ雪かきをしていない。
薄っすらと積もったのが一度あったくらいだ。
去年も雪かきをする程は降らなかった。
20年位前は年が明ける前に一度か二度は雪かきをした。
50センチ以上積もって大阪人としては笑うしかなかった事もあった。
『駒ヶ根市役所で雪の少ない地域だ』と聞いて移住したのにと思ったものだ。
近所の方の中には除雪機械の準備をしていてくれる人もいる。ありがたいことだ。
無ければ無いで良いかも知れないが、テレビを見れば大雪の地域がある。
温暖化になるということはこうした極端な天候になるという事なのかも知れない。
大丈夫か?地球。
2024年01月29日
面接練習会

塾での面接練習会があった。
10人の生徒が来てくれた。
それぞれが志望動機は6回、それ以外の質問に対する答えを5回やった。
これ程沢山の練習をしたライバルはほとんどいないはずなので自信を持って受験出来るだろう。
どの生徒も最後にはスラスラと大きな声で話していた。
私一人では出来なくて大勢の生徒がいてくれるお陰だ。
マンツーマンで教えていた頃は面接試験がある生徒は僅かしかいなかった。
その分徹底的に内容を指導した。
志望動機は全員完璧だった。
大学入試や就職の人にはとても良かっただろう。
目覚ましい成果をあげた。
しかし高校入試にはこれではいけなかったと反省している。
普通に喋れたらそれで良かった様だ。
合否の大半は内申点で決まる。
内申点を大きく逆転する生徒は塾の人以外でも聞いた事がない。
そうであれば内容を完璧にするために要した時間と労力を後期試験対策にあてるべきだった。
前期試験で不合格だった生徒は良い事を言ったはずだがやはり内申点が足らない人ばかりだった。
その中には後期試験の願書を他の学校に出す人もいた。
前期試験の対策に力を入れたため後期試験に不安があったのかも知れない。
私も反省した。
今年の生徒には予めその旨は伝えた。
前期試験対策の加減を調整した。
中学生らしく元気でやる気のある所を示せる様になっている。
面接練習会は成功した。
皆さんが大勢いてくれるお陰だ。
2024年01月28日
素早く正確なパスが必要です。

私の息子達がサッカーをしていた子供の頃は今より未熟だったかも知れない。
「楽しめ〜」とコーチや監督は叫んでいた。
テレビで見る日本代表の有名選手がそう言い始めたからだ。
それなのにミスをしたりシュートを外したりすれば罵倒するように叱りつける。
子ども達の間にもミスを責める風潮があった。
『楽しむって出来るかい』と思った。
パスを回す様なスペインのサッカーが流行っていた。
しかし最後のシュートをせずにまたパスを回す。
ミスが怖いのだ。
そのパスも不正確で雑で相手に優しくない。
導火線に火がついた爆弾を回しているように見えた。
「俺はボールなんかいらない」
そう言ってボールから逃げているようだった。
きっと今頃はレベルアップしているんじゃないかと思う。
パスは速くて正確に出さなくてはいけない。
シュートに結びつくためのパスをしよう。
テストを解くのも同じだと思う。
周りの人よりも速くて正確な判断が必要だ。
良い点を目指しての判断が必要だ。
高校受験全体を通してもそうだ。
沢山の生徒とご家庭と関わっているとこれが出来ていると強い。
『どうしてその判断なの』と思う事がある。
『言ったんやけどな〜』と思う。
一つ一つのパスであり判断を正確で素早くする事でライバルはついてこれなくなる。
その為に必要なのが準備だ。
2024年01月27日
周りは頭が良い人だらけ

周りは頭が良い人だらけと思う様にすれば良い。
そうすれば謙虚になって頑張るしかないと腹をくくることが出来る。
塾の先生を仕事にしていると頭が良い人でなければいけない様な気がする。
頭が良いのではなくて長年同じ事をやっているので出来ているに過ぎない。
この年齢になるとどんな仕事の人でもそれなりには出来る様になっている。
私が解るのは中学生の範囲だけだ。
頭が良いのではない。
周りは頭が良い人だらけだと中学生の皆さんも思って下さい。
そうすれば周りと同じ程度にしかやらないのなら高校生になれない。
頭が良い周りの人の中でやっていくにはどうしたら良いのかを考えましょう。
考えて考えて行動すれば周りの頭が良い人にも負けませんよ。
俺だって負けてませんから
2024年01月26日
読み聞かせ

久々に駒ヶ根図書館に行ったら驚いた。
スマホで本を借りる事が出来る様になっていた。
そして誰もいなかった。
コロナ禍で足が遠のきそのまま行かなくなったのかも知れない。
塾で教える立場の私にとってはかなりヤバいような気がする。
世の中はデジタル化が進み読んだり書いたりする機会が昔よりも減っている。
それでも学校の授業やテストは相変わらずのアナログだ。
読んだり、書いたり、聞いたりする事が求められる。
その辺りの興味を養うのが幼い頃の習慣だ。
絵本を見てパトカーや消防車に興味を持った人は多いだろう。
私の息子は「穴掘建柱車」と叫んでいて私は『天才や』と喜んだ。
私の偏見かも知れないが中学生で暗記が得意な子は幼い頃に絵本で覚える事を経験した子だと思う。
幼い頃にその様な経験や楽しみを知らないのは大事な何かを置き忘れた様なものだしその後のアナログな学校でしっかりとやっていくのが難しい。
その年代でやるべき事をやっていないと後で取り戻すのは難しい。
今教えている中学生でさえ読んだり書いたり聞いたり話したりするのが上手くない人が多い。
もう手遅れだ。
私の子供は飯島図書館に良く行った。
駒ヶ根図書館は人が多いので迷惑をかけると思って幾らかでも少ない飯島に行った。そのくらい賑わっていた。
隔週で30冊位の絵本等を借りた。
父親の私にも面白い絵本が多かった。
タブレットやテレビの画面でユーチューブやゲームをするのと比べると地味だろう。
幼い頃から教室に通わせるのも悪くはないが絵本の読み聞かせから始めて自分で絵本を読む子供は良い。
多少うるさくても大人しく本を読んでいてくれたら育てる親も楽だし、学校に行く頃には大きな差がついてくる。
図書館に子供がいないのはヤバい。
2024年01月25日
ライフプラン

古い荷物を整理していたらサラリーマン時代の名刺があった。
「ライフプランナー」と肩書がある。
生命保険を販売するための広告的な肩書きの様な気もする。
当時のライフプランの大半は子育て時期だが、それが終わった今なので人生をライフプラン的に見直した。
『想定したライフプランとは全く違う人生だ。』と思う。
家を買わず、子供は大学に行かず、病気をせず、おまけに収入はかなり低い。
「若い間に男性が死んでしまったら残った家族が生活するために保険をどのくらい準備しておくべきか」の事をライフプランと呼んでいたのだと思う。
それも大事だ。
しかし今の時代は生きていく為のお金を考える事も大事だろう。
「私立高校は授業料が高いから行かす事が出来ない」と言う家庭があるが長野県からの補助については知っているのか。
「高遠高校はバス代が高いから行かす事が出来ない」と言う家庭があるがそれではどこに行くのか?
辰野高校に駒ヶ根から行くのなら電車賃は安くは無いだろう。
たとえ高くてもええやんか。
高校にかかるお金は細く気にする割には大学には当然の様に進むと言う。
4年間自宅を離れて大学生活を送るためにはどのくらい費用がいるのか調べた方が良い。
毎月5万とか3万とかを塾や習い事に支払う事は気にならないのならどうして高校にかかるお金は気になるのか。
4000万とか3000万とかを払って自宅を建てて大丈夫なのかは慎重に考えないのか。家はローンだけではなくて様々なお金がかかる。住宅メーカーが言う賃貸の家賃とローンの比較をそのまま信じてはいけない。
私がライフプランをしていた頃は住宅は資産だったが今は違う。
ローンが済んだ頃の住宅はむしろ負債かも知れない。
住み続ける事は出来ても快適で安心安全に住めるのか。
年金制度は知っていると思うが年金は貯金ではない。
自分が払った保険料が自分の為に貯えられているのではなくて今の高齢者が受け取る年金に回っている。
自分が貰う年金はその時の若い人が払う保険料から支払われる。
少子高齢化になったら今よりも少なくなるかも知れない。
考えてもわからない事を考える事が必要だ。
お金の心配ばかりして今の生活を楽しめないのも良くない。
何がムダで何が自分にはムダではないのかを考えよう。
健康である事が重要だとわかるだろう。
少なくとも挙げた様な色んな事を勉強して考えてその上で楽しく生きる事が必要だ。
わからない人は吉田塾に来て下さい。
一緒に考えましょう。
2024年01月24日
頑張らせるか放っておくか、それが難しい

学校での体罰についてのテレビ番組を見て、
学習塾で教える立場から考えてみた。
私の頃は体罰、暴言は日常だった。
息子達の頃もあった。
先生は親の前でも暴言を吐いた。
塾の子供達からは体罰の話しを聞くことも珍しくはなかった。
私も暴言はあったと思う。
約束を何度も守らなければどうしたら良いのか?
放っておくのか?
その生徒だけならそれもありだ。
他の生徒はちゃんとやっていてその生徒だけが約束を守らずやるべきことをやっていない事が続いたらどうすれば良いのか。
他の生徒が見ていなくても私の中ではみんなを同様に扱いたい。
全員が守って欲しい。
一人や二人を見逃して放っておくのはこちらのやる気が失せる。
さりとて暴言や体罰は出来ない。
クビにするしかない。
私はクビに出来る立場だ。
学校の先生は出来る立場ではない…
「それを上手くやるのが先生だろう」と言われても
出来ない事が多い。
学校ではきっと放っておくだろう。
それが生徒にとっては一番困るのだと知って下さい。
授業中に寝ていようが宿題をやらずにいようが放っておかれるのが一番困る事だと知って下さい。
塾をクビにされたらまだ少しは打つ手があります。
2024年01月23日
若鮎

2年前に書いた記事です。
毎年こんな事を繰り返しているんだな〜と懐かしく読んでいると紹介したくなり手直しをしてアップしました。
中学生の子どもたちが頑張っている姿は若鮎が細い体をいっぱいに使い急流を登ろうとしている様をイメージさせる。
はじめは何も出来ずに口だけだった。
「〇〇高校に行きたい」
そう言うわりには何も出来ない。
少しやらせるとたいていはバテて文句を言う。
「勉強の仕方を教えて欲しい」
頑張らなくても点数が取れる方法を教えてくれるのが塾だと思っている。
おだてりゃ調子に乗って遊んでばかり。
恋だ、部活だ、ゲームだ、とすぐにどこかへ行ってしまう。
中には虐められたり、体調が悪かったりして、
前に進めなくなる事もある。
時には親や家族のトラブルで前に進めなくなる事もある。
はっきり言ってめんどくさい。
辞めたくなることさえある。
でも見ていて羨ましくもある。
自分もそうだった。そういう時期があった。
色んな事に一生懸命だ。そして頼りない。
大人からすればどうでも良いことにでも一生懸命だ。
自分が忘れてしまいそうな何かを思い出させてくれる。
そんな若鮎と一緒に泳いでいるのは楽しい。
少しは若さを貰えているかも知れない。
そのままピチピチと泳いで受験やコロナ禍の中を進んで欲しい。
そんな若鮎でも最近はお腹周りが気になるらしい。
そこは俺と同じだわ
2024年01月22日
みんなでちょっとずつ頑張ろう!

中学生の皆さんも含めてお父さんもお母さんも私も含めてみんなでちょっとずつ頑張ろう。
被災して大変な思いをしている人が沢山いる。
世界を見ると紛争や貧困で苦しんでいる人が沢山いる。
そういった苦しんでいる人達を直接支援出来る様に頑張れる人は素晴らしい。
そうでない我々も自分の事をちょっと頑張る事が大事だ。
仕事を頑張り、ムダをなくして余裕が出来たら寄付をしよう。
日本の国全体に余裕があれば困っている人を支援出来る部分が増える。その為に我々はちょっとだけ頑張ろう。
もう既に頑張っているんだけどちょっとだけ沢山頑張れる人は頑張ろう。
ジョギングをして健康でいれば自分と自治体の医療費を減らせる。
自分でマジメに勉強すれば塾代を減らせる。
買い物のときに必死になって日付けの新しい商品を取ることをやめればゴミを減らせる。
落ちているゴミを拾える人は拾う。
捨てない様にする。
せめて指示通りにキチンと捨てる。
家にこもっている人が少し外に出て可能なら学校や仕事に行く。
可能な人がちょっとだけ頑張れば良い。
そうする事で困っている人の役に立つと信じよう。
2024年01月18日
隊員も職員も署員も社員もみんな市民だ

自衛隊に入って間もない人が人を支援する過酷な現場に派遣された。その人は間もなく辞めたという話しを近所の人から聞いた。
自衛隊の活躍をテレビで見ると少しずつ希望が見えてくる。
皆さんは制服を着て黙々と働いているので顔は見えない。
しかし一人一人が市民であってスーパーマンではない。
我が子を思い起こしてもそうだ。
苛烈な現場を体験すればキツイだろうしトラウマになるかも知れない。
災害現場だけではない。介護施設や病院、警察、役所、会社やお店等も同じだ。
どこへ行っても一定のサービスをしてくれるがそこで働く一人一人が市民だ。
入ったばかりの人もいれば辞めることばかりを考えている人もいるだろう。
誰もが同じだ。
サービスを受ける立場になった時もその事を考えるべきだ。
無理矢理こじつけると塾も同じだ。
10年くらい前に同業の先輩たちが相次いで廃業した。
年齢を重ねたからという理由だったが、年齢が離れていく生徒やその親との関わりが辛くなってきたと話してくれた。
定年退職がなくて自らで辞める日を決めないといけないのが辛い。
全く孤独な仕事で同じ塾同士であっても他とは生徒の年齢や既墓が異なる等で何でも自分で決めないといけないのがまた疲れる。
俺もそろそろ引退かな。
サッカーの三浦知良が引退したら俺も引退しようかな。
2024年01月17日
生徒が少ないとこちらもやる気がしないよ

今日も高校入試の過去問題の準備をしている。
今は英語だ。
テストのコピーに日本語の意味を書いたり解く鍵を見つけて書き出したりしている。
解りやすくする為に色を変えて書いている。
『面倒くさい、見てもわからんものはわからんやろ』と思ってしまうが沢山の人がこの私の準備したものを頼りにしてくれる。
だから頑張れる。
これが1人や2人の生徒しかいなければここまでやろうとは思わない。
昔は家庭教師だったので一対一で教えていた。
『一対一ならしっかりと教えてもらえる』と親御さんは思うのも当然だ。
しかし少ない生徒の為にしっかりと準備する気力がなかった。
その場で問題文を見て考えて教えた。
今のように実際の問題をコピーして色をつけて解りやすく説明をつける事はしなかった。
説明は聞くよりも読んだ方が自分のペースで理解しやすい。
今の方法が一番良い。
当時は小学生から大学受験生までが一人二人ずついた。
高校受験生にだけの準備は出来なかった.。 大学受験生の準備や高校1年生の準備もしなくてはいけなかった。
どうしてもその場で見て考えて教えるのが精一杯だった。
私の様に他の仕事をしていなくて、その後は自営でやる様な人であってもそうなので昼間は他の仕事をしていたり学生だったりの人はなおさらだ。
沢山の生徒がいると『この説明じゃ理解出来ない人が多いぞ』と教えながら準備したコピーを修正していける。それをやろうとも思える。
昔の生徒の皆さん、ゴメンナサイ.、
高いお金を払ってくれたのに、
その頃はそれが精一杯でした。
2024年01月16日
人の一生はベルトコンベアか

大鹿を歩いていた。道の駅があって少しだけ賑やかな場所から歩き出す。
この村は僅か20年ほどの間に人口が20%以上も減ったと聞いた。
空き家が目立つ。
採石場の脇道を通る。
ガラガラと音をたててベルトコンベアの上を石が流れて行く。
ポトン、ポトン、と寂しい最後を迎える。
『人の一生もこんな感じなのかな』と思った。
石にはわからないが人が見ればベルトコンベアの終わりがわかる。
人のベルトコンベアは人にはわからないが神様か誰かにはわかっているのかも知れない。
少なくとも決まっているのかも知れない。
自分のはどのくらい残っているのだろう。
子どもの頃にテレビで見た有名人がまた一人亡くなった。
突然終わる人もいる。
今終わったら困るな。
終わりがもっと先になるように出来る事はしよう。
2024年01月15日
ゲストハウスで慣れる

ゲストハウスをご存知ですか。
明確な定義はないのですがここでは以下の様な宿をゲストハウスと考えます。
ゲストハウスとは、宿泊施設の一形態で、簡易宿所やB&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)と呼ばれることもあります。相部屋があったり、トイレやバスルームが共用、アメニティ類の提供がないなど、サービス面を最低限に留めることで、宿泊費用を安価に設定していることが特徴的です。
外国人旅行客の利用も多く、宿泊客が集まる共用のリビングやキッチンなどで交流が生まれることも多い。
このゲストハウスを利用する事も災害時の避難所
の環境に適応する練習になるかも知れません。
昔はユースホステルというのが流行ってましたがこれもゲストハウスの1つでしょうね。
お遍路の時の安宿もそうです。
少年自然の家は大規模なので少し違いますが共通点は多いです。
ゲストハウスと言っても基本は民間や個人が経営しているので千差万別です。
代表例としては二段ベッドが幾つか並んだ部屋に知らない人と一緒に寝ます。
男女別の場合と男女混合の場合があります。
以前富士河口湖のゲストハウスに泊まった時は9人の男女混合部屋で私以外はみんな外国人でした。私よりも年配と思しきフランス人女性もいました。私のベッドの下は20代のノルウェーの女性でした。中国人カップルが仲良しで少し困りました。
ベッドにカーテンや仕切りがある場合もありますが物音や気配はダイレクトです。
荷物置き場は多くはないので整理整頓が必要です。
最低限の挨拶程度はするのが自分の安心感にもなります。仲良くなれば一緒にご飯を食べたり情報交換をしたりする事もあります。
周りに気を遣い、安心を確保してスマートに滞在する術を経験出来ます。
プライバシーが少ない事に慣れる練習になります。
慣れると普通に寝る事ができます。
昔のユースホステルでは座敷に布団で雑魚寝という事もありました。
外国人も一緒でした。座敷での男女混合は経験ないです。
カーフェリーの2等室は今でもそういう部屋があります。
真っ暗にもならず、夜中にトイレに行く人もいます。朝早くに発つ人もいます。
外の音で寝られなかった事もあります。
近くのカラオケの下手な歌をずっと聞かされた事や行き交う車の音がうるさかった事もあります…
とても清潔でプライバシーが守られた快適なゲストハウスや料金が高いところもあります。
自宅やホテルと同じ様に寛ぐには慣れが必要です。
避難所での生活が必要な時の為に時々は利用しようかと思います。
本来は旅と人との出会いを楽しむ為の施設です。
2024年01月14日
夢を持とう

中学生の頃の夢は甲子園のマウンドで投げる事だった。
高校野球ではなくて阪神タイガースのピッチャーとして投げる事だった。
こう書くとかなりのレベルで野球をやっていたと思われるだろう。
そうではなくて当時の大阪の子どもはみんなそんなものだった。
小学校の卒業文集を見ると男子の多くは同じ事を書いている。
それに向かって努力をするというほどのことさえもなかった。
現実を見るよりも夢を見ている子どもが良い。
この仕事をして以来新しい生徒には「将来の夢」を聞くようにしている。
保育士、パティシエ、スポーツ関連、社長、職業について書く人が多かったのは10年前くらいの事だ。
「ブラジルへ行くこと」と書いた生徒がいた。
親友がブラジルに帰ってしまったからだそうだ。
ところがここのところの生徒は違ってきた。
まだ決まってませんと書く人が多い。
就きたい職業ではなくて夢なんでそれが無いのは残念だ。
夢を持とう。
現実を見るのはもっと先で良い。
高校入試だってそうだ。
どこの高校でも良いので憧れを持とう。
その高校の良い所ばかりを見て憧れを持とう。
憧れに向かって迷わず頑張ろう。
「入れたら入りたいけどナイショでお願いします。」と言う人はたいていは入れない。
まずは宣言してしまって実現しよう。
やるだけやったら何とかなるさ。
ただしやるだけやろう。
言うだけで頑張らないと始まらない。
そうすれば夢を持てるようになるさ。
夢に向かって努力するのは楽しいよ。
因みに私が入った高校には野球部がなかった。
2024年01月13日
いつまで駒ヶ根にいるのかが問題だ

駒ヶ根に住んで26年になる。
ここの人のお陰で充実した日々を送る事が出来た。
今も駒ヶ根や近辺の人が塾に沢山来てくれている。
とても嬉しい。
何の不満も無い。
しかしいつまで駒ヶ根にいるのか。
死ぬまでいるのか。
他の土地で自分を必要としてくれる人がいたらそこへ行くのか。
もっと暖かい所へ行くのか。
もっと街へ行くのか。
故郷の大阪へ帰るのか。
もし仕事をしなくなっても駒ヶ根にいるのか。
コロナ禍だとかで身動きが取れない状態が長い。
何か考えなあかん。
人間だから一生が突然終わるかも知れないと思って生きないと。
2024年01月12日
春の兆し

この時期になるとかすかながら春の兆しを見つける事が出来る。
日が長くなっている。
クリスマス頃の朝の7時は真っ暗だったが今朝は南アルプスが赤く染まっていた。
寒さはこれからが本格化するがこの春の兆しが少しだけ希望を持たせてくれる。
こじつけるようだが塾でも春の兆しを感じられる。
志望高校が決まり私立高校に決めた生徒の中には私からするとほぼ間違いないと思われる生徒が出てくるのがこの時期だ。
テストの点数が良くなって行きたい高校に届く見込みが出て来た生徒もいる。
沢山塾に来た生徒にはそんな生徒が多い。
沢山塾に来れば良くなるという事ではなくて
自分から沢山塾に行こうと思う生徒は自宅でも沢山頑張っている。
『こんな問題が出来る様になったたんだ。』と思う事が何度も出てくる。
今からでも遅くはないです。
高校入試では努力が報われる事がほとんどです。
必ず春が来ます。
2024年01月11日
この時期からの大逆転合格

冬休みが明けようとしているこの時期に起きた本当の話しです。
半年前から教えていたその生徒は全く点数が上がらなかった。五教科合わせても100点に届くかどうかだった。
勉強以前の問題で、生活習慣がキチンとしておらず何をさせても上手くいかなくて言い訳ばかりを繰り返していた。
学校で習ってくる内容は殆ど理解していなかった。能力が足りないという前に理解しようという気持ちが無い様に感じた。
私が教えても「解らない〜あ〜」と頭を抱えているばかりだった。
私が怒るとキョトンとした顔で私の方を見ている。
「教えた所を次回までにもう一度やっておけ」と言ってもまずやらない。
不良だとか反抗的だとかいうのは全く無い。
どちらかと言うと愛想が良い憎めない奴だ。
親は定時制高校が妥当でむしろそこで苦労するのも良いかもと腹をくくろうとしていた。
「通知表の点数はどうだった?」
まさか前期試験を受けるチャンスがあるとも思ってはいなくてこの時期に何気なく聞いてみた。
彼が言った数字は覚えてないが
『前期試験で行けるかも?』
と思える点数だった。
「テストの点数があんなに低いのに内申点がそんなに良いわけ無いやろ。」
と私が言うと珍しくムキになって通知表を持ってきた。
本当にその数字だった。
すぐに母親を呼び出した。
「今日の勉強は止めてすぐに中学に連絡して前期試験を受けましょう。」
と私が言うものの
「もう前期試験の受け付けは終わってますし。」
「面接とか苦手なんです。」
母子揃ってのどかな事を言い出す。
上手く行かない人の典型的なパターンで失敗体験が多いとこの様にビビッてしまうのだろう。
「このチャンスをつかまないと高校に行けないよ。」
と私が怒り出すと我に返ったようになった。
中学に電話をしてすぐに母子で学校に行った。
受け付けは終わっていたものの願書を出してくれる事になった。
面接練習をしたがいつもの通りもたもたとしてビビった様な内容だった。
何とか普通の内容にして前期試験を受けた。
その生徒は合格した。
急に自信を持ったような態度になった。
彼は地元の高校に入り、中学とは違う部活動にのめり込んで良い成績を残した。
「高校の勉強についていけないと思うので継続して教えて欲しい。」との依頼を断り、生徒は特別頑張ったわけでもないらしいが平均的な点数を取った。
卒業後は希望通りの道に進んだ。
あの時期の大逆転合格が人生を一転させた。
私の話しをしっかりと聞かずに自分達で判断して上手く行かない方を選ぶご家庭は多い。
チャレンジやトライをする前に諦めてしまう様なご家庭が毎年いるのが残念だ。
私は少しだけおせっかいをするがそれ以上は言わない。頼りにしてくれたら全力で応援するがそうでない人までは力になれない。
2024年01月10日
八代亜紀をドイツのアウトバーンで聴く

昔々の事です。
仕事でドイツに住むことになりました。
引っ越し荷物に沢山のカセットテープを用意しました。
その中に八代亜紀のを入れようと思いました。
八代亜紀のファンでもなければカセットテープを持っていた訳ではありません。
レンタルレコードの店で有名な曲が入ったレコードを借りてカセットテープに録音しました。当時一番高級だったメタルテープを購入して録音したほど気合が入っていました。
ドイツには速度無制限のアウトバーンがありドイツ車で八代亜紀をかけたら最高だろうと考えたのです。
菅原文太のトラック野郎の映画の影響です。
大阪のトラックには八代亜紀ファンだとわかる派手な車が多かったです。
ドイツで生活して憧れのBMWを買って憧れの八代亜紀をかけました。
速度無制限ですがスピードはややゆっくりになりトラックと同じ走行車線を走りたくなりました。
ガンガン抜かしてゆく大きなBMWやメルセデス尻目に自分が強くて大きくなった様ないい気分になりました。
「しみじみ呑めばしみじみと〜」とか歌っていました。
ハンブルクへの片道400kmの出張が楽しいものになりました。
『ドイツのアウトバーンでこれを聴いてるのは俺だけやろう』と思うと嬉しくてドイツ人にも聴かせてやりたいと思いました。
八代亜紀さんの歌は心に沁みます。
アウトバーンで聴いても駒ヶ根で聴いても沁みます。
2024年01月09日
マイナス7℃

30年以上前の寒い日に京都で知人と会っていた。
「京都も寒いけど今日は大阪も寒かったわ。マイナスになってたわ」
そう言う私に対して滋賀県の山間部から来た知人が言った。
「俺の所はマイナス6℃やった。」
「マイナス6℃?なんでそんな寒い所に住むん?」
今朝の駒ヶ根はマイナス7℃だそうだ。
『なんでこんなに寒い所に住むん?』
この時期になると毎年同じ事を考える。
夏になると
『もう大阪みたいな暑い所には住めないわ』
と思う。