2021年07月31日
公文学研ECC
新しく入って来てくれた中学生のお母さんとの会話の中で、「この子は小学生の時に公文に行ってたので計算は出来るんです。」との話しを聞いた。
「へー、そうなんだ」と思いながら昔、新大阪で働いていた頃に近くに公文の本部か何かがあったのを思い出した。
そういえば学研やECCに行っていて掛け持ちで私の所に来てくれた生徒が何人かいた。
駒ヶ根にもそうした教室がアチコチにある。
『中学生も教えるのなら俺の商売敵か?』
一瞬そうも考えたが駒ヶ根だけでも中学生は1000人位いる。
私の所など20人も生徒がいればもういっぱいだ。
生徒を取り合う程のシェアは必要ない。
そんな事よりも思う事がある。
きっと小学生が何人も来てとても賑やかなのだろう。
俺には無理。
中学生でも1年生等はスズメの様に賑やかで得意ではない。
そんな小学生を教えられるなんて凄い。
学校ほど厳しく言う事も出来ないのかも知れない。
自分が出来ない事が出来る人は凄い。
どうやったら大人しくさせる事が出来るんだろう?
俺ならブチ切れて叱ってしまい、みんな泣いて帰ってしまうかも知れない。
月謝ってどのくらいなのだろう?
出来れば安いと嬉しい。
学校以外の子供の居所にもなるし、
それで解る事が増えれば良いことだ。
ふとそうした関係の無いことを色々と考えた。
教室、塾の皆様、少子化、コロナ禍の中で大変ですが頑張りましょう!
「へー、そうなんだ」と思いながら昔、新大阪で働いていた頃に近くに公文の本部か何かがあったのを思い出した。
そういえば学研やECCに行っていて掛け持ちで私の所に来てくれた生徒が何人かいた。
駒ヶ根にもそうした教室がアチコチにある。
『中学生も教えるのなら俺の商売敵か?』
一瞬そうも考えたが駒ヶ根だけでも中学生は1000人位いる。
私の所など20人も生徒がいればもういっぱいだ。
生徒を取り合う程のシェアは必要ない。
そんな事よりも思う事がある。
きっと小学生が何人も来てとても賑やかなのだろう。
俺には無理。
中学生でも1年生等はスズメの様に賑やかで得意ではない。
そんな小学生を教えられるなんて凄い。
学校ほど厳しく言う事も出来ないのかも知れない。
自分が出来ない事が出来る人は凄い。
どうやったら大人しくさせる事が出来るんだろう?
俺ならブチ切れて叱ってしまい、みんな泣いて帰ってしまうかも知れない。
月謝ってどのくらいなのだろう?
出来れば安いと嬉しい。
学校以外の子供の居所にもなるし、
それで解る事が増えれば良いことだ。
ふとそうした関係の無いことを色々と考えた。
教室、塾の皆様、少子化、コロナ禍の中で大変ですが頑張りましょう!
タグ :塾、教室
2021年07月31日
ドイツくん
皆さんはドイツくんという言葉を知ってますか?
私が住んでいた頃にドイツのデュッセルドルフの日本人社会で聞いた言葉です。
ドイツの駐在員の家庭に育った子供が日本に帰国したあと、自己主張が強すぎて周囲からドイツくんと呼ばれて浮いてしまったり、虐められたりするケースがある、という事だった。
ドイツでは自分の意見を言わない人は馬鹿にされたり、評価されなかったりする。
自分の意見を持ち、それをしっかりと主張出来る様に教育される。
我々の様に日本で育った人間は戸惑い、幾分影響を受ける。
現地で育った子供は親が日本人であっても強く影響を受ける。
デュッセルドルフの駐在員は大企業のエリートが多く、日本人であっても自己主張が強く、競争大好きな人の割合が多かった様にも思う。
そんな人たちでさえ我が子が日本に帰ったあとの事を危惧していた。
前任の会社の先輩から帰国後のドイツくんの話しを聞いて、ふと我が子を見ると心配になる事が多かったらしい。
自己主張は悪い事ではないので子供に改めさせるのもためらわれる。
「将来は日本の総理大臣になる。」
凄く優秀で良い子だった知人の息子はドイツではそう言っていた。
帰国後、知人に会ったところ、
「僕はお父さんの思う通りの大人にはならない」
息子にそう言われたらしい。
帰国後の彼には何があったのだろう。
やはりドイツくんと呼ばれて辛い思いをしたのかも知れない。
ドイツ人には親切にして貰い、良い印象ばかりがある私だ。
しかしオリンピックでドイツの国旗を見て、ふとこの話しを思い出し、あの頃ドイツくんと呼ばれて辛い思いをした帰国子女は今頃どうしているだろうか?と思った。
デュッセルドルフ日本人幼稚園 今もあるのかな?

私が住んでいた頃にドイツのデュッセルドルフの日本人社会で聞いた言葉です。
ドイツの駐在員の家庭に育った子供が日本に帰国したあと、自己主張が強すぎて周囲からドイツくんと呼ばれて浮いてしまったり、虐められたりするケースがある、という事だった。
ドイツでは自分の意見を言わない人は馬鹿にされたり、評価されなかったりする。
自分の意見を持ち、それをしっかりと主張出来る様に教育される。
我々の様に日本で育った人間は戸惑い、幾分影響を受ける。
現地で育った子供は親が日本人であっても強く影響を受ける。
デュッセルドルフの駐在員は大企業のエリートが多く、日本人であっても自己主張が強く、競争大好きな人の割合が多かった様にも思う。
そんな人たちでさえ我が子が日本に帰ったあとの事を危惧していた。
前任の会社の先輩から帰国後のドイツくんの話しを聞いて、ふと我が子を見ると心配になる事が多かったらしい。
自己主張は悪い事ではないので子供に改めさせるのもためらわれる。
「将来は日本の総理大臣になる。」
凄く優秀で良い子だった知人の息子はドイツではそう言っていた。
帰国後、知人に会ったところ、
「僕はお父さんの思う通りの大人にはならない」
息子にそう言われたらしい。
帰国後の彼には何があったのだろう。
やはりドイツくんと呼ばれて辛い思いをしたのかも知れない。
ドイツ人には親切にして貰い、良い印象ばかりがある私だ。
しかしオリンピックでドイツの国旗を見て、ふとこの話しを思い出し、あの頃ドイツくんと呼ばれて辛い思いをした帰国子女は今頃どうしているだろうか?と思った。
デュッセルドルフ日本人幼稚園 今もあるのかな?

タグ :自己主張、ドイツ、帰国子女、
Posted by sawch at
08:00
│Comments(0)
2021年07月30日
オタクになろうよ
「さっきのバドミントンの試合は凄かったな」
「そうなんですか?見てません」
私と中学生のバド部の生徒との会話だ。
鹿島港は掘り込み港である。
と地理の問題集にあったのでサッカー部の生徒に
「アントラーズがあるとこじゃん」
と言うと、きょとんとしている。
部活動の競技にあまり興味が無い生徒が多い。
ある生徒の姉が長野高専に進学したがついていけずに途中で辞めてしまい、再進学をめざして私の生徒になった。
「勉強が得意だと思って行ったら全然ついていけませんでした。みんな凄いんです。私は勉強のつもりで工業をやってたんですけど、休み時間や寮に戻っても工業の話しばかりしてるんです」
「趣味まで工業なんだね。」
「そうみたいです」
オタクって強い。
オタクって本来はアニメ、ゲーム、フィギュア、
アイドル等のサブカルチャーの愛好者の事を言うのだか、もう少し範囲を広げて良い意味で使うべきじゃないだろうか?
私も小学生の終わりの頃はオタクだったかも知れない。
阪神タイガースの選手の事に興味があった。
全選手の背番号、名前、顔、出身校、その年の打率、ホームラン数、勝ち負け、防御率、等を覚えた。
学校のテスト用紙の裏にはその知識をひけらかそうとしていつもそれらを書いていた。
タイガースだけではない。
ある年の王選手は400打数130安打で打率は3割2分5厘だった。いまだに覚えている。
「昨日の試合の6回に江夏が末次に投げた3球目のストレートは凄く速かったな、」
休み時間はいつもそんな話しをしながら野球をして、真似ていた。
甲子園に何度も観戦に行き、忍び込んだベンチから見たグラウンドの輝きはいまだに覚えている。
阪神の寮の虎風荘の周りをうろついて若手選手を探した。掛布を見た時は興奮した。
阪神ファンの雑誌を定期購読した。
オタクって楽しいぞ。
皆さん、何でも良いから熱中できる物があると楽しいよ。
駒ヶ根から天竜峡までのサイクリング

「そうなんですか?見てません」
私と中学生のバド部の生徒との会話だ。
鹿島港は掘り込み港である。
と地理の問題集にあったのでサッカー部の生徒に
「アントラーズがあるとこじゃん」
と言うと、きょとんとしている。
部活動の競技にあまり興味が無い生徒が多い。
ある生徒の姉が長野高専に進学したがついていけずに途中で辞めてしまい、再進学をめざして私の生徒になった。
「勉強が得意だと思って行ったら全然ついていけませんでした。みんな凄いんです。私は勉強のつもりで工業をやってたんですけど、休み時間や寮に戻っても工業の話しばかりしてるんです」
「趣味まで工業なんだね。」
「そうみたいです」
オタクって強い。
オタクって本来はアニメ、ゲーム、フィギュア、
アイドル等のサブカルチャーの愛好者の事を言うのだか、もう少し範囲を広げて良い意味で使うべきじゃないだろうか?
私も小学生の終わりの頃はオタクだったかも知れない。
阪神タイガースの選手の事に興味があった。
全選手の背番号、名前、顔、出身校、その年の打率、ホームラン数、勝ち負け、防御率、等を覚えた。
学校のテスト用紙の裏にはその知識をひけらかそうとしていつもそれらを書いていた。
タイガースだけではない。
ある年の王選手は400打数130安打で打率は3割2分5厘だった。いまだに覚えている。
「昨日の試合の6回に江夏が末次に投げた3球目のストレートは凄く速かったな、」
休み時間はいつもそんな話しをしながら野球をして、真似ていた。
甲子園に何度も観戦に行き、忍び込んだベンチから見たグラウンドの輝きはいまだに覚えている。
阪神の寮の虎風荘の周りをうろついて若手選手を探した。掛布を見た時は興奮した。
阪神ファンの雑誌を定期購読した。
オタクって楽しいぞ。
皆さん、何でも良いから熱中できる物があると楽しいよ。
駒ヶ根から天竜峡までのサイクリング

2021年07月29日
金銀銅
オリンピックを楽しんでいる。
戦いを終えて金銀銅のメダルを下げた選手達が笑顔で並んでいる姿は見ていてほのぼのとする。
金メダルが取れなくて悔しい選手もいるだろう。
素直に結果を喜べなくても仕方がないかもしれない。
みんな若いのに人間が出来ている。
俺ならどうだろう?
金メダルを期待されるレベルで銀メダルに終わってしまったら?
きっとメダルを貰わずに怒って帰ってしまうだろう。そのくせ後で「銀メダルを貰ってきて!」と誰かに頼むだろう。自分に勝った選手を呪い、今後活躍しない事を祈るだろう。
『どんだけ人間ができてないねん。』
柔道を見ていると、必死で戦って試合が終わると勝者と敗者が抱き合っている選手がいた。
顔を近づけて何かを言っている。
何を言ったのか気になった。
俺だったら、「死ね、次は負けろ」位しか言えないかも知れない。
選手の皆さんは心が凄い。
それに対して自分は心が育っていないと思う。
選手よりも長く生きているのに、
お遍路に行き感謝の心を沢山学んだはずなのに、
実際にオリンピックに出て必死で戦えば笑顔でいられるような人になれるのかも知れない。
自分が金メダルを取った選手の立場として、銀メダルや銅メダルの選手が「死ね」と言ったり、帰ってしまったりすれば、『次も勝てる』と安心出来るかも知れない。
笑顔で目を見つめて「おめでとう」とか言われたら、『やばい、こいつ人間が出来ている』と思うだろう。
スポーツに限らず文化系の活動でも良い。勝ちを目指して戦う経験は心を育てる。
大人になると、そういうのって無い。
あるのだが逃げている。
本気で戦うって羨ましい。
という事で最後のこじつけです。
高校受験を本気で戦うと立派な人間になれます。
戦わないといつまでたっても俺のような人間でいます。皆さん、頑張ろう!
池田町にて

戦いを終えて金銀銅のメダルを下げた選手達が笑顔で並んでいる姿は見ていてほのぼのとする。
金メダルが取れなくて悔しい選手もいるだろう。
素直に結果を喜べなくても仕方がないかもしれない。
みんな若いのに人間が出来ている。
俺ならどうだろう?
金メダルを期待されるレベルで銀メダルに終わってしまったら?
きっとメダルを貰わずに怒って帰ってしまうだろう。そのくせ後で「銀メダルを貰ってきて!」と誰かに頼むだろう。自分に勝った選手を呪い、今後活躍しない事を祈るだろう。
『どんだけ人間ができてないねん。』
柔道を見ていると、必死で戦って試合が終わると勝者と敗者が抱き合っている選手がいた。
顔を近づけて何かを言っている。
何を言ったのか気になった。
俺だったら、「死ね、次は負けろ」位しか言えないかも知れない。
選手の皆さんは心が凄い。
それに対して自分は心が育っていないと思う。
選手よりも長く生きているのに、
お遍路に行き感謝の心を沢山学んだはずなのに、
実際にオリンピックに出て必死で戦えば笑顔でいられるような人になれるのかも知れない。
自分が金メダルを取った選手の立場として、銀メダルや銅メダルの選手が「死ね」と言ったり、帰ってしまったりすれば、『次も勝てる』と安心出来るかも知れない。
笑顔で目を見つめて「おめでとう」とか言われたら、『やばい、こいつ人間が出来ている』と思うだろう。
スポーツに限らず文化系の活動でも良い。勝ちを目指して戦う経験は心を育てる。
大人になると、そういうのって無い。
あるのだが逃げている。
本気で戦うって羨ましい。
という事で最後のこじつけです。
高校受験を本気で戦うと立派な人間になれます。
戦わないといつまでたっても俺のような人間でいます。皆さん、頑張ろう!
池田町にて

2021年07月28日
大阪なおみさん
大阪なおみさんが負けてしまった。
う〜ん、残念。
前の試合なんかを見ていると、
『金メダル、いけるやろ』
そう思った人は多いのではないだろうか。
相手選手はランキング40位台との事で
『楽勝じゃない?』
そう思ってしまった。
この慢心が良くなかったのかもしれない。
いや、俺の慢心なんてどうでも良い。
相手選手が凄かった。
何を打っても返してくる。
ミスが殆ど無い。
サーブも効果的だ。
ドロップショットは大阪さんが全然届かない様な球が幾つもあった。
これらによってベースを乱されて、心も乱されたのかもしれない。かなり研究されてたんだろう。
素人解説者でスミマセン。素人解説は無責任でまた楽しい。大阪には今だにPL学園を語り酒を飲むオジサンが沢山いるだろう。
これが勝負だし、こういう事があるから応援したくなるし、手に汗握るんだ。
やっぱりスポーツは見ていて楽しい。
自分でやるともっと楽しいだろうな。
今日は4年生4人組だ。
楽しくやろう。
う〜ん、残念。
前の試合なんかを見ていると、
『金メダル、いけるやろ』
そう思った人は多いのではないだろうか。
相手選手はランキング40位台との事で
『楽勝じゃない?』
そう思ってしまった。
この慢心が良くなかったのかもしれない。
いや、俺の慢心なんてどうでも良い。
相手選手が凄かった。
何を打っても返してくる。
ミスが殆ど無い。
サーブも効果的だ。
ドロップショットは大阪さんが全然届かない様な球が幾つもあった。
これらによってベースを乱されて、心も乱されたのかもしれない。かなり研究されてたんだろう。
素人解説者でスミマセン。素人解説は無責任でまた楽しい。大阪には今だにPL学園を語り酒を飲むオジサンが沢山いるだろう。
これが勝負だし、こういう事があるから応援したくなるし、手に汗握るんだ。
やっぱりスポーツは見ていて楽しい。
自分でやるともっと楽しいだろうな。
今日は4年生4人組だ。
楽しくやろう。
Posted by sawch at
07:48
│Comments(0)
2021年07月27日
エアコンの使い方
25年ほど前、大阪のアパートに住んでいたがゴールデンウィーク辺りの時期からエアコン無しでは過ごせなかった。
長野県に移住してそのまま持って来たエアコンはどちらと言うと不必要なものだった。
昼間の暑さは室内なら我慢できない程ではなく、窓を開けて扇風機で過ごせた。
しかし、今は毎日の様にエアコンをつけている。
快適だ。
昼間にテレビを見る時は外光が反射して見にくいので窓を閉めてカーテンを引く。そしてエアコンをつける。テレビに集中出来る。贅沢だ。
この暑い中、何日かに一度ジョギングをする。ゆっくりと1時間ほど走ると熱中症の一歩手前の様になる。家に戻りシャワーで汗を流して体温を下げる。冷たいものを飲み、エアコンをつける。
快感。
海にも山にもましては海外には行けない。
そんな私の小さな贅沢がエアコンをつけて、
冷たいものを飲み、美味しいものを食べ、
テレビを見る。
オリンピックに甲子園、佐藤君に、大谷君、
う〜ん。ほとんどセレブじゃないかな?
長野県に移住してそのまま持って来たエアコンはどちらと言うと不必要なものだった。
昼間の暑さは室内なら我慢できない程ではなく、窓を開けて扇風機で過ごせた。
しかし、今は毎日の様にエアコンをつけている。
快適だ。
昼間にテレビを見る時は外光が反射して見にくいので窓を閉めてカーテンを引く。そしてエアコンをつける。テレビに集中出来る。贅沢だ。
この暑い中、何日かに一度ジョギングをする。ゆっくりと1時間ほど走ると熱中症の一歩手前の様になる。家に戻りシャワーで汗を流して体温を下げる。冷たいものを飲み、エアコンをつける。
快感。
海にも山にもましては海外には行けない。
そんな私の小さな贅沢がエアコンをつけて、
冷たいものを飲み、美味しいものを食べ、
テレビを見る。
オリンピックに甲子園、佐藤君に、大谷君、
う〜ん。ほとんどセレブじゃないかな?

2021年07月26日
オリンピック
オリンピックを手に汗握って応援している。
テレビのチャンネルを変えると色んな競技をやっていて楽しい。
日本人が勝てばうれしいし、負ければ残念だ。
日本人ではあるけれど全然知らない人だ。
それでも応援したくなる。その選手のエピソードが紹介されるとさらに応援したくなる。
外国人選手でもエピソードを紹介されると応援したくなる。
昨日の女子バレーボールは日本とケニアの試合だった。
『ケニアの選手ってめっちゃ強そうだ。。。』
そう思って見ていたが、日本が優勢に立った。
「よっしゃ~」と叫びながら見ていた。
落ち込んだ表情を見せながらも、気持ちを切り替えて盛り上げようとしているケニア選手。
なんか可愛い。
『めっちゃ強いように見えても、そうではないんだな。』
良く見れば全員がすごい髪形をしている。
赤や緑に染めたり、刈り上げていたり、
『おしゃれをして盛り上がりたい可愛い女子なんだろうな。』
オリンピックで勝ったことがなく、日本から一度もセットを取ったことがない、とアナウンサーが言った。
めっちゃケニアを応援した。
最後はあっけなく終わってしまった。
試合後に日本選手がインタビューを受けている映像の後ろにケニアの選手たちが映っていた。
一塊になってどこかの方へポーズを取っている。ニコニコ笑っている。
『あれってもしかしたら、ケニアのテレビカメラに向かってるんじゃないかな?』
『きっと遠く離れたケニアのお父さんやお母さんに笑顔を向けているんだろうな』
そんな風に勝手に思うとこみあげてくるものがある。
『大会が終わったら日本選手と一緒に観光したり、交流したりする機会があると良いな。』
オリンピックには反対する人もいるだろうし、興味がない人もいるだろう。
それはそれでいい。
このようにオリンピックで心を震わせている自分は嫌いではない。
無理やりのこじつけのようだが、この自分だから中学生たちがついてきてくれるのだろうと思う。
今日もテレビが楽しみだ。。。
テレビのチャンネルを変えると色んな競技をやっていて楽しい。
日本人が勝てばうれしいし、負ければ残念だ。
日本人ではあるけれど全然知らない人だ。
それでも応援したくなる。その選手のエピソードが紹介されるとさらに応援したくなる。
外国人選手でもエピソードを紹介されると応援したくなる。
昨日の女子バレーボールは日本とケニアの試合だった。
『ケニアの選手ってめっちゃ強そうだ。。。』
そう思って見ていたが、日本が優勢に立った。
「よっしゃ~」と叫びながら見ていた。
落ち込んだ表情を見せながらも、気持ちを切り替えて盛り上げようとしているケニア選手。
なんか可愛い。
『めっちゃ強いように見えても、そうではないんだな。』
良く見れば全員がすごい髪形をしている。
赤や緑に染めたり、刈り上げていたり、
『おしゃれをして盛り上がりたい可愛い女子なんだろうな。』
オリンピックで勝ったことがなく、日本から一度もセットを取ったことがない、とアナウンサーが言った。
めっちゃケニアを応援した。
最後はあっけなく終わってしまった。
試合後に日本選手がインタビューを受けている映像の後ろにケニアの選手たちが映っていた。
一塊になってどこかの方へポーズを取っている。ニコニコ笑っている。
『あれってもしかしたら、ケニアのテレビカメラに向かってるんじゃないかな?』
『きっと遠く離れたケニアのお父さんやお母さんに笑顔を向けているんだろうな』
そんな風に勝手に思うとこみあげてくるものがある。
『大会が終わったら日本選手と一緒に観光したり、交流したりする機会があると良いな。』
オリンピックには反対する人もいるだろうし、興味がない人もいるだろう。
それはそれでいい。
このようにオリンピックで心を震わせている自分は嫌いではない。
無理やりのこじつけのようだが、この自分だから中学生たちがついてきてくれるのだろうと思う。
今日もテレビが楽しみだ。。。
2021年07月25日
松商学園甲子園出場おめでとう
松商学園野球部甲子園出場おめでとうございます。
長男、三男、二人が松商学園に通っていた。
サッカー部だった。
彼らが在籍時にも甲子園に出たが3年生の時では無かったのでサッカー部の親でもあり応援には行かなかった。
甲子園はええね。
アルプススタンドでチアリーダーと一緒に応援するのはどれほど楽しい事か。
チアリーダー好きのオジサン趣味ではないです。
サッカー部が全国大会に出た時は勿論応援に行った。チアリーダーや吹奏楽の生徒が正月の寒空の下、チアリーダーは素足を出し、吹奏楽部は手を温めながら必死で応援していた。
その生徒達の親もいた。
サッカー部を応援する娘の応援のために来ていた。熱いものを感じた。
甲子園はさらに良い。
鉄傘に響く音が良い。
野球は名前をアナウンスしてくれる。
我が子の名前が銀傘に響いて、その名前に多くの人がメガホンを鳴らして応援をしてくれる。
想像しただけでグッと来る。
やっぱり野球はええね。
甲子園はええね。
青春ってええね。
ええもんはええ。
長男、三男、二人が松商学園に通っていた。
サッカー部だった。
彼らが在籍時にも甲子園に出たが3年生の時では無かったのでサッカー部の親でもあり応援には行かなかった。
甲子園はええね。
アルプススタンドでチアリーダーと一緒に応援するのはどれほど楽しい事か。
チアリーダー好きのオジサン趣味ではないです。
サッカー部が全国大会に出た時は勿論応援に行った。チアリーダーや吹奏楽の生徒が正月の寒空の下、チアリーダーは素足を出し、吹奏楽部は手を温めながら必死で応援していた。
その生徒達の親もいた。
サッカー部を応援する娘の応援のために来ていた。熱いものを感じた。
甲子園はさらに良い。
鉄傘に響く音が良い。
野球は名前をアナウンスしてくれる。
我が子の名前が銀傘に響いて、その名前に多くの人がメガホンを鳴らして応援をしてくれる。
想像しただけでグッと来る。
やっぱり野球はええね。
甲子園はええね。
青春ってええね。
ええもんはええ。
2021年07月24日
どなたか、駒ヶ根で塾をしませんか?
どなたか、駒ヶ根で塾をしませんか?
この時期は新しい生徒が何人も入ってきてくれる。
その人たちの多くから他の塾や家庭教師派遣会社の情報が入ってくる。
すこぶる評判が悪い。
中身がお粗末なのに料金だけが一流だ。
よくテレビCMをしている家庭教師派遣会社に依頼したら料金がとても高く、教えに来た先生は否定的な発言ばかりで質問には上手く答えてくれない。それで辞めたらしい。
かなり勉強が苦手な生徒が少しでも学校の授業がわかれば、と思って塾に入れた。学校の教科書や宿題はさせて貰えず塾で購入した問題集を使うので結局学校の授業はわからないままらしい。
伊那北理数科に行った生徒がいて、中学生時代に教えた私に継続依頼が来たが、そんな難しいのは無理、と断ったらテレビでもよく聞く塾に入った。
一年半通って学校の定期テストの数学が3点だったらしい。あんまりだわ。もし塾が無ければ中学生時代に私が教えた通りに基礎を反復してもう少しは取れただろう。
もうちょっと良い塾はこの辺りには無いの?
あるのかも知れない。あるのだろう。いや、あって欲しい。
私の耳に入るのがたまたまお粗末な所が多いのだろう。
勿論、良い塾に巡り合った人は私の所には来ないから何とも言えない部分はある。
でも生徒から友達が行く塾の話しを聞いてもレベルが低い。
少なくとも教える人は心を込めて、気合を入れてやらないとだめだ。
生徒の内面に働きかけないとだめだ。
片手間のアルバイト気分の先生に教わると悲惨だ。
魂のこもった先生、私の好きな駒ヶ根の生徒、家庭を救ってくれませんか?
安くて、面倒見が良くて、教える技術がある人、
大学受験まで教えられる人、いないかな?
「お前がやれ」
そう言われそうだが、私は間もなく引退です。
心も体も限界です。いや、そこまでではないけど、これ以上拡げる事は出来ない。
海外青年協力隊の訓練所があるので、そこで頑張った人とかどうかな?
田舎暮らしを考える都会の方、どうかな?
いい人が多くて気候も良い所だよ。
生徒も素直で良い子ばかりだよ。
この時期は新しい生徒が何人も入ってきてくれる。
その人たちの多くから他の塾や家庭教師派遣会社の情報が入ってくる。
すこぶる評判が悪い。
中身がお粗末なのに料金だけが一流だ。
よくテレビCMをしている家庭教師派遣会社に依頼したら料金がとても高く、教えに来た先生は否定的な発言ばかりで質問には上手く答えてくれない。それで辞めたらしい。
かなり勉強が苦手な生徒が少しでも学校の授業がわかれば、と思って塾に入れた。学校の教科書や宿題はさせて貰えず塾で購入した問題集を使うので結局学校の授業はわからないままらしい。
伊那北理数科に行った生徒がいて、中学生時代に教えた私に継続依頼が来たが、そんな難しいのは無理、と断ったらテレビでもよく聞く塾に入った。
一年半通って学校の定期テストの数学が3点だったらしい。あんまりだわ。もし塾が無ければ中学生時代に私が教えた通りに基礎を反復してもう少しは取れただろう。
もうちょっと良い塾はこの辺りには無いの?
あるのかも知れない。あるのだろう。いや、あって欲しい。
私の耳に入るのがたまたまお粗末な所が多いのだろう。
勿論、良い塾に巡り合った人は私の所には来ないから何とも言えない部分はある。
でも生徒から友達が行く塾の話しを聞いてもレベルが低い。
少なくとも教える人は心を込めて、気合を入れてやらないとだめだ。
生徒の内面に働きかけないとだめだ。
片手間のアルバイト気分の先生に教わると悲惨だ。
魂のこもった先生、私の好きな駒ヶ根の生徒、家庭を救ってくれませんか?
安くて、面倒見が良くて、教える技術がある人、
大学受験まで教えられる人、いないかな?
「お前がやれ」
そう言われそうだが、私は間もなく引退です。
心も体も限界です。いや、そこまでではないけど、これ以上拡げる事は出来ない。
海外青年協力隊の訓練所があるので、そこで頑張った人とかどうかな?
田舎暮らしを考える都会の方、どうかな?
いい人が多くて気候も良い所だよ。
生徒も素直で良い子ばかりだよ。
タグ :塾、駒ヶ根、
2021年07月23日
竪琴を弾く白い服の女性
10代の終わりに近い年の夏だった。
大阪の夏の夜は蒸し暑く毎日が寝苦しかった。
網戸をつけた窓を開けて寝るが、蚊が入ってきたり、外の気配が聞こえてきて安眠出来ない夜が続く。
嫌な夢をよく見た。
オリンピックの儀式に出て来るような白くヒラヒラとした服を着た美しい女性がポロンポロンと竪琴を弾いている。
私をじっと見つめて微かな微笑みを抱いている。
『この女性に引き込まれたらあの世に連れて行かれるんだろうな』
そんな気がしていた。
『これって現実ではなくてただの夢だ』
同時にそんな気もしていた。
少しずつ目が覚めてくるのが判った。
『やっぱり夢だったんだ』
恐怖が薄らいできた。
しかし何故か竪琴の音が聞こえる。
目が覚めれば覚めるほどしっかりと聞こえる。
「ポロンポロン」
部屋の外のベランダの方から聞こえてくる。
『これって幽霊だな』
『あの夢は現実だった』
『目を開ければ絶対に幽霊がいる』
少し目を開けた。
夢に出て来た美しい女性が白いヒラヒラした服を着て竪琴を弾いている。
「ポロンポロン」
夢ではなくて現実の音が聞こえる。
『俺もいよいよ幽霊デビューだ。』
恐怖感はなかった。
『この美しい女性に連れて行かれてしまうんだろうか』
ぼんやりとそんな事を考えながら薄目を開けたり、目を閉じたりを繰り返した。
『まあ、それも良いか』
思い切って目をしっかりと開いた。
窓に掛かるレースのカーテンが微かに揺れていた。そばに置いたクラシックギターにカーテンが触れるとポロンポロンと音が鳴っていた。
幽霊デビューは持ち越しとなった。
ホッとしたというより残念だった。
連れて行かれても良かったかも?
オリンピックの儀式の映像を見るとあの夏の夜を思い出す。
今日も見るかも知れない儀式に出て来る女性があの夜と同じ顔だったらちょっと嬉しい。
大阪の夏の夜は蒸し暑く毎日が寝苦しかった。
網戸をつけた窓を開けて寝るが、蚊が入ってきたり、外の気配が聞こえてきて安眠出来ない夜が続く。
嫌な夢をよく見た。
オリンピックの儀式に出て来るような白くヒラヒラとした服を着た美しい女性がポロンポロンと竪琴を弾いている。
私をじっと見つめて微かな微笑みを抱いている。
『この女性に引き込まれたらあの世に連れて行かれるんだろうな』
そんな気がしていた。
『これって現実ではなくてただの夢だ』
同時にそんな気もしていた。
少しずつ目が覚めてくるのが判った。
『やっぱり夢だったんだ』
恐怖が薄らいできた。
しかし何故か竪琴の音が聞こえる。
目が覚めれば覚めるほどしっかりと聞こえる。
「ポロンポロン」
部屋の外のベランダの方から聞こえてくる。
『これって幽霊だな』
『あの夢は現実だった』
『目を開ければ絶対に幽霊がいる』
少し目を開けた。
夢に出て来た美しい女性が白いヒラヒラした服を着て竪琴を弾いている。
「ポロンポロン」
夢ではなくて現実の音が聞こえる。
『俺もいよいよ幽霊デビューだ。』
恐怖感はなかった。
『この美しい女性に連れて行かれてしまうんだろうか』
ぼんやりとそんな事を考えながら薄目を開けたり、目を閉じたりを繰り返した。
『まあ、それも良いか』
思い切って目をしっかりと開いた。
窓に掛かるレースのカーテンが微かに揺れていた。そばに置いたクラシックギターにカーテンが触れるとポロンポロンと音が鳴っていた。
幽霊デビューは持ち越しとなった。
ホッとしたというより残念だった。
連れて行かれても良かったかも?
オリンピックの儀式の映像を見るとあの夏の夜を思い出す。
今日も見るかも知れない儀式に出て来る女性があの夜と同じ顔だったらちょっと嬉しい。
2021年07月22日
暇な塾家庭教師です
私は暇な塾家庭教師です。
は?生徒募集終了とか、満員御礼とか、
めっちゃ自慢してるやん?
そうです。生徒は満員で募集は終了です。
でも暇です。
一日の中で生徒と向き合う時間、授業という事になるのでしょうか?その時間は少しだけです。
それ以外は暇です。
毎日物凄く沢山の文を書いています。
多くの生徒の親からメールが来ます。
基本は倍返しです。笑
オマケに最後の返信も私です。笑
御用聞きの様に色んな人に注文を聞いて周ります。
チラシを作って配ります。時にはチャリに乗って配ります。
練習問題のプリントを作る事もあります。
その時の生徒をイメージして作るので使いまわし出来ない事も多いです。
どう教えるのか、その日の生徒をイメージして作戦を立てます。
作戦を立てたら突然生徒の親にメールしたりもします。
突然の提案に対応をさせてスミマセン。
意外と体力勝負な仕事なのでジョギングやサイクリング、登山等もしなくてはいけません。
まあ趣味ですが。
これらはお天気に左右されます。
仕事の合間にします。
でも暇です。良い言い方をすればゆとりや余裕があるのかもしれません。
要領が良いのかもしれません。
それが面倒見が良いとか、良く気が付くとか、我が子に向き合ってくれるとかのお褒めの言葉に繋がっているのかも知れない。
毎回必ず自慢と営業を入れるのもテクニック?
個人で小さくやっているから出来る事なので大きな予備校の様にガンガンとやる良さは持ち合わせていないです。
駒ヶ根という小さな街のごく普通の、いやどちらかと言うと勉強が嫌いで苦手な生徒中心の私です。
そうである以上はやはり暇な私が向いているのでしょうね。
朝から夜までガンガンやるのは私には無理。
それを希望する人はご縁が無いですね。
心の指導が要らない人もご縁が無いですね。
オリンピックのソフトボールは勝ちましたね。
暇だから見てました。
そこで感じた事を上手く伝えられるかな?
それも仕事にしてしまうのは私の言い訳かも?
暇で困るのはお金が無いことです。
お金が無いから益々何も出来ません。
は?生徒募集終了とか、満員御礼とか、
めっちゃ自慢してるやん?
そうです。生徒は満員で募集は終了です。
でも暇です。
一日の中で生徒と向き合う時間、授業という事になるのでしょうか?その時間は少しだけです。
それ以外は暇です。
毎日物凄く沢山の文を書いています。
多くの生徒の親からメールが来ます。
基本は倍返しです。笑
オマケに最後の返信も私です。笑
御用聞きの様に色んな人に注文を聞いて周ります。
チラシを作って配ります。時にはチャリに乗って配ります。
練習問題のプリントを作る事もあります。
その時の生徒をイメージして作るので使いまわし出来ない事も多いです。
どう教えるのか、その日の生徒をイメージして作戦を立てます。
作戦を立てたら突然生徒の親にメールしたりもします。
突然の提案に対応をさせてスミマセン。
意外と体力勝負な仕事なのでジョギングやサイクリング、登山等もしなくてはいけません。
まあ趣味ですが。
これらはお天気に左右されます。
仕事の合間にします。
でも暇です。良い言い方をすればゆとりや余裕があるのかもしれません。
要領が良いのかもしれません。
それが面倒見が良いとか、良く気が付くとか、我が子に向き合ってくれるとかのお褒めの言葉に繋がっているのかも知れない。
毎回必ず自慢と営業を入れるのもテクニック?
個人で小さくやっているから出来る事なので大きな予備校の様にガンガンとやる良さは持ち合わせていないです。
駒ヶ根という小さな街のごく普通の、いやどちらかと言うと勉強が嫌いで苦手な生徒中心の私です。
そうである以上はやはり暇な私が向いているのでしょうね。
朝から夜までガンガンやるのは私には無理。
それを希望する人はご縁が無いですね。
心の指導が要らない人もご縁が無いですね。
オリンピックのソフトボールは勝ちましたね。
暇だから見てました。
そこで感じた事を上手く伝えられるかな?
それも仕事にしてしまうのは私の言い訳かも?

暇で困るのはお金が無いことです。
お金が無いから益々何も出来ません。
2021年07月21日
不登校ってそんなにあかんのか?
不登校に関する記事を読んでいた。
年度別、学年別、地域別の不登校の数の推移。
担任の取り組みが紹介されていた。
相談員の数を増やしたり、
支援学級を充実させたり、
地域の支援を行ったり、、
『これって何かに似てる』
毎日の様に目にするコロナの感染状況だ。
そう気付いたら思わず呟いた。
「不登校ってそんなにあかんのか?」
我が子が元気のない状態で家にいれば、
親は職場にいても心配だろうと思う。
元気で学校に行き、友達と笑っていてくれると嬉しい。
学校に行っていればそれで元気で健康なのだろうか?
そんな事はないだろうな。
きっと病んでしまっている子供が多いのだろう。
生徒達と喋っていてそう想像出来る。
中には学校が辛くても親が厳しくて、
不登校という選択が出来ない子もいるんじゃないだろうか?
そうなるともっと元気が無くなる。
人によっては学校って凄く嫌な場所のようだ。
この暑い中、この辺りの小学生はクマよけの鈴を鳴らして通学している。クマの心配まであるのだ。
マスクをして、無言を強いられ、理不尽な先生も少なくないらしい。
先生は忙しく段々先生も病んでいるのか、子供が頼れる存在ではないケースが多いらしい。
友達が一人か二人で、その友達が友達でいてくれるために気を遣うらしい。
まだ子供なのに。
家にいたらこんなに大変な思いはしなくても良い。
居心地の良い学校にならんのか?
クラスの人数を減らし、
授業を減らして滞在時間を減らす。
エアコン位ケチらないで。
予算を取って設置したのに、
学校まで歩くのも大変。
地域の取り組みってあったけど、
不登校の子供を変な目で見ない事が一番かも?
そうだ、一人忘れてた。
去年少し関わった不登校の子がいた。
夏休みはアプローチのきっかけだ。
あとで連絡をしてみよう!
年度別、学年別、地域別の不登校の数の推移。
担任の取り組みが紹介されていた。
相談員の数を増やしたり、
支援学級を充実させたり、
地域の支援を行ったり、、
『これって何かに似てる』
毎日の様に目にするコロナの感染状況だ。
そう気付いたら思わず呟いた。
「不登校ってそんなにあかんのか?」
我が子が元気のない状態で家にいれば、
親は職場にいても心配だろうと思う。
元気で学校に行き、友達と笑っていてくれると嬉しい。
学校に行っていればそれで元気で健康なのだろうか?
そんな事はないだろうな。
きっと病んでしまっている子供が多いのだろう。
生徒達と喋っていてそう想像出来る。
中には学校が辛くても親が厳しくて、
不登校という選択が出来ない子もいるんじゃないだろうか?
そうなるともっと元気が無くなる。
人によっては学校って凄く嫌な場所のようだ。
この暑い中、この辺りの小学生はクマよけの鈴を鳴らして通学している。クマの心配まであるのだ。
マスクをして、無言を強いられ、理不尽な先生も少なくないらしい。
先生は忙しく段々先生も病んでいるのか、子供が頼れる存在ではないケースが多いらしい。
友達が一人か二人で、その友達が友達でいてくれるために気を遣うらしい。
まだ子供なのに。
家にいたらこんなに大変な思いはしなくても良い。
居心地の良い学校にならんのか?
クラスの人数を減らし、
授業を減らして滞在時間を減らす。
エアコン位ケチらないで。
予算を取って設置したのに、
学校まで歩くのも大変。
地域の取り組みってあったけど、
不登校の子供を変な目で見ない事が一番かも?
そうだ、一人忘れてた。
去年少し関わった不登校の子がいた。
夏休みはアプローチのきっかけだ。
あとで連絡をしてみよう!
2021年07月20日
学校登山
今年のこの辺りの学校登山はもう無事に終わったのかな?
殆どの学校がロープウェーで登って、駒ヶ岳の山頂へ行き、日帰りで降りてくるのかな?
赤穂中がロープウェーを使ったのはわずか5年前からだと思う。
その年私は保護者ボランティアとして中学生と一緒に登った。初めは晴れていたが稜線に出ると強風が吹き始め、山小屋へ着く頃には土砂降りだった。
先生達は伝統を絶やさないため、歩いて伊那まで下りる予定を変更したくないと主張した。
引率のガイドさんたちは断固反対した。
翌朝も土砂降りで千畳敷カールを下り駅迄行くのも大変だった。
300人が歩くと登山道は削られ泥んこの川になる。歩いて伊那へ降りていれば大変な事になっていただろう。
この年は私の3回目のボランティア登山だった。
1回目は天気に恵まれず延期を重ねた。
300人の山小屋予約の変更を夏の最盛期に何度もするなんてどれだけ大変か。結局9月20日位になり、僅かに氷が貼っていた。
3回一緒に登って思う事だが、もはや学校登山は無理だ。登り途中に何人もの生徒が断念する。バテたり、足をくじいたり、その度に引率の先生、ボランティアが付き添い下山し、登山口までは別の先生が迎えに来る。場合によっては先生はまた登ってくる。先生は登山の専門家ではない。いっぱいいっぱいで生徒にキレてしまう先生が何人もいた。
体力がある生徒には余裕の登山だが、そうではない生徒には地獄だ。
のんびり景色を楽しむゆとりも無い。
何せ300人の行列だ。山の中で用を足すのも大仕事。特に女子生徒。
元々参加しない生徒もそれなりにいて、それがまた他の生徒との揉め事の原因になる。
雨の中登山をした女子生徒からの話だ。
土砂降りの中、雨具を着て何時間も山道を歩いていたら笑うしかなくなリました。
道はツルツルで水の道が出来、川を歩くようになり、何回も転びました。
体中泥んこで、雨だか、汗だか、オシッコだか、
何かわからないけどビショビショでした、と笑っていた。
トイレが出来なかったことが原因で山小屋で腹痛を起こし、夜遅くに担がれて山を下り、ロープウェーを動かしてもらい、救急車に乗り換えて下りた生徒もいた。
私の生徒だけでも大変な思いをした人が何人もいる。
登山靴やリュックを揃えて、練習として荷物を背負って登校し、予備登山として池山に登る。
これらをやる生徒も大変。指導をする先生も大変。やっぱりコレは今の時代には無理。
個人的にはやって欲しい。
今の形が正解じゃないかな。
山の素晴らしさを楽しむ余裕がある事でしょうね。
殆どの学校がロープウェーで登って、駒ヶ岳の山頂へ行き、日帰りで降りてくるのかな?
赤穂中がロープウェーを使ったのはわずか5年前からだと思う。
その年私は保護者ボランティアとして中学生と一緒に登った。初めは晴れていたが稜線に出ると強風が吹き始め、山小屋へ着く頃には土砂降りだった。
先生達は伝統を絶やさないため、歩いて伊那まで下りる予定を変更したくないと主張した。
引率のガイドさんたちは断固反対した。
翌朝も土砂降りで千畳敷カールを下り駅迄行くのも大変だった。
300人が歩くと登山道は削られ泥んこの川になる。歩いて伊那へ降りていれば大変な事になっていただろう。
この年は私の3回目のボランティア登山だった。
1回目は天気に恵まれず延期を重ねた。
300人の山小屋予約の変更を夏の最盛期に何度もするなんてどれだけ大変か。結局9月20日位になり、僅かに氷が貼っていた。
3回一緒に登って思う事だが、もはや学校登山は無理だ。登り途中に何人もの生徒が断念する。バテたり、足をくじいたり、その度に引率の先生、ボランティアが付き添い下山し、登山口までは別の先生が迎えに来る。場合によっては先生はまた登ってくる。先生は登山の専門家ではない。いっぱいいっぱいで生徒にキレてしまう先生が何人もいた。
体力がある生徒には余裕の登山だが、そうではない生徒には地獄だ。
のんびり景色を楽しむゆとりも無い。
何せ300人の行列だ。山の中で用を足すのも大仕事。特に女子生徒。
元々参加しない生徒もそれなりにいて、それがまた他の生徒との揉め事の原因になる。
雨の中登山をした女子生徒からの話だ。
土砂降りの中、雨具を着て何時間も山道を歩いていたら笑うしかなくなリました。
道はツルツルで水の道が出来、川を歩くようになり、何回も転びました。
体中泥んこで、雨だか、汗だか、オシッコだか、
何かわからないけどビショビショでした、と笑っていた。
トイレが出来なかったことが原因で山小屋で腹痛を起こし、夜遅くに担がれて山を下り、ロープウェーを動かしてもらい、救急車に乗り換えて下りた生徒もいた。
私の生徒だけでも大変な思いをした人が何人もいる。
登山靴やリュックを揃えて、練習として荷物を背負って登校し、予備登山として池山に登る。
これらをやる生徒も大変。指導をする先生も大変。やっぱりコレは今の時代には無理。
個人的にはやって欲しい。
今の形が正解じゃないかな。
山の素晴らしさを楽しむ余裕がある事でしょうね。

タグ :中学生
2021年07月19日
間もなく募集終了
私の家庭教師塾はそろそろ今年の生徒募集を終了します。
わずか1ヶ月半位で沢山の方が来て下さって感謝しています。
ここからが本番です。
この人達の思いをどう実現していくのか、
評判だ俺が評判倒れ(ひょうばんだおれ)にならない様に何とかします。
自信はあります。
しかし今年の生徒の皆さんは今年の生徒の皆さんであって一人ひとりをしっかりと理解して、信頼関係を築く事から、やりますね。
春になれば今年も桜を咲かせます。
生徒の皆さん、家族の皆さん、
さあ、今年のスタートです。
わずか1ヶ月半位で沢山の方が来て下さって感謝しています。
ここからが本番です。
この人達の思いをどう実現していくのか、
評判だ俺が評判倒れ(ひょうばんだおれ)にならない様に何とかします。
自信はあります。
しかし今年の生徒の皆さんは今年の生徒の皆さんであって一人ひとりをしっかりと理解して、信頼関係を築く事から、やりますね。
春になれば今年も桜を咲かせます。
生徒の皆さん、家族の皆さん、
さあ、今年のスタートです。
2021年07月18日
夏休みは宿題をしない
この辺りの学校の今年の夏休みは長い。
何故?
1ヶ月ありますよね。
例年はせいぜい20日、
場合によっては18日しかない事もあった。
それにも関わらず宿題がいっぱいあった。
10年前位がピークだったかも知れない。
作文、社会科新聞、は今も変わらず。
サマーワークとかいう出版社が作った問題集があった。
このサマーワークは多くの種類があり、五教科が一冊になっていたり、科目毎に分かれていたり、
分厚かったり、薄かったり、、
中2の連立方程式の文章題だけで6ページもの問題があり、相当難しい問題が混じっていた事もあって私独りが張り切っていた。
因みに今はこの範囲はまだ習っていないのが普通で、難しい問題がテストに出る事はあまり無い。
さて話しが変わって私が子供の頃、夏休みは40日だった。これは長野県以外の学校は今も同じですよね?
宿題の量はそれ程多くはなかった。
夏休み前の授業中に必死になって片付けた。
先生が注意しようが怒ろうが隠すなりごまかすなり、とにかくこの時ばかりは凄い集中力だった。
全て終わった年もあった。
終わらずに残ってしまう年もあった。
残った宿題は夏休みが終わってからやった。
「夏休みは休みやから宿題はやらん。」
「勉強なんかしたら休みとちゃうやんけ!」
そう言っていた記憶がある。
高2の夏休み、古文の宿題は休み明けのテストのテスト勉強だった。
『そんならやらんでええ』
勝手にそう思っていた。
テストが終わって先生に言われた。
「今からでも良いからとにかく形だけでも出しで下さい。」
融通の聞かないいかにも古文の高校女性教師で私の苦手なタイプだった。
休み時間の5分位で教科書の文を写して出したら合格だった。
『意味ねーし』
そうは思ったが大人だった私は無駄な争いはしなかった。
40日暇だと色々学べる。
多少の部活動はあった。
中一は淀川で釣りをした。
高校のテニスコートの横の川で釣りをしていたら女子部の練習が始まってしまい凄く恥ずかしかった。これは高一
意味もなく樟葉モールに毎日行ったのは中二。
親たちが帰省をして留守の家を泊まり歩いて酒やタバコや屋根の上で夜中に歌ったり、これも高二、楽しかった。暑かった。暇だった。
物凄く勉強になった。
良い子の皆さん、しっかり勉強をしないと俺みたいな大人になっちゃいますよ。
何故?
1ヶ月ありますよね。
例年はせいぜい20日、
場合によっては18日しかない事もあった。
それにも関わらず宿題がいっぱいあった。
10年前位がピークだったかも知れない。
作文、社会科新聞、は今も変わらず。
サマーワークとかいう出版社が作った問題集があった。
このサマーワークは多くの種類があり、五教科が一冊になっていたり、科目毎に分かれていたり、
分厚かったり、薄かったり、、
中2の連立方程式の文章題だけで6ページもの問題があり、相当難しい問題が混じっていた事もあって私独りが張り切っていた。
因みに今はこの範囲はまだ習っていないのが普通で、難しい問題がテストに出る事はあまり無い。
さて話しが変わって私が子供の頃、夏休みは40日だった。これは長野県以外の学校は今も同じですよね?
宿題の量はそれ程多くはなかった。
夏休み前の授業中に必死になって片付けた。
先生が注意しようが怒ろうが隠すなりごまかすなり、とにかくこの時ばかりは凄い集中力だった。
全て終わった年もあった。
終わらずに残ってしまう年もあった。
残った宿題は夏休みが終わってからやった。
「夏休みは休みやから宿題はやらん。」
「勉強なんかしたら休みとちゃうやんけ!」
そう言っていた記憶がある。
高2の夏休み、古文の宿題は休み明けのテストのテスト勉強だった。
『そんならやらんでええ』
勝手にそう思っていた。
テストが終わって先生に言われた。
「今からでも良いからとにかく形だけでも出しで下さい。」
融通の聞かないいかにも古文の高校女性教師で私の苦手なタイプだった。
休み時間の5分位で教科書の文を写して出したら合格だった。
『意味ねーし』
そうは思ったが大人だった私は無駄な争いはしなかった。
40日暇だと色々学べる。
多少の部活動はあった。
中一は淀川で釣りをした。
高校のテニスコートの横の川で釣りをしていたら女子部の練習が始まってしまい凄く恥ずかしかった。これは高一
意味もなく樟葉モールに毎日行ったのは中二。
親たちが帰省をして留守の家を泊まり歩いて酒やタバコや屋根の上で夜中に歌ったり、これも高二、楽しかった。暑かった。暇だった。
物凄く勉強になった。
良い子の皆さん、しっかり勉強をしないと俺みたいな大人になっちゃいますよ。
2021年07月17日
新人と勉強の仕方
ここのところ何人もの新人が入ってきてくれている。
新しい生徒との出会いは何年やっていてもワクワクする。
「うちの子は勉強の仕方がわかってないんです。」
親御さんがよく言う言葉だ。
新人と関わっているとこの『勉強の仕方』が全然出来ていなくて、これを身につけると少しずつ勉強そのものが出来るようになる。
丸付けをキチンとする事は大事だが、キチンとするっていうのが難しい。自信が無い問題は1問やれば答え合わせをして、確認の上進めば良い。
一区切りをやってから丸付けが出来る事が目標だ。
間違った問題が点数アップの鍵だ。出来なかった問題ができる様になれば点数がアップするという事だ。
しかしこれがまた簡単ではない。
「わからない所は質問して下さい。」
そう言う私の言葉に、30点しか取れなかった生徒が物凄く難しい問題を持って来て、
「これがわかりません」と言う。
そりゃそうだ。
その生徒の実力を考えて手を伸ばせば届く所から順番に出来るようにして上げないといけない。
30点の人は40.50を目指すための具体的な方向を示してあげる事が大事だ。
答え合わせだけを例にあげてもまだ書ききれないくらいだ。
ノートのとり方、教材の選び方、朝方か夜型か、
やる気の出し方、などなど色んな事が勉強の仕方に含まれる。その一つ一つがその生徒によって違う。一人の生徒をとってもその人のその時の気持ちやレベルの変化によって違う。
勉強の仕方はこれです、と書いて説明出来る様なものでは無い。
横にいてその人が勉強をする様子をよく見てアドバイスをする。
勉強の仕方を身につければ一生の財産です。
あと少しは受け入れる事が出来ます。
是非私までご連絡を下さい。
080-12445349までどうぞ。
新しい生徒との出会いは何年やっていてもワクワクする。
「うちの子は勉強の仕方がわかってないんです。」
親御さんがよく言う言葉だ。
新人と関わっているとこの『勉強の仕方』が全然出来ていなくて、これを身につけると少しずつ勉強そのものが出来るようになる。
丸付けをキチンとする事は大事だが、キチンとするっていうのが難しい。自信が無い問題は1問やれば答え合わせをして、確認の上進めば良い。
一区切りをやってから丸付けが出来る事が目標だ。
間違った問題が点数アップの鍵だ。出来なかった問題ができる様になれば点数がアップするという事だ。
しかしこれがまた簡単ではない。
「わからない所は質問して下さい。」
そう言う私の言葉に、30点しか取れなかった生徒が物凄く難しい問題を持って来て、
「これがわかりません」と言う。
そりゃそうだ。
その生徒の実力を考えて手を伸ばせば届く所から順番に出来るようにして上げないといけない。
30点の人は40.50を目指すための具体的な方向を示してあげる事が大事だ。
答え合わせだけを例にあげてもまだ書ききれないくらいだ。
ノートのとり方、教材の選び方、朝方か夜型か、
やる気の出し方、などなど色んな事が勉強の仕方に含まれる。その一つ一つがその生徒によって違う。一人の生徒をとってもその人のその時の気持ちやレベルの変化によって違う。
勉強の仕方はこれです、と書いて説明出来る様なものでは無い。
横にいてその人が勉強をする様子をよく見てアドバイスをする。
勉強の仕方を身につければ一生の財産です。
あと少しは受け入れる事が出来ます。
是非私までご連絡を下さい。
080-12445349までどうぞ。
2021年07月16日
小説 東部中一番の天才
彼女との勉強が終わった翌年に私は雇われの身を卒業し、個人事業主となった。
さらに数年後に口コミで東部中の生徒を得た。
その生徒の家は例の元天才少女の近所だった。
家の前を通ると色んな事を思いだす。
その日はお盆だった。
家庭教師を終えて例の元天才少女の家を通りかかった。
よせば良いのに私はその家を訪ねようと思った。
『お盆だし帰って来てるかな?』
『でもお父さんが怖い』
思い切って家の前に車を止めた。
男性が作業着にタオルを首から下げて植木を切っている。お父さんと比べると随分ぽっちゃりしていて、白髪がいっぱいだ。
『植木屋さんか?』
そう思ったがやはりそれはお父さんだった。
「先生、お久しぶりです。」
「よく来て下さいました。娘もいます。」
そう言ってニコニコと私を家の中に招き入れる。
『きっと誰か他の先生と勘違いしてるぞ』
「先生、久しぶり!」
彼女が出て来てくれてニコニコしながら話しをしてくれた。
東京の大学に通っていて彼氏と同じマンションに住んでいて、間もなく結婚するらしい。
お父さんはやはりニコニコしてその話しを聞いている。
「先生が来てくれていた頃はうちは家族じゃなかったでしょう?」
「先生が娘に色んな事を教えて下さって、娘が私に自分の事を話してくれました。」
「私も悩んでいたところで二人で沢山話しをしました。」
「ようやく家族になれました。」
「すぐにお礼を言うべきでしたが言えずにすみませんでした。」
そう言いつつどこかから中元と書いたそうめんを持ってきた。
長年のつっかえたモノが取れたような清々しい気持ちで家をあとにした。
さらに数年後に口コミで東部中の生徒を得た。
その生徒の家は例の元天才少女の近所だった。
家の前を通ると色んな事を思いだす。
その日はお盆だった。
家庭教師を終えて例の元天才少女の家を通りかかった。
よせば良いのに私はその家を訪ねようと思った。
『お盆だし帰って来てるかな?』
『でもお父さんが怖い』
思い切って家の前に車を止めた。
男性が作業着にタオルを首から下げて植木を切っている。お父さんと比べると随分ぽっちゃりしていて、白髪がいっぱいだ。
『植木屋さんか?』
そう思ったがやはりそれはお父さんだった。
「先生、お久しぶりです。」
「よく来て下さいました。娘もいます。」
そう言ってニコニコと私を家の中に招き入れる。
『きっと誰か他の先生と勘違いしてるぞ』
「先生、久しぶり!」
彼女が出て来てくれてニコニコしながら話しをしてくれた。
東京の大学に通っていて彼氏と同じマンションに住んでいて、間もなく結婚するらしい。
お父さんはやはりニコニコしてその話しを聞いている。
「先生が来てくれていた頃はうちは家族じゃなかったでしょう?」
「先生が娘に色んな事を教えて下さって、娘が私に自分の事を話してくれました。」
「私も悩んでいたところで二人で沢山話しをしました。」
「ようやく家族になれました。」
「すぐにお礼を言うべきでしたが言えずにすみませんでした。」
そう言いつつどこかから中元と書いたそうめんを持ってきた。
長年のつっかえたモノが取れたような清々しい気持ちで家をあとにした。
タグ :家庭教師
2021年07月15日
小説 東部中一番の天才 その2
「私は伊那北には行かないから」
「せっかく高校生になるんだからもう勉強ばかりの
生活なんてしたくないんだよ」
「弥生に行って勉強もしながら遊んだり
部活をしたりしたいんだよ」
「え?そうなの?お父さんはなんて言ってるの?」
「まだ話をしていない。先生が話してよ」
「無理無理、怖い怖い」
「えー」
「やっぱり自分の将来の大事な話だからお父さんは俺から聞くより、
娘から直接聞きたいんじゃないかな?絶対そうだから自分で話しなさい」
「先生、ズルいな、でもそうだね、わかった」
彼女は笑顔でそう言った。
私にそう言われる事を予想していて、
私の言葉に背中を押してもらおうと考えていたのかもしれない。
その後お父さんの姿を目にする事はなくなった。
『きっと怒ってるんだろうな、家庭教師中止とか、先生交代とかもあり得るかもな』
そう考えてビビっていた。
もう一人同じ学校の生徒がいたが、その生徒が言った。
「うちの学校には一人天才がいて、私達がどう頑張っても勝てないんです。」
「へー、その人って凄いガリ勉さんなの?」
「それがとても良い子で私も大好きなんです」
「良い人?なんていう人?」
彼女が口にした名前はまさに私の生徒だった。
そう言う彼女も学年で一桁に入る頑張り屋だった。
「実は同じ中学の生徒をもう一人教えていてその人が絶対に勝てない天才がいるって君の名前を上げてたよ」
「もう一人って誰?私の事も話したの?」
そこばかり突っ込んでくるのは中学生らしい。
「それよりもみんなが天才って憧れてんだから最後まで天才でいて、天才のまま弥生に行けばかっこいいじゃん」
「私って全然天才じゃないし、小さい頃から塾に行かされてただけなんだけど」
「そうやな、簡単な問題でいっぱい間違えるしイマイチやな」
「なんかムカつく」
そう言いながら彼女は嬉しそうだ。
「残り少ない受験勉強なんで天才復活したら?」
「わかった、真剣にやる」
「なんか、初めて勉強にやる気が出てきた。」
結局彼女は弥生に行った。
入試の点数は400を軽く越えた。
勉強が出来るだけでイマイチパッとしない子が多いけど、この子はなかなかやる。
毎回の様に出迎えてくれていたお父さんは彼女の告白以後一度も顔を見せないまま彼女の家庭教師は終わった。
「せっかく高校生になるんだからもう勉強ばかりの
生活なんてしたくないんだよ」
「弥生に行って勉強もしながら遊んだり
部活をしたりしたいんだよ」
「え?そうなの?お父さんはなんて言ってるの?」
「まだ話をしていない。先生が話してよ」
「無理無理、怖い怖い」
「えー」
「やっぱり自分の将来の大事な話だからお父さんは俺から聞くより、
娘から直接聞きたいんじゃないかな?絶対そうだから自分で話しなさい」
「先生、ズルいな、でもそうだね、わかった」
彼女は笑顔でそう言った。
私にそう言われる事を予想していて、
私の言葉に背中を押してもらおうと考えていたのかもしれない。
その後お父さんの姿を目にする事はなくなった。
『きっと怒ってるんだろうな、家庭教師中止とか、先生交代とかもあり得るかもな』
そう考えてビビっていた。
もう一人同じ学校の生徒がいたが、その生徒が言った。
「うちの学校には一人天才がいて、私達がどう頑張っても勝てないんです。」
「へー、その人って凄いガリ勉さんなの?」
「それがとても良い子で私も大好きなんです」
「良い人?なんていう人?」
彼女が口にした名前はまさに私の生徒だった。
そう言う彼女も学年で一桁に入る頑張り屋だった。
「実は同じ中学の生徒をもう一人教えていてその人が絶対に勝てない天才がいるって君の名前を上げてたよ」
「もう一人って誰?私の事も話したの?」
そこばかり突っ込んでくるのは中学生らしい。
「それよりもみんなが天才って憧れてんだから最後まで天才でいて、天才のまま弥生に行けばかっこいいじゃん」
「私って全然天才じゃないし、小さい頃から塾に行かされてただけなんだけど」
「そうやな、簡単な問題でいっぱい間違えるしイマイチやな」
「なんかムカつく」
そう言いながら彼女は嬉しそうだ。
「残り少ない受験勉強なんで天才復活したら?」
「わかった、真剣にやる」
「なんか、初めて勉強にやる気が出てきた。」
結局彼女は弥生に行った。
入試の点数は400を軽く越えた。
勉強が出来るだけでイマイチパッとしない子が多いけど、この子はなかなかやる。
毎回の様に出迎えてくれていたお父さんは彼女の告白以後一度も顔を見せないまま彼女の家庭教師は終わった。
タグ :高校受験
2021年07月14日
小説 東部中一番の天才 その1
「吉田先生に新しい生徒をお願いします。」
「東部中の3年生の女子ですが2年生の時はずっと学年一番だったのですが少し下がってきたので依頼がありました。」
「今も他に2つの塾を掛け持ちしています。」
「とても厳しいお父さんなのでそのつもりでお願いします」
私としては、そんな厳しいお父さんや優秀で塾を掛け持ちしているような子は関わりたくはなかった。
雇われの身としてはボスに逆らう事は出来なかった。
物凄く立派な家を見て怖じ気付き、会社経営というお父さんのご挨拶に対して私の言葉は裏返っていたかもしれない。お父さんの言葉はやたら丁寧だがそれがまた怖かった。
もしかするとお母さんは「~ザマス」とか言うのかなと思っていたが意外にも普通だった。
肝心の娘だがとても良い子だった。
明るくて元気で好感が持てた。
バンドや付き合っている男の子の話、
何人もの女子が仲間に引き入れようとしてもめている話し等、お喋りが大好きな子だった。
お父さんが毎回出迎えてくれて「先生、娘はどうですか?」とプレッシャーをかけて来る。
言葉は丁寧だが
「是非伊那北高校に入れて下さい」
「一流じゃないといけない」
そんな内容の話しが多かった。
私は押しの強いのが苦手だ。
押すのは得意だか押されるのは慣れていない。
彼女の成績は上がりもせず下がりもせずだった。
そりゃそうだ。
彼氏と楽しくお喋りをして何時間もかけて家に帰っていたそうだ。
彼氏の存在は父親は知らない。母親は知っている。
父親は疑ってはいるが娘には聞けず母親に聞く、
母親はとぼける。
娘はそのやり取りを母親から聞き、ますますお父さんが嫌だ、と私に愚痴る。
俺ってここに来る必要があるかな?
逃げ出したい思いがあった。
娘は限りなく良い子で私との時間の勉強はお喋りしながらではあるがきちんとした。
続く

「東部中の3年生の女子ですが2年生の時はずっと学年一番だったのですが少し下がってきたので依頼がありました。」
「今も他に2つの塾を掛け持ちしています。」
「とても厳しいお父さんなのでそのつもりでお願いします」
私としては、そんな厳しいお父さんや優秀で塾を掛け持ちしているような子は関わりたくはなかった。
雇われの身としてはボスに逆らう事は出来なかった。
物凄く立派な家を見て怖じ気付き、会社経営というお父さんのご挨拶に対して私の言葉は裏返っていたかもしれない。お父さんの言葉はやたら丁寧だがそれがまた怖かった。
もしかするとお母さんは「~ザマス」とか言うのかなと思っていたが意外にも普通だった。
肝心の娘だがとても良い子だった。
明るくて元気で好感が持てた。
バンドや付き合っている男の子の話、
何人もの女子が仲間に引き入れようとしてもめている話し等、お喋りが大好きな子だった。
お父さんが毎回出迎えてくれて「先生、娘はどうですか?」とプレッシャーをかけて来る。
言葉は丁寧だが
「是非伊那北高校に入れて下さい」
「一流じゃないといけない」
そんな内容の話しが多かった。
私は押しの強いのが苦手だ。
押すのは得意だか押されるのは慣れていない。
彼女の成績は上がりもせず下がりもせずだった。
そりゃそうだ。
彼氏と楽しくお喋りをして何時間もかけて家に帰っていたそうだ。
彼氏の存在は父親は知らない。母親は知っている。
父親は疑ってはいるが娘には聞けず母親に聞く、
母親はとぼける。
娘はそのやり取りを母親から聞き、ますますお父さんが嫌だ、と私に愚痴る。
俺ってここに来る必要があるかな?
逃げ出したい思いがあった。
娘は限りなく良い子で私との時間の勉強はお喋りしながらではあるがきちんとした。
続く

タグ :高校受験
2021年07月13日
良い点数を取りたければもっと数字にこだわれ!
期末テストが終わった。
きっとどの中学も、どの高校も終わったのだろう。
「もっといい点数が取りたい。」
そう思うのは当たり前。
私 「テストは良かった?」
生徒「めっちゃ悪かったです。ヤバいくらいです。」
私「何点だった?」
生徒「ちょっと待ってください。え~っと」
そう言いつつ自分のテストを見て点数をメモする。
生徒「え~理科ってこんなに悪かったんだ。。ヤバい!!」
私 「学年の平均点はどの位かな?」
生徒 「聞いてないです。」
私「順位は?」
生徒「わかりません。。」
一体何を根拠に悪い点というのだろうか?
自分の頑張ったテストの点数位は覚えとけ。
高校入試は点数で決まるのではなくて順位で決まる。
でも目安として平均点と比べてどのくらいの点数なのかで順位がわかる。
そこにこだわらないといけない。
まずはテストが終わったその日の夜に予想点を出してみて下さい。
「摂政って書いたけど、合ってるのかな?」
そう思えば調べてみよう。
「うわぁ関白の方か、、、何が違うんだろう?」
「数学の問三(4)は-8だよね。。」
そう思えば仲間と話をしてみよう。。。
「え?どうして+8なの?」
そうすることで知識が増える。
こうして出した予想点なら終わったその日から次に向けて頑張れる。
やみくもに出した予想点はただの希望だ。あまり意味がない。
平均との差や友人との差を意識すれば頑張る気持ちが出てくる。
「五教科合計であと20点あれば合格ラインに行けるんだ。」
「私の苦手は理科だ。。。」
それなら理科に得点源が隠れているということだ。。。
生徒 「理科は計算が苦手なんで点数が悪いんです。。。」
私 「それなら計算はやらなくていいからそこを飛ばしてやったら?」
「植物のページの新研究をうやるだけで昨日の自分よりも5点くらいは良くなるんじゃない?」
「お天気の所も計算を飛ばしてでもやればまた5点くらいは良くなるんじゃない?」
「でも植物やお天気が出ればの話なので出なければよくならないよね。沢山の単元の出来るところだけをやればきっと理科だけで20点は良くなるよね。」
多少強引な理屈だとは思うがやらない言い訳をさせないで数字を意識しながらやればよい。
問題集の植物のページをやって65点だった。2回目には90点だった。
理科にはこうした単元が23個あるがそのうちの12個までやった。
とか数字を意識して積み重ねていくイメージにこだわれば良い。
完全な考え方ではないが、受験を勝つ程度の成果は出る。
自分がのんびりしている様にライバルものんびりしている。
その中で数字を意識してこだわるだけで少しだけライバルよりも上に行ける。
数字にこだわって、それを達成するためにはまた数字にこだわっていくと良い。
今日の金言 良い点数を取りたければ吉田塾にお電話ください。。。
そうじゃない。もっと数字にこだわれでした。。でもお電話の方がもっと良いよ。。。
シャンゼリゼ通り ここへ行くとつい歌ってしまうんです。しかも同じところしか歌えません。。。

きっとどの中学も、どの高校も終わったのだろう。
「もっといい点数が取りたい。」
そう思うのは当たり前。
私 「テストは良かった?」
生徒「めっちゃ悪かったです。ヤバいくらいです。」
私「何点だった?」
生徒「ちょっと待ってください。え~っと」
そう言いつつ自分のテストを見て点数をメモする。
生徒「え~理科ってこんなに悪かったんだ。。ヤバい!!」
私 「学年の平均点はどの位かな?」
生徒 「聞いてないです。」
私「順位は?」
生徒「わかりません。。」
一体何を根拠に悪い点というのだろうか?
自分の頑張ったテストの点数位は覚えとけ。
高校入試は点数で決まるのではなくて順位で決まる。
でも目安として平均点と比べてどのくらいの点数なのかで順位がわかる。
そこにこだわらないといけない。
まずはテストが終わったその日の夜に予想点を出してみて下さい。
「摂政って書いたけど、合ってるのかな?」
そう思えば調べてみよう。
「うわぁ関白の方か、、、何が違うんだろう?」
「数学の問三(4)は-8だよね。。」
そう思えば仲間と話をしてみよう。。。
「え?どうして+8なの?」
そうすることで知識が増える。
こうして出した予想点なら終わったその日から次に向けて頑張れる。
やみくもに出した予想点はただの希望だ。あまり意味がない。
平均との差や友人との差を意識すれば頑張る気持ちが出てくる。
「五教科合計であと20点あれば合格ラインに行けるんだ。」
「私の苦手は理科だ。。。」
それなら理科に得点源が隠れているということだ。。。
生徒 「理科は計算が苦手なんで点数が悪いんです。。。」
私 「それなら計算はやらなくていいからそこを飛ばしてやったら?」
「植物のページの新研究をうやるだけで昨日の自分よりも5点くらいは良くなるんじゃない?」
「お天気の所も計算を飛ばしてでもやればまた5点くらいは良くなるんじゃない?」
「でも植物やお天気が出ればの話なので出なければよくならないよね。沢山の単元の出来るところだけをやればきっと理科だけで20点は良くなるよね。」
多少強引な理屈だとは思うがやらない言い訳をさせないで数字を意識しながらやればよい。
問題集の植物のページをやって65点だった。2回目には90点だった。
理科にはこうした単元が23個あるがそのうちの12個までやった。
とか数字を意識して積み重ねていくイメージにこだわれば良い。
完全な考え方ではないが、受験を勝つ程度の成果は出る。
自分がのんびりしている様にライバルものんびりしている。
その中で数字を意識してこだわるだけで少しだけライバルよりも上に行ける。
数字にこだわって、それを達成するためにはまた数字にこだわっていくと良い。
今日の金言 良い点数を取りたければ吉田塾にお電話ください。。。
そうじゃない。もっと数字にこだわれでした。。でもお電話の方がもっと良いよ。。。
シャンゼリゼ通り ここへ行くとつい歌ってしまうんです。しかも同じところしか歌えません。。。
