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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

塾以外の雑談や趣味や独り言が多いですが、
どなたでもコメント大歓迎です。


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https://yoshidakids.com 駒ヶ根吉田塾
< 2024年05>
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2024年05月31日

運動会



この辺りの小学校は運動会シーズンをむかえる
午前中だけで終わってしまうらしい

いつからそうなったのだろう
10年前私の息子がいた頃は午後からもあった
家族でお弁当を食べたのが懐かしい
高学年になればサッサと食べてどこかへ行ってしまったりもした。
祖父母がいるお宅は早朝から場所取りをしてお重に沢山の揚げ物を並べていた人もいた。

我が家はみんな運動会が得意だった。
紅白リレーに選ばれると数日前から早朝練習があって参加するのが誇らしかった。
私もそうだった。
物凄い声援の中で走ると身体が浮き上がった感覚になって自分がリニアモーターカーになったようだった。
そうなると声援が聞こえなくなり目の前の風景が動画ではなく静止画になった。
今でもその感覚を覚えている。

運動会が簡素化されてしまい学校は勉強するだけの場所になりはしないか。
勉強なら家でも出来る。
学校でしか出来ない事、子供の頃でしか出来ない事がドンドンなくなっていく。
きっとこれはヤバい事なんだろう。  
Posted by sawch at 07:15Comments(0)

2024年05月30日

青い海



「人はみな青い海を持っている

自分の青い海を見つけるために旅に出るのだ」

これって誰の詩だと思いますか?

高村光太郎? ヘルマン・ヘッセ?

そんな訳ないですね。 
だいたいこれは詩か?

吉田耕司は高校の授業中によくこんな事をして遊んでました。



  
Posted by sawch at 16:45Comments(0)昔の話

2024年05月28日

吉田塾の入学式



今日からいよいよ今年の吉田塾が始まる。
何故か少しだけ緊張する。
これって始業式なのかそれとも入学式なのか。

式なんて無いか。
去年からいる生徒で久しぶりに勉強する人もいる
今日からガンガンと勉強だね。

普通の他の学習塾はどんな感じなんだろう。
中3生が卒業しても次々と下の学年の人がいるんだろうな。
先生は継続して頑張るのが大変じゃないのかな。
私の場合は高校受験生と一緒に3月の受験の日を目指して頑張れるし、その後はしばらくはのんびり出来る。

生徒はどうなんだろう。
吉田塾の様に2ヶ月以上も間が空けば不安でその間にいなくなる人もいる。
不安だからこそ自分で考えてやってみる期間だ。
少しだけ大人になった新3年生に数人の全く初めての生徒が一緒になる。
こんな形は塾としては珍しいのかも知れない。

生徒がいなくなる不安とその間の収入がなくなる問題がある。

今日から来てくれる生徒をしっかりと鍛えて上げる事が一番重要だ。

まずは千本ノックか?

  
Posted by sawch at 07:11Comments(0)

2024年05月27日

月曜日はいつも雨



今日もまた雨
月曜日はいつも雨が降っている様にさえ感じる

私の様な暇人は別に構わない
学校へ歩いて行く子供たちは辛いだろうな
小学生が傘をさして歩いて行くのが部屋から見える
しばらくすると中学生がジャージを着て歩いて行くのが見える

元気なら雨もまた楽しいだろう
泥んこになって学校の先生に叱られて、
臭いまま一日を過ごすのも楽しい子もいるだろう

元気じゃなければ色んな事が憂鬱を大きくするんだろう

気持ち悪いまま学校で時間を過ごしてまた雨の中を歩いて帰るなんて嫌だろうな

家に帰ったらお風呂に入って気持ち良くウトウト出来ればよい
そんな日に限って塾があるんだ

吉田塾は月曜日にはありませんのでオススメです
明日から今年の塾が始まります  
Posted by sawch at 10:25Comments(0)

2024年05月26日

信州はカッコウが似合う



今朝は早い時間からカッコウに起こされたかっこうで目が覚めた。笑
 
100メートルくらい離れた所にある小さな森の方から鳴き声がした。

はじめはどこかの家の目覚まし時計かと思ったが本物なら贅沢な目覚めだと嬉しくなった。

信州の皆さんには特別な事ではないかもしれないが全国的にはカッコウの鳴き声で目が覚めるというのはかなり贅沢だ。

カラスやサギの鳴き声ならある。

大阪の中学から戸隠に修学旅行に来てペンションのベランダでカッコウの鳴き声を聞いて感動した。朝食はヨーグルトに自家製のツルコケモモジャムが入っていて『信州やな〜』と嬉しかった。

信州はこれから良い季節です。  
Posted by sawch at 20:59Comments(0)独り言

2024年05月24日

チラシ配りで初心を思い出す



今年も生徒募集のチラシを配っている。
20年前から配っている。
「あの家も入れたな〜」
「ここはお世話になったお宅だな〜」
と懐かしい。

昔は配るにもリストがあった。
役所に行けばリストを貰えた。
子供の密度が高かった。

今はリストはなく適当に配っている。
なんとなくお年寄りの家が多い。

トヨタスパシオという車で何百回も停めて降りて配ってを繰り返した。
迷惑をかけないように走って戻って来ることも多かった。

配った事でどのくらいの人が来てくれたのだろう。

「先生!」と言われると単純な性格な為にふんぞり返ってしまう。
こうしてチラシを配っていると「生徒」が「お客様」になってくる。
「お客様」過ぎてもいけないが「先生」過ぎてもいけない。
来てくれた生徒や家庭に感謝して喜んで貰える様に努力しなくてはいけないと初心に帰る事が出来る。

結構暑いし坂道を折り畳み自転車で登るのはキツイわ。
新聞配達をしていた頃まで思い出す。  
Posted by sawch at 06:18Comments(0)

2024年05月23日

大阪の風は暑苦しく駒ヶ根の風は爽やか




30年前は大阪のアパートに住んでいたがゴールデンウィーク辺りからエアコンが必要だった。
そのエアコンを駒ヶ根に持ってきたが数年間はエアコンを維持するために年に一度の試運転をする程度しかつけなかった。

今はもう少し頻度が増えたがまだまだこの時期は必要としない。
部屋の中にいて暑くて堪らないという日は少ない。窓を開けたらさわやかな風が入って来る。

人間もそうなんです。
駒ヶ根の人は爽やかです。
必要以上主張して来なくて心地良い人が多い。
大阪の人は暑苦しい。
人の事も考えずにガンガンと迫ってくる。
「ええ事教えたろか?」とか言いながらつまらない自慢ばなしをしてくる。
でもそれは30年前の大阪なのかも知れない。
今の大阪の人はもう少し爽やかなのかも知れない。
当時のまま暑苦しいのは俺だけかも知れない。
エアコン抱いて歩こか?
  
Posted by sawch at 08:31Comments(0)独り言

2024年05月22日

日本語を知らない子どもたち



ここのところ国語の点数がとても低い生徒が目立つ。
20点台のテストを見る事がある。
テスト用紙をよく見てみると漢字はまずまず出来ている。漢字の配点が以前よりも少なくなっていてここで得点を稼ぎにくくなってはいる。

長文読解がかなり出来ていない。
そうなると当然の様に配点が高い記述問題も出来ていない。

コロナ明け辺りから目立つ。
塾に来ている生徒、これから来る生徒のいずれも低い。さらに学年平均点も低いので全体的に低いのだろう。

以前は国語は安定した得点源だった気がする。
高校入試でも70点くらいが平均点だった事もあったり、学校のテストでも60くらいは平均点レベルの生徒も取っていた。

今の様に国語が取れなくなればそれだけで五教科の点数が下がる。
読解力が無いのなら他の科目の点数も下がる。

困ったものだ。
理由と改善方法はあるだろうか。
本を読まない?
少し以前の生徒も読まなかった、私達大人も知らないうちに読まなくなった。

無理矢理こじつける様な意見だがコロナ禍の影響はないだろうか。 

家族以外の人との会話が少なくなってはいないだろうか。喋ると頭が活性化する。日本語で喋るので理路整然と会話を組み立てる練習に少しはなる様な気がする。

コロナ禍で会話が減り、ゲームに依存する割合が増えたと言えばこじつけだろうか。

私で良ければ幾らでも会話をして上げる。
でもだめか。
一方的に私が喋るばかりで生徒は眠くなるだけかも。
英語や数学を教える前に日本語を教えないと大変な事になるかもしれない。  
Posted by sawch at 06:04Comments(0)

2024年05月21日

吉田先生は天才だと言われた頃



伊那北高等学校3年生男子に英語を教えて欲しいとの依頼を受けた。
全く出来なかった。
平均的な中3生よりも低いレベルだ。
他の科目は出来るので伊那北に入ったところ「英語の授業は宇宙人が喋っている様でした。」と本人が言うほどさっぱりだったらしい。
「宇宙人」等と言う彼は可笑しくて天才的だった。
喋っていても面白くて惹き込まれる魅力がある。
しかし英語は出来なかった。

マークシートの模試は全然解らないので鉛筆を転がして答えを選ぼうとして五角形の鉛筆を買ったり、転がしていて監視の先生に注意されたりしたと話してくれた。

一緒にマークシートの問題で練習をしていた時だ。
「これは簡単で絶対に5番やろ?何故5番を選ばなかったの?」
と私が言うと彼は答えた。
「これが5番だというくらいは解ります。でも5番が3つ続いたから次は5番は無いだろうと思って他のを選んだんです。」

「5番が3つ続いたって言うけどそこはヤマカンで選んだんやからそっちを変えれば良かったやろ」
私がそう答えると、
「そうか〜、なるほど。さすが吉田先生は天才だ〜」と喜んでいる。

そこで褒められても嬉しくはないが彼の方が天才だと思う。  
Posted by sawch at 07:16Comments(0)

2024年05月16日

ブラジル人のパパ




息子が6年生の時の音楽会。
始まってしばらくしてからブラジル人のパパがやってきた。
私を見つけるとニコニコしながら隣に座った。
「デジカメを買ったんですよ〜」
と新しいカメラを出してアレコレと説明をしてくれる。
彼は日本語で話すのは問題ないが読むのは難しい。
元々説明書をキチンと読むタイプではない。
私は詳しくもないが少しは判るので機能を教えた

次の演奏が始まってカメラ談義が終わった。
『この距離からカメラで撮ってもアップは厳しいよな〜』と思ったが息子が歌うのを撮るためにカメラを新調してやってくる良いパパだと思った。

演奏中でもお構いなしに話しかけてくるのが困る。

演奏の合間に彼はどこかへ行ってしまった。
トイレかと思ったがいつまでも戻ってこない。
同じクラスの私の息子と彼の息子の演奏が始まっても戻ってこない。
彼の事が気になって息子達の演奏がよくわからなかった。

6年生が親にプレゼントを渡すというセレモニーがあった。
私の息子は私に渡した。
それに続いて彼の息子もやってきた。
「お父さんはどっか行っちゃったぞ」
息子にそう言うと
「遊びに行ったんです。」
息子は初めから知っていたようにそう言った。
「え?カメラを買って張り切っていたけど、」
「そういう人なんです。」
「どこへ行ったの?」
「名古屋です。」
「な、なごや!」
「バチンコをしにききました。」
『名古屋までパチンコ?』
理解出来ずにいると、
「彼女と遊んでるんです。」
息子は普通の顔でそう言った。
家庭環境は複雑だと聞いていた。

『じゃ、何しにここへカメラを買ってきたんだろう?』
息子は私にプレゼントを渡そうとする。
「家に帰ってお父さんに渡せ!」
そう私が言うと、
「わかりました。でも預かっておいて下さい。」
そう言ってプレゼントを置いてステージに戻った。

音楽会の後で私の息子を見つけたので、そのプレゼントを託した。

『いつもそうだがパパも息子もよ〜わからん』  
Posted by sawch at 07:56Comments(0)昔の話

2024年05月15日

吉田先生の奥様は面倒臭い?



元生徒のお母さんに偶然街で会った。
雑談が始まった。
他愛のない事をアレコレ喋った。
「吉田先生の奥様とお話ししたんですよ。」
「吉田先生の奥様ってなんか面倒臭いですよね~」
『え?突然何を言うの?』
『普通の顔をしていきなり俺にそんな事を言うか?』
少なからず驚いたがその人は表情を変えることなく続けた。
「だからお名前を直接伺おうと思うんですけど良いでしょうか?」
『あ〜そういう事か。』
「吉田先生の奥様」と私に話すのが仰々しいので簡単に名前で呼びたいという事らしい。
「今度会ったらどうぞ聞いてやって下さい。」

都井岬の野生馬  
Posted by sawch at 06:18Comments(0)独り言

2024年05月14日

倒産相次ぐ学習塾



学習塾の倒産が相次いでいる。
近畿や関東といった都市圏での件数が多い。
理由の大半が販売不振だ。
生徒が来なくて経営出来なくなったという事だろう。
個別指導が主流になっている事にも原因があると思っている。
個別指導はビジネスとしては成立させるのが難しい。
90分で1500円ほどの授業料だろうか、それで3人を一度に教えると4500円だ。
一日2コマやったら9000円だ。

3時間で9000円なら美味しい仕事の様に思える。

2コマなら何とか出来ても3コマ入れるのは時間的に難しい。3コマなら高校生を入れないといけないだろう。それが出来ないのなら最大でも9000円の売り上げだ。
毎日欠かさずに9000円を売り上げられたら成り立つだろうが、少し空きが出来るとたちまち売り上げに影響する。
バイトの時給が1500円としても3時間で4500円になる。
9000円の売り上げなら4500円の人件費が出せるかも知れない。一日の中で空きが2人分あったら9000円のはずが6000円になり、4500円の人件費を出すとオーナーの利益は無い。
教室の家賃や光熱費、宣伝広告費、場合によってはフランチャイズ元に払うロイヤリティも必要だ。
つまり生徒がほぼ満タンに来てくれて何とか成り立つビジネスだ。心や身体の不調で休まれたり、そもそも思うように生徒が集まらなかったりもする。

フランチャイズで人を雇って教室を借りてやるビジネスで個別指導は成り立たない。

生徒には関係ない様に思うかも知れないが、ビジネスが成り立たないと急に塾が無くなったり先生がいなくなったり授業がなくなったりは良く聞く。
先生が熱意を持って教える事に集中出来る様なビジネスとして安定した学習塾に通う事でリスクは減る。

駒ヶ根辺りでもかなり減っている。小規模なので倒産件数には入らないがこの10年で何件も無くなっている。

個人塾で自宅を使い、人を雇わず、こじんまりとやる。個別指導を唄わずせめて5.6人を一緒に教える。フランチャイズには入らず自分で営業し生徒を集める。
これなら成り立つと思うが家族を養えるほどの収入は難しい。
日中に稼げないからだ。
浪人生や不登校の生徒や幼児や高齢者などを日中に入れたら成り立つかもしれない。

かと言って日中に他の仕事をした後で学習塾をやるのはキツイ、と言うよりやる必要がない。

私のように子育てが済んで悠々自適とまでは言わないものの多少の余裕があったり、パート収入程度を考えれば成り立つ。

しっかりと稼がなくては倒産しそうな学習塾に入ると売り上げを上げるために沢山の追加申し込みを迫られるだろう。
経営が安定している学習塾を選ぶ事は通う側にとってもとっても重要だ。(この部分は言葉の掛け合わせです。笑)  
Posted by sawch at 08:05Comments(0)

2024年05月13日

アフリカ人のパパ



息子の1人が小学生の頃には陸上をやっていて松本や長野まで大会に行く事も少なくなかった。
そんな大会のある日の事。

「そろそろ出番なのにお父さんはどこへ行ったの?」
ある選手のお母さんに私が尋ねた。 
「車の中で寝てます。起きないんですよ。」
「昨日の夜に緊張し過ぎて寝られなくて今頃寝ています。」
お母さんは日本人でお父さんはアフリカ人だ。
陸上でアフリカ人というだけでめっちゃ速いDNAを息子に受け継いだ凄いお父さんの様なイメージだ。

確かに身体が大きくて見た目はそんな風かも知れない。
しかし何となくそうではない面白い人だ。

「俺が起こしてきてやるね」
そう言って車へ行き窓をドンドン叩いた。
しばらくすると寝ぼけた様子で起きてきた。
「走るよ〜早く応援しよう!」
「あ〜ヨシダさん!ありがとう!」

お母さんには甘えてしまって起きないが私なら起きてきた。

身体が大きく一見怖そうな甘えん坊のアフリカ人パパだ。  
Posted by sawch at 08:12Comments(0)昔の話

2024年05月12日

成績向上の極意



成績向上の極意、それは親が進化する事だろう。

家庭教師をしていた頃は毎回の様に親とも喋りご自宅の様子を知る事が出来た。
キチンとした家庭の子供はキチンとしている。
小学生の頃なんてキチンとしていればそこそこの点数は取れる。
そうすると勉強の面倒臭い事も嫌じゃなくなり周りが褒めてくれる。
何事においてもよく出来る子供になる。

「うちの子が出来ないのは私が駄目だからなんですね」
その様に悲観して捉える事を止めて、
「子供だけじゃなくて親も向上すれば子供に良い影響を与える」と考えれば良い。
これからでも大人の方から進化向上する事から始めよう。
そうすればきっと子供は変わって行く。
きっと良くなる。

私は自分の学習塾で親との関わりを重視する。
「雑談でも良いのでラインを返して下さい」と告げている。
直接の関わりの機会を持つようにしている。
中学生という微妙で難しい年代だからこそ親は私の様な専門家と関わり向上して行くと良い。

必ず子供に良い影響がある。

どの様に向上するかだがまずはネットに溢れる沢山の情報を眺めてみると良い。
1つや2つだと誤った内容に捕まるかも知れないが、沢山の情報を取捨選択すれば良い。
そしてキチンとする事や楽しむ事等子供や自分にプラスになる方向へ進もうとすればかなり違う。

成績向上の極意は親の進化だ。  
Posted by sawch at 08:42Comments(0)

2024年05月11日

私を待ってる人がいる〜



生徒募集のチラシを作って配ってます。

「私を待ってる人がいる〜」と下手な歌を歌いながら配ってます。

もう20年くらい前からやっているので懐かしい。

『随分昔にこの家にチラシを入れたな〜』と思う。

配るためのリストがあるわけではなくて適当に配る。

犬に吠えられた家には入れない。
何となくお金持ちそうな家には入れる。

毎年2,3人がチラシを見てきてくれる。
たったそれだけの人の為にこれだけの苦労をするのは割に合わないが新たな出会いが嬉しい。

過去には松本辺りまで遠征して配った事もあったがそこからの問い合わせは無い。
無いからこそ今年もチャレンジするかも知れない。

今年は生徒募集の他に「大人の勉強会」「絵本の小屋」「リンゴ農園のバイト」の3つを加えたが早速リンゴ農園への問い合わせがあった。

こういうのが楽しい。  
Posted by sawch at 22:36Comments(0)

2024年05月10日

カサブランカ



25歳の年末年始にカサブランカを旅した。
アフリカ北部の地中海と大西洋に面したモロッコという国にある町だ。

イスラム教を信じる人が多いようでヒジャブと呼ばれる白い布のワンピースの様な服を着た人が多い。
圧倒的に男性が多いのも宗教的な理由で女性はあまり出歩かないのかと思った。

旧市街はゴチャゴチャで迷路の様だ。
よりによって旧市街の安宿を選んだ。
あてがわれた部屋には男が一人寝ていた。
宿主に何か言われると僅かの荷物をまとめて出ていった。
シーツを替える事はないままで私の部屋となった。
木枠の隙間だらけの古い窓からは喧騒がモロに聞こえる。
時々コーランなのかスピーカーから大音量で何かが聞こえる。
ベッドはバネの場所がわかる様なフニャフニャで思い切り沈んで寝にくい。

最大の問題はトイレだ。
共用なのだが使い方がわからない。
真ん中に小さな穴があって水が溜まっている。
水道と小さなバケツがある。
紙はない。
壁には正体不明の指でこすった様な跡が幾つもある。
『壁で手を拭くのか?』

流石にこれはキツイわと思い考えに考えた。
旧市街に公衆トイレがあったとしてもホテルのものと似たりよったりだろう。

高級ホテルが近くにあるとガイドブックに書いてあった。
『これや!』
トイレを借りるだけというわけにはいかんやろうけどディナーは高そうだ。
カフェなら何とかなるだろう。
それでも高いかな?
防犯の為に小汚い服装でやってきたのだが入れてくれるだろうか?
日本のパスポートを見せれば大丈夫かな?

ドキドキしながらホテルに入った。
入り口にはボーイの様な人がいたがすんなりと入れた。
凄く格好良いホテルだった。
「カサブランカ」という町と同じ名前の有名な映画の舞台となったホテルらしい。
映画俳優の写真が沢山貼ってあった。
クラシック高級ホテルという雰囲気で多少ビビった。ヨーロッパに住んでいたのでなんとか付いて行けたが日本から来たら完全にビビっていただろう。

レストランはカフェタイムの様で客はほとんどいなかった。
オレンジジュースは思った程は高くなかったが泊まっている安いホテルの宿代と同じくらいだった。
トイレは近代的なヨーロッパと同じ程度のもので安心した。

何となく落ち着かなくて早目に高級ホテルから安ホテルに戻った。
翌朝は4時くらいに外のスピーカーからのコーランの様な音で目が覚めた。

長距離バスに乗る為に5時過ぎにホテルを出ようとするとロビーのソファに昨日私の部屋にいた男らしいのが寝ていて何も言わずに寝たまま手を出してきた。

部屋の鍵を握らせて僅かばかりの知識のフランス語で「さようなら」と言うと頭まで被ったシーツの中から「さようなら」と返してくれた。  
Posted by sawch at 07:49Comments(0)昔の話

2024年05月09日

大阪の修学旅行生が長野市民に迷惑をかけていた頃



私がそだった町は大阪と京都の真ん中にあって田んぼと住宅街が混在するのどかな所だった。
中学の修学旅行では貸切列車に500人の生徒が乗って長野に向かった。

先輩が非常ボタンを押して列車を止めてしまい何年か振りに専用列車を借りたのだが「絶対に非常ボタンを押すな」と言われると押したくなるのが中学生だ。
行き道だけで3回も列車は止まった。
きっと後輩の皆さんはしばらくは借りれなかった事だろう。

何時間も列車に揺られてようやく長野駅に着いた。
列車に閉じ込められていた生徒達は解き放された犬の様にキャンキャンと吠えた。
「コラ!お前はどこの学校や?」
不良の皆さんがアチコチで地元の学生さんにイチャモンをつけていた。
丁度学校帰りの時間だったのだろう。
めっちゃ迷惑だろう。
私の中学はまだ田舎の学校なのでましだったかも知れない。
大阪の町中の学校はずっとガラが悪かったはずだ。
そいつらを乗せた列車が着く度にイチイチ絡まれていたらたまったものではない。

「長野の学校の名前を言われてもわからんやろ?」
不良の友達にそう言うと何故か納得していた。

いまではそうした光景も見られない事だろう。  
Posted by sawch at 07:45Comments(0)昔の話

2024年05月08日

中3男子



塾に入るための面談をした中3男子。
「好きな事を楽しむ生き方をしたい。」
そんな風に話すノビノビした子だ。
「好きな事を楽しむためには高校受験を頑張らないといけない。」
きちんと理解している。

「女子は人間関係なんかで思い悩む子が多いけど男子には多くはないかな。」
お母さんとそんな話しをした。

「うちの子は何にも考えてなさそう。」
と言うお母さんに対して、
「何にもって事はないよ。少しは考えてるよ。」
と答える息子。

ほのぼのとしていて良い。
このままノビノビと育って欲しい。  
Posted by sawch at 08:06Comments(0)

2024年05月07日

甲斐西八代七福神めぐり




人が多いのは大の苦手。
その上天気予報はあまり良くない。
それほど人気でない山すらやめて七福神めぐりをしようと思って適当に検索した。

日本中には沢山の七福神めぐりがある。
神や仏や寺社仏閣に興味があるわけではない。
しかしお寺の穏やかな雰囲気は嫌いではない。
七福神めぐりはお寺めぐりらしい。

歩いて回れる七福神めぐりを探すのが大変で、どこに車を止めてどう歩くのかの情報は少ない。

ルート近くに駐車場を見つけてスタート。
だいたい予想通りで少し田舎町の中にある小さなお寺を巡り歩く。
穏やかな街歩きが目的だと思えばまずまず良い。
しかし特別楽しいとかはない。
全部歩いて11キロちょっと。
まだ暑くないので心地良い。

何があったらもっと楽しくてもっと沢山の人が歩けるのかをボンヤリと考えた。

まずはご褒美だ。イイねが欲しい。
御朱印は頂けるそうだが1箇所で300円かかる。御朱印帳は1000円から2000円もする。
しかも小さなお寺は不在が多くて貰うのが大変らしい。
そもそもモノは要らない。
その場に行くとアプリでチェックインしてイイねの様なものが貰えるようにならないか。

歩くために情報も嬉しい。
駐車場やトイレやルートや自分の位置や目的地がわかると助かる。登山アプリにはそのようなものがあるのでこうしたハイキング情報も取り組んで欲しい。

もう一つ、お寺がもっとフレンドリーであって欲しい。地域の人の拠り所がお寺だったと思うが世界の人が拠り所にする様な場所であって欲しい。
トイレやベンチを置いてお茶の一杯も出して欲しい。お寺もお忙しいし、金にもならない観光客を相手にしないのも当然かも知れないが七福神めぐりのノボリまで立てているのなら少しくらいは期待したい。
お接待文化のある四国でもお接待をするのは地域の人でお寺ももう少し暖かい存在であったら良かった。

『こんな感じだろう』と思っていたくらいの七福神めぐりだったので不満はない。
しかしこのブログを見た人が「私も歩きたい」と言われたら「せっかくならもっと楽しい所があるかも?」と言うかもしれない。

七福神めぐりは信仰心でなくて観光だ。
もう少し上手に売り出せば良いと思った。
  
Posted by sawch at 08:27Comments(0)歩く

2024年05月04日

朝食 > 学習塾



テレビで言ってました。
秋田県の子どもは全国学力テストの結果がとても良くてその原因を探ったら昔から続く探求授業の成果としっかりと朝食を摂ってくる子どもが多いという点が他県よりも勝っているそうです。

朝食を摂ることでエネルギーが脳に回ってしっかりと勉強が出来るという身体の点からも良いです。
朝食をしっかりと作って食べさせる様な家庭は何事にもちゃんとしていてその結果が学力につながっているという事も考えられるそうだ。

また秋田県は学習塾に通う子どもの割合が少ないらしい。
この結果は学習塾オーナーの私にはショッキングだが、基礎学力が備わっているので小中学校の頃は行かなくても良いという事かも知れない。
それなら納得する。

駒ヶ根近辺の子どもが普通の公立高校に通う為に学習塾はいらない。受験前に少しだけ頼るのは良いかも知れないが、その事よりもしっかりと育てる事に力を入れるという事だろう。

いずれにせよ我が子をしっかりと育てる事に力を入れるという事だろう。
めっちゃ大変だと思うけど人生一番の楽しい事ですよ。  
Posted by sawch at 21:39Comments(0)