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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

塾以外の雑談や趣味や独り言が多いですが、
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2023年09月30日

ノルマ達成



一週間に50㌔歩く。
コレを3ヶ月続ける。

私が自分に課したノルマだ。
ネットを見ていた時に知らない誰かがやっていた。
結果15kg体重が減ったらしい。
私も少し絞りたかったので飛びついた。

真夏なので大変だった。
かなり頭を使った。
天竜川なんかは日陰が無くて暑すぎる。
山道は涼しいけどクマが出そうで怖いし、坂道が多くて距離を稼ぎにくい。

朝を中心の時間に河岸段丘の東端なら日陰かも?
毎日同じ道は飽きるから幾つかの候補を試そう。

東春近の道は3キロくらいずっと日陰なので往復すればその日のノルマくらいは稼げる。

一日二日サボってしまい距離を稼がないといけない時はバイパスを飯島の本郷まで行って与田切川の河岸段丘の南端の日陰を通り涼みながら距離を稼ぐ。多少の暑さを我慢して、途中の日陰で復活させる。

雨の日は歩かないので天気予報を見てはノルマを先に稼いでおく。

何でもそうだが自分に達成可能なノルマを課して、達成する為の作戦を立てると良い。
仮に少し欠けても次の週に取り戻せば良くて止めることは無い。

一番の目標を念頭に置くと止めてはいけない。

何とか今週でノルマを達成した。
今年も夏バテはなかった。
ジョギングをノルマにしていたら猛暑で嫌になっていただろう。
免疫力が強いのか感染症にもかからない。
歩いていると頭にも良い。
自然を感じられる。
知らない人と喋ることもある。
知人に出会う事もある。

体重は5kg減った。

受験勉強にこそ自分にノルマを課していくと良い。  
Posted by sawch at 08:09Comments(0)独り言

2023年09月29日

登山



毎日の様に登山中の事故や遭難のニュースを耳にする。

登山をしない人からすると『命をかけてまで山に行くのは何故?』と思うかも知れない。

きっと『まさか命を落とす事になるなんて思わなかった。』と考えるからだろう。

私はここの所はほとんど山には行かない。

登山者が極端に増えた。

この時期は紅葉の前で比較的空いているはず。
それでも駒ヶ岳ロープウェイのバス駐車場はかなり混んでいる。
今日の様な金曜日は夜から車で待機して朝は4時くらいからバス待ちの行列が出来る様だ。

混雑は苦手だ。

きっと多くの人は仕事を終えて何時間も車を走らせて駒ヶ根にやってくる。
暑くてうるさくて寝られない駐車場で一夜を明かしての登山だ。バスで並び、ロープウェイで並び、登山道で並ぶ。体調が悪くてもゆっくり出来ない。

極端に暑い。
夏場でも中央アルプス辺りは暑くはなかった。
日が昇るくらいに標高1300メートル位の登山口から歩き始めて木々の間を歩き、昼前の暑い時間には2500メートルを超える所にいる。
それなら暑くはなかった。
去年位からそれでも暑かった。
暑いと沢山の水を持つ。
すると重くなりさらに疲れる。
辛いのは苦手だ。

クマが多い。
上高地の観光地のど真ん中で人が襲われた。
山だけではなくて住宅にも現れる。
中央アルプスにもいっぱいいるよね。
多分クマには勝てない。
戦っても走ってもアレコレ言っても勝てない。

ネットの情報が事故や遭難の原因の一つだろう。
「空木岳は素晴らしく最高で〜す」等とサラッと書いている。ステキな写真が添えてある。
年配の女性がそう書いていると自分も楽に登れると思う。
ほとんどは何とか登って降りてくる。

沢山の人が前述の状況で登ると事故や遭難になる人は増える。

大雨によって登山道が崩れていて危険な場合もある。整備は簡単には出来ない。

低い山も高い山も同じで怖いよ。
ビビりな私はなかなか山へ向かう事が出来ない。  
Posted by sawch at 08:28Comments(0)歩く

2023年09月28日

学校のガラパゴス化



私が子供の頃と比べると子供の数は約半分になった。
この辺りの小学校では男子は学年で5人しかいない等という事も耳にする。
皆で遊んだり競い合ったりは出来ない。
帰宅後に自転車で集まって野球をするなどはとても考えられない。
家庭にも人は少ない。
家の造りそのものが閉鎖的で外部と遮断されたものが多い。

そんな中で教室では昔と同じく誰かと机をくっつけて座る。前にも後ろにも誰かがいる。
この事だけでもストレスになるらしく、席替えは子供にとっての大きな問題らしい。

子供が自分のテレビを持つのは既に過去のものかも知れない。今は自分のスマホやゲームで誰にも邪魔をされずに好きなように過ごす事が出来る。 

学校では先生が黒板にチョークで書いて授業をしている。我々の時代とほぼ同じだ。
今の子供は話しを聞いて理解したり、ノートを取って見直したりする能力が低い。
そうした訓練がされていないからだ。
先生は何とかしようとしてプリントを配る。
そのプリントを管理して活かす事が出来ない。
とりあえずファイルに綴じてはいる。
本当に必要な能力はプリントにされた内容を理解する事よりも人の話しを聞いて理解したり、教科書の内容を読んで理解する事の様に思う。
日常生活であまり養われていない能力だからこそ身に付けておかないと困りはしないか。

通学以外に歩く事は少ない。
だからこそ通学で歩く事が大切なのかも知れない。
しかし子どもにとってはかなりの負担だろう。

給食はどうだろう。栄養を考えて作られた給食は貴重だろう。しかし自宅で食べているものと違い過ぎてストレスになってはいないか。

制服も同様だ。
暑さ寒さに対応しておらずみんな同じものを着ている。

日常生活て不足している部分を補っているのが学校だと言える。
不可欠な存在だ。
しかし日常生活と掛け離れる度合いが大きくなり過ぎてついて行けない子どもが増えている。
そこをついて行かせようとする教員の負担も大きくなり、教員不足が問題になっている。

問題解決は簡単ではない。
まずは問題がそこに存在していると認識する事が必要だろう。  
Posted by sawch at 08:15Comments(0)

2023年09月26日

水上に立つ男性



川の上に立っている男性。

ここには水面ギリギリに岩があってそこに立っている?
そうではありません。  
Posted by sawch at 16:54Comments(0)独り言

2023年09月22日

メンタルが強い生徒は強い



中3生の彼はのんびりした性格で競争心はあまりなかった。

私が火を吹く勢いで怒ってもきょとんとしていた。

「頑張ります。」

言うだけで頑張らなかった。

マンツーマンで教えていた事もあって何を言っても響かなくて自分の力の限界を感じていた。

赤穂高校に行きたいとは言うが点数は足らない。
努力も足らない。

中学の三者面談だ。
先生はグラフを見せていかに点数が足りていないかを説明する。
お母さんは赤い顔で「すみません」を繰り返す。
30分位先生は熱く語った。
お母さんも熱くなる位詫びていた。
「最後に聞くよ。志望校は?」

「赤穂です。」

先生もお母さんも目が点になってそれ以上は何も言わなかった。
「自分の責任で受ける様に。」
先生は捨て台詞を言って三者面談は終わった。

それから彼は変わった。
「あの先生は俺をバカにしてむかつく。」
そう言ってめちゃくちゃ勉強を始めた。
起きている時間は全て勉強に充てた。
ドンドンと質問をしてきた。
凄く集中した。

彼は赤穂高校に受かった。

私の力ではどうすることも出来なかった彼をヤル気にさせた学校の先生は凄いと思った。

彼は駒ヶ根の医療関係で先生と呼ばれる存在となっている。  
Posted by sawch at 22:22Comments(0)

2023年09月20日

吉田塾 こんな私がやってます



「お出かけするぞ〜」
沢山の荷物を肩に背負ったり一つのバッグにまとめて何とか持てる様にして階段を下りた。
ヨロヨロして4階を下り駐車場の車を開けようとレバーを握った。
開かない。
『スマートキーが何かの影に隠れてしまって反応しないんだろう。』
荷物の向きをアレコレ変えてみた。
開かない。
荷物の中を探った。
カギが見つからない。
少しずつ荷物を出して探した。
無い。
『部屋に忘れてきたんだ。』
仕方なく階段を上った。
部屋の前に来た。
『部屋のカギは?』
『荷物の中や!』
駐車場の車の前にある荷物の山を見下ろしながら良い方法を考えた。
良い方法は無い。
部屋のカギを取りに下りた。
沢山の荷物を探って部屋のカギを見つけた。
『これだけで良いのか?』
これ以上のミスを重ねない為にしばらく考えた。
『部屋のカギを持ったからこれで部屋に入って車のカギを取りに行くんだな。』
頭の中で考えてから階段を上った。

部屋で車のカギを持って麦茶を一杯飲んでまた階段を下りた。

ようやく車に乗り込んだ頃には汗がびっしょりだった。

こんな私がやっている塾で大丈夫だろうか?
大丈夫でしょう。多分。
最近になって急にこん風ならそれはヤバいかも知れない。
私は子供の頃からずっとこんな感じだ。
心配は要らないよ。
でもそれはそれでちょっとヤバいかも?
  
Posted by sawch at 08:12Comments(0)

2023年09月15日

阪神優勝



阪神タイガースが18年ぶりに優勝した。
今日のブログは今回の優勝の事ではなく、 
18年前の優勝の事でもない。
1985年、阪神がたった一度の日本一になった年の事です。

甲子園のライトスタンドで観戦していた。
当時は何でもかんでも客を詰め込んでいて動けない位の超満員だった。
ベンチシートは自由席でドンドン詰めていた。
通路にも座っていた。

笛や太鼓やメガホンでの応援は地響きの様な快感がありますますテンションが上がる。

選手一人一人には応援歌があった。
一番バッターの真弓選手はミッキーマウスのテーマソングをもじったものだった。

前の席の女性達は大きな声で歌っている。
野球のルールは良くわからない様で犠牲フライでのタッチアップを見て、
「何が起こったん?」と騒いでいた。

7回の攻撃の前にはファンファーレが鳴り、風船飛ばしが始まる。

相手選手には容赦ないヤジが飛ぶ。

その日も阪神が勝った。
応援歌の六甲おろしが流れて球場全体で合唱する。

大阪へ帰る阪神電車は満員だ。
車内でも六甲おろしの合唱だ。
真弓の応援歌から平田、バース、掛布、岡田と個人の応援歌になる。
誰かがリードするのではなくて自然に発生する。
満員の他の車両でも同じ事が起きている。
 
突然バースコールが起こった。
バースは大活躍した外国人選手だ。
「バース、バース、バース」
と連呼している。 
訳がわからなくてもみんなが叫びだす。

ふと見ると一人の白人男性がコールに合わせて踊っている。
ヒゲを生やしてどこかバース選手に似ている。
その人を見た誰かが叫び出したのだろう。
叫びが車両全体に広がり、外国人も踊りだしたのだろう。

そのままの勢いが20分程続いて梅田駅に着く。

大騒ぎのまま広い大阪駅へ分かれて行く。
地下鉄、JR、阪急と分かれて行く。
2.3人に分かれると騒ぐ人はいない。
それでも派手な服装とメガホン等のグッズを見れば甲子園帰りだとすぐにわかる。
表情と会話で今日も勝った事がわかる。

今年の相手はきっとオリックスだ。
大阪決戦だ。
あの素晴らしいピッチャー達をどう攻略するのか、今から楽しみだ。

遠く離れた駒ヶ根でせめてテレビで楽しみたい。

おめでとう阪神タイガース!
  
Posted by sawch at 07:36Comments(0)独り言

2023年09月14日

学校がいよいよ危ない



「先生が沢山休んでいてテストが返されないんです。」
「沢山って?」
「50人位休んでます。」
「50人?そんなに先生がいたっけ?」

50人は大げさかも知れないが沢山の先生が休んでいて大変らしい。
地元の赤穂中学校だ。
理由は体調不良らしい。
生徒にコロナは流行っていない。
先生の体調不良って不登校かな?
先生は辛いと思う。

国が学校の形を根本から変えて行かないと先生も生徒も家庭も辛い。

とりあえずの課題は授業の遅れをどうするかだ。

生徒は自分でやれば良い。
教科書や問題集を使って出来る事がある。
学校や塾で教えて貰わないと何も出来ないとか言っていても仕方がない。
塾にしても学校の授業を肩代わりする程の時間や能力はない。

1年生で習った平面図形って多くの人が出来ないのです。それ程難しくない単元です。
3年生になって問題集を使ってやり直して出来る様になる人が多いです。
学校の授業で理解してなくても後でその気になれば何とかなるという事です。
何とかなると言うよりも何とかするしかないです。

飯島中学の3年生の社会はまだ第二次世界大戦まで行ってないそうです。
この辺りの他の学校は既に歴史を終えて公民に入っています。
早ければ良いとか、ゆっくりが良いという事はないです。
しかし地域の他の学校よりもかなり遅いという事は気になりませんか?
少なくとも歴史をしっかりとやっておくことです。公民に入ると学校は突っ走って進むに決まってます。

自分で教科書や新研究等の問題集でやれば良いです。
こう書くと「出来る人は良いけどうちの子は、、」
と反論されますが「じゃどうするの?」
と言う事です。

段々と先生がいない時代になるかもわかりません。
自分でやる事を身につけた人とそうでない人との差が大きくなります。

アレコレ言っても聞いてくれる人さえいなくなりそうです。
やるかやらないかです。

皆さんは自分でやって下さい。
吉田先生なんてアテにしてはいけません。
いつまで塾をやっているかわかりませんよ。

  
Posted by sawch at 07:51Comments(0)

2023年09月12日

負けたまま終わるな



「テストの結果が悪かった〜」
そう落ち込む人が多い。
良くなる様な努力をしたのだろうか?
悪い結果が予想されるのに何とかしようと思わなかったのか? 
『このままでは良くならない。』
そう思ったら何とかしようと思わないのか?
終わってから落ち込んでも仕方ない。

『結果が悪くてヤル気がなくなった。』
そういう人はそのままやめれば良い。
その人の人生はずっとそうなるだろう。

結果が悪いのはチャンスだと思わない?
きっと何人かはヤル気がなくなって勉強をやめてしまうのだろう。
落ち込んでいたり親とケンカをしていたり、新しい塾を探していたりと前に進まない動きをする人は多いだろう。
めっちゃチャンスだ。

その間に突っ走れ!

上手く行かなかった悔しさをプラスの力に変えよう。

次は同じ失敗はしないことだ。
テストを受ける時に『ヤバい』状態で受けてはいけない。
『ヤバい』のなら『ヤバくない』状態にしよう。
アレコレ考えずに今すぐにやれば良い。
「何時間やれば良いですか?」
バカな質問をせずにヤバくない様になるまでやろう。

テストは負けの方が多い。
受験では負けてはいけない。
負けたまま終わるのではなくて負けを活かして受験に勝て!

  
Posted by sawch at 12:20Comments(0)

2023年09月11日

昔の京都の営業マン



社会人になった頃は営業マンとして京都や滋賀を車で走り回っていた。

スーツを着ているのに訪れる先は倉庫や大きな冷蔵庫や肉の塊や鶏の首が転がった店だったり、魚を沢山似ている加工場だった。
唐揚げのフライヤーにネクタイの先を浸けてしまった人もいた。

何が辛いって営業車にはエアコンが無かった。
流石に一般の乗用車には付いていた時代だったが
私の営業車は窓を全開で京都の街を走った。
京都は今と同様でいつも渋滞だった。
片側二車線の道路ばかりでどの車線にいても隣の車からの排気ガスを浴びせられる。特にダンプカーは最悪だった。何故かマフラーが横に付いていてモロにこちらに排気ガスが浴びせられる。

運転中はスーツは脱いでいるがワイシャツが一日で真っ黒になった。
排気ガスの規制が緩かった時代なのでさぞ身体に悪かっただろう。

お客の大きな冷凍庫に入るとズボンの汗が凍ってパキパキ音がした。
快感だった。
怖い客も多かったが黒く日焼けをして汗をかく私にジュースなど冷たいモノを出してくれて、さらに持たせてくれる人もいた。

当時の京都は駐車場が整備されてない所が多くて車へはダッシュで戻る事もあった。
営業車で後ろを開けておいたり、ハザードをつけておくとそうそう駐車違反は取られないが取られたらもちろん自腹だ。
時々駐車を巡って知らない人と言い争いになる事もあった。

ドイツへ行く直前に虫歯になってしまった。
ドイツ語学校もありのんびり治療をしている暇が無いので歯医者の前の道に車を停めて後輩を乗せておいて治療を済ませた事があった。

宇治の平等院の隣の宇治川沿いや琵琶湖の西岸の砂浜、が弁当を食べるのに良い場所だった。

大津の山の中の渓流に車ごと突っ込んで川の中で弁当を食べた事もあった。

大津市の国道一号線に全国のトラックドライバーが集まるドライブインがあった。
そこもお客にした。
昔ながらのドライブインだったのにコンサルタントの先生のアドバイスの元でフードコートタイプのオシャレな店に改装したらあっと言う間に潰れてしまった。

深夜ラジオでも良く出てくる全国的に有名なドライブインだったのに残念だった。
今なら絶対に止めるのだがその頃は自分の売り上げが優先だった。

今はフォトスポットになっている琵琶湖の中の鳥居がある隣のレストランもお客にした。
当時は鳥居を訪れる客を見た事は無かった。
今は渋滞や交通事故が起きる程の人気らしい。

まだ週休二日もなくて日曜日しか休めなかった。

朝から夜遅くまで毎日が戦いだった。
体力と気力と理不尽と数字との戦いだった。

仕事を沢山するのはもうエエわ。
短期集中でエアコンの中で駐車場のある場所でやりたい。  
Posted by sawch at 19:53Comments(0)昔の話

2023年09月08日

メンタルが弱すぎる生徒には関われない



「家庭教師をお願いしたいのですが、」

秋になった頃に電話がかかってきた。

「以前チラシが入っていたのを思い出したんです。」
「部活動や生徒会なんかで忙しくてこんな時期になってしまいました。」
「やっと一段落ついて息子もヤル気なんで是非お願い致します。」
「部活動の友達に声をかけたんですがもう塾に行ってる子ばかりで一緒にやってくれる子がいなかったんです。」
当時は友達と一緒に申込んで貰うグループ家庭教師をやっていた。

『なるほど〜』
ご自宅に面談に行った。

お母さんは良く喋るが息子からはヤル気はあまり感じない。
断わるべきか受けるべきかで迷った。

「部活動は引退しましたがサッカー部でした。」

「サッカー部なら可能性があります。サッカー部の人のグループがあるので聞いてみます。」

「是非お願い致します。」
お母さんはそう言ったが少し疑問が残った。

『部活動の人に聞いたのに何故あのグループの人に辿り着かなかったんだろう?』
グループの人はサッカー部の中心で生徒会もやっている。とても優しくて良い人達なので声をかけられたら私に言って来ただろう。何故?

グループのメンバーに彼の話しをした。
一瞬顔を見合わせてから
「良いですよ。」
と言ってくれた。

新人が加わったがあまり盛り上がらない。
黙々と勉強をしている。

2回か3回新人は来た。
グループでの勉強を始めたら新人の母親から電話があった。
「すいません、ちょっとだけ遅れて行きます。」

特に気にもせずにその電話を切った。

少しするとまた電話が来た。

「私の言い方が悪くて息子が機嫌を損ねてしまって、今日はお休みさせて下さい。」

「はぁ~?電話を替わって下さい。」

「今日は来ないの?来週はどうすんねん?」

「行けたら行きます。」

「はぁ~?そんな勝手に決めてええと思ってる?もう来なくても良いわ。」

「じゃ行きません。」

電話を切った途端、やり取りを聞いていたメンバーがめっちゃ喋り始めた。

「あいつは凄くメンタルが弱いんです。」

「サッカーの練習中にパスがまわって来ないと怒って帰っちゃったんです。」

「そのまま部活動に来なくなりました。」

「意地悪してパスをしなかったの?」

「全然そんなことは無いです。普通にやってました。」

「よくそんなヤツを入れてくれたな。ありがとう。」

メンバーはとても良い人だと思った。
私の依頼なので入れようと思ったらしい。

サッカー部をやっていたって言ってだけどずっと前に辞めていた。
部活動の人に声をかけたと言ってたけどメンバーは聞いていない。
生徒会が忙しくてと言ってたけどメンバーの一人は生徒会の中心で新人は何も忙しくない生徒会だったそうだ。

きっと息子はヤル気があるというのもウソなんだろう。
電話を切ってから母親からは何も言って来ない。
きっと息子が「もう無理。」と言ったのだろう。

こちらこそもう無理だ。

メールでやり取りをしてご自宅のポストに3回分の料金を入れて貰ってそれを受け取りに行っておしまい。

グループのメンバーはまた元気に勉強をしてくれる様になった。
彼らには悪い事をした。  
Posted by sawch at 07:40Comments(0)

2023年09月07日

暑さに負けたウォーキング




9月になって早くも一週間なのになんでこんなに暑いねん。大阪と変わらんのんとちゃうか?
そう思って大阪へ行くときっと生きていけない。
信州の気候に慣れてしまった俺です。
そんな俺にこの時期まで暑いのは辛い。
ウォーキングノルマ達成の為には明日の台風を前に少しでも歩かなくてはいけない。

そして楽をした。

写真の様な日陰の道を歩いた。
ずっと水路の脇なので風が冷たくて嬉しい。
特別面白い道でもないがとにかく日陰だ。
山へ行くと日陰はあるがクマがいる。
平地の藪の様な木々に覆われた所はクマは居なそうだがクモがヤバい。

ここはどちらもいない。
問題は楽過ぎる事だ。
平地の日陰なので疲れない。何回も往復すれば良いが単調で飽きる。
一往復に多少の余分を付けて9キロで終了。
これって運動になるのか?
ノルマの為の数字合わせじゃないのか?

そういう日もあっても良いかな?  
Posted by sawch at 12:32Comments(0)歩く

2023年09月06日

テストは平均100点で当然



中学3年生のテスト結果が出た。
赤中、東中、飯中、中川中、は学年平均が五教科で200ちょっと。松川と宮田はもうちょい良かった。テスト問題が違うので比較は出来ないがどの中学でも平均点は低い。

数学や理科は30点台が平均点だ。つまり普通の人は30点台だ。
これって良いの?
「次のテストは40点に行かさね〜」と豪語する学校の先生がいると良く耳にする。
こんな先生はクビやろ!
暴言が多い俺でも言えない。

テストって何の為にするのだろう?
習った事がしっかりと出来ているかの確認だろう。
30点台は出来ていないのではないか?
それも無視して進めて行くのは何故だろう?
80点を取る人はとても少ないがそれであってもいっぱい間違えている。
習った事は全て習得して先へ進むべきだ。
ほとんど何も習得しない学校に意味は無い。
大人になって平方根や酸化の計算が出来る人はどれほどいるだろう。
英語が読めて喋れて、日本語の形容動詞の活用形が言える人はどれほどいるだろう。
大人になったら必要の無い知識を教えて、ほとんど習得せずに卒業する学校ってなんだろう?

九九の計算の様に習った事は全員が全て出来る様になって大人になっても使える知識として覚えている内容ではいけないのだろうか?
 
応用をやる事で考える力を身に付けさせると言う賢い人がいるが俺にはわからない。
テストが30点台なら応用はさらに習得度が低いはず。多くの生徒は考える事さえしない。

昨日の塾では二次方程式の易しい問題を10人程にやって貰った。
まだ学校で習ってない生徒は問題集の説明を見ながら私のアドバイスで進めた。
習い終えたはずの生徒でも少しのケアレスミスがあった。
間違えた所を確認して再度初めからやった。
二度目は100点だった。
二度目がだめなら三度目をやれば良い。
苦手な生徒も二度目は100点だった。
ガッツポーズを取る生徒もいた。

これで良いのだ。

習得する内容、レベル、速く出来たらどうするのか、様々な検討は必要だ。
それでも30点台はあかんやろ。
やる気が出るはずがない。
元気が出るはずがない。

「学生時代は80点で合格だが社会人は100点が必要。」と教えられた。
30や40はさすがにあかんやろ。
80もあかんやろ。
100点を取れる内容だけを取れるやり方で何回でもやれば良い。
その内容が必要だから何回やっても良いから100点を取って次へ行くべきだ。

例えば都道府県名位なら何度かやれば100点になる。大人になっても使う事もあるだろう。

身に付けない内容なら意味がない。
  
Posted by sawch at 08:05Comments(0)

2023年09月04日

言霊



言霊という言葉を調べると宗教的な意味合いの説明が色々と出てくる。

塾の立場から考えてみた。

「◯◯高校に行けたら行きたい。」
「まだ内緒なんですけど◯◯高校志望です。」

こんな感じで話してくれる生徒がいる。
実際にその高校に行った例は少ない。

「◯◯高校合格」
昭和の受験生の様に自分の部屋に張り紙をして、家族や私や友人に宣言していた生徒がいた。
その生徒は挫折もあったが言い出した手前頑張るしか無くて頑張った。
そしてその高校に入った。

言葉が持つエネルギーだ。
自分を奮い立たせるエネルギーだ。

応援の言葉等にはエネルギーがある。
周りの励ましは言葉によるものが多い。

「言ってるだけで良いのですか?」
そうではなくて、言う事で実現に近づくのだ。

肯定的な言葉は人を引き寄せる。
結果自分のエネルギーになる。

否定的な言葉が多い人には集まらない。

私は元々は否定的な言葉が多かった。
意識して肯定的にしている。
自然と人が集まってくれて上手く行く事が増えた。
そうなると肯定的な言葉が自然に出てくる。
ますます人が集まってくれる。
人生が楽しくなってくる。

まずは意識して言葉を出す事だ。
少し大きく、はっきりと、相手を見て。
相手の言葉を良く聞いて良いと思ったらその気持ちを言葉にする。
解らない事は言葉で質問する。

しかし、でも、は使わない。
「私は勉強があまり得意ではないけども◯◯高校に行きたい。」
の様な話の始めに謙遜する様な言葉を付けない。

笑顔を加えられるとさらに良い。
それが私の課題だ。

皆さんも少しだけ言霊を意識して良い言葉のエネルギーを交換しませんか?
きっと人生が楽しくなって世の中が明るくなるんとちゃうかな?  
Posted by sawch at 07:50Comments(0)

2023年09月02日

額縁の中の水兵さん



もう10年近くになる。
義母が亡くなり海辺の小さな町でお葬式があった。
式の後、小さな公民館に場所を移してお食事会があった。

事務机を自分達で並べて注文したお弁当を食べながら思い出話をする会だった。

部屋を見下ろす様にズラッと写真が並んでいた。
白黒で額縁に入った人物の古い写真だ。
 
戦争で亡くなった地域の人の様だ。
名前や出身の集落、生年月日や亡くなった年齢等が書いてある。
それが何十も並んでいる。
この小さな穏やかな地域だけでこれ程多くの人が戦争で亡くなったのだ。

その写真に衝撃を受けた。
私の息子と同じ制服なのだ。
陸軍、空軍、海軍の人がいたが海軍の人の写真は海上自衛隊に入ったばかりの息子の制服とそっくりだった。
息子はすぐそこで談笑している。
19歳だ。
写真の皆さんの年齢もそのくらいが多い。
白いセーラー服に白い帽子だ。 
きっと下の階級の軍服なのだろう。

空軍も陸軍も皆さん10代で亡くなった人も多い。
中には30代の人もいる。その人の軍服は少し違う。
生年月日を見ると昭和の最初か大正生まれだ。
亡くなったお義母さんが幼い頃に近所で会った事のあるお兄さんがそこにいたのかも知れない。
そのお義母さんの写真はおばあさんで兵隊さんたちは孫である息子と同じ服を着た同じ年代の人だ。

この皆さんは戦争に行かなければ近所のおじいちゃんになっていたのだろう。
この場所でお葬式の後のお食事会に何度も参加して最後は自分が見送られた事だろう。
皆さん良い顔をしている。
真っ直ぐに何かを見ている。
怖くて悲しかっただろう。
親御さんはどんな思いだったのだろう。
気の毒でならない。

息子達の任務が訓練と備えだけであり続ける事を祈りながら一人一人の写真の顔や生年月日、亡くなった年齢等を見ていた。  
Posted by sawch at 06:08Comments(0)独り言

2023年09月01日

俺は教育者ではないよ



こういうブログを書いていると時々嫌がらせや噛み付くようなコメントをしてくるヤツがいる。
面倒くさいので無視していると、「あなたは教育者なのに何故私の議論に応じないのか!」と噛み付いてくる。

お金を頂いて学習塾をやっているので相手をして欲しいのならお金を払って欲しい。

『だいたい俺は教育者ではないよ。』
『教育って何や?』
調べてみた。
継続的に知識や技術を教え授ける事とある。
自分の知識や技術は授けていない。
学校の教科書の知識を身につける補助をしている。
人間を望ましい姿に変化させる事ともある。
社員教育とか自衛隊の教育はそこだろう。
塾では私の望ましい姿に変化させようとはしていない。
もしさせるのなら部屋の中ではなくて外で走ったり戦ったりさせる。
きっと誰も来ない。

教科書の内容を習得して高校入試に備える事が塾の目的だ。

私の意図は要らない。
学習支援と言って欲しい。
ラーニングサポートと英語で呼ぶと格好良い。
学習塾とはいうが教育塾と言うとヤバい感じさえする。
教師ではないよ。
先生だよ。先生と呼ばれるのも本来は好きではないけど。

教育は教える側の意図に導き、教わる側は受け身の態度になる。
学習は教わる側が主体的で学ぶ。

進学校に行くのも工業や農業の高校に行くのもスボーツで行くのも生徒の自由だ。
私はアドバイスはするが意図して導く事はしない。

塾に来る皆さんは主体的に参加して欲しい。  
Posted by sawch at 07:30Comments(0)