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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

塾以外の雑談や趣味や独り言が多いですが、
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2020年05月29日

新時代の塾

昨日新しい生徒が入ってくれた。
中二の女子生徒で一人、月に一度か二度のペースで一時間の勉強。

「え?そんなに少ないので何か意味があるの?足りるの?」

そんな声が聞こえてきそうです。

かなり大きな意味があります。
私ならこのくらいでも意味があるものに出来ます。

学校を中心にして塾はそのサポートを心がけ学校のテストで結果を出し、そこからやる気を引き出すということです。

ようやく学校が再開されましたが混乱が続くようなので予習が求められています。
「習っていないから出来ません。」
が通用しない時代です。
最近までの学校からの課題を見ると習っていないところの予習がほとんどでした。
教科書や参考となる教材を見るとある程度基礎的な事は出来る様になっています。
それが出来る能力が必要な時代です。
そこをサポートします。

仮に週に三回も塾に行っていてそのことによって学校で習う内容を補っていたとします。
学校や塾に行けなくなったらどうしますか?
他力本願では他の人に置いて行かれる時代です。

学校からの課題を私が見てあげて
「ここは難しいところだから一緒にやろう。」
「この科目は量が多いから先にやろう。」
「この内容は覚えていないと出来ないから答を使って覚えて行こう。」
などとアドバイスをすることで課題をやるきっかけにします。
ある程度自分でやった課題を私が見て修正をします。
わからないところや沢山間違ったところは訂正し、
正解の所でも少しのアドバイスを加えて行きます。

こうすることで課題を力に変えるきっかけを作ります。
学校が始まってもこの基本は同じです。
新しい時代は自力が要求されます。
先生方は限られた時間しかないのでついて来れない生徒をしっかりと見てくれないかもしれません。
補習などを検討している学校が多いですが、むしろまた休校になる心配もあります。
自力で進める習慣を身につけておいた方がこれからの時代はさらに有利です。

私は五教科さらに部活や家庭、その生徒の現在の能力などを考えて関わります。
私との関わりも少ない方が良いです。
テスト前や長期休み、受験前などはそうではないのですが普段は少なく関わる方針です。

自分で勉強したことを私に披露するというイメージです。
練習試合のような感じです。
そこでアドバイスをして問題点を洗いなおして、何よりもやる気の維持、向上に努めます。
目標は本番の試合、つまり定期テストです。
五教科全体の範囲を見て取り組む順番や難しさを説明し、
その生徒の実力を考えて難しそうなところは一緒に勉強します。
独りで勉強している期間には時々メールなどでアドバイスをします。
家にいる時間が多い我が子にはつい口うるさくなりがちですがそんな親御さんに対してもアドバイスをして
親子関係を良好に保って頂きます。

結局は私がこれまでやってきたことと同じです。
このことがこれからの時代にはさらに求められるということです。

私が教えた生徒はその後にも活躍することが多いです。
大学受験や就職などで私も驚くような成長を見せてくれる生徒が多いです。
今の時代は他力本願な子供が多い中で幾らかでも自力で考えて行動できる人になっているからだと思います。

今後はますます新しい形としてこうしたサポートが重要になると自信を持っています。
ちなみに私は塾なのか家庭教師なのか、その点はどうでも良いです。
必要な形に変化します。  
Posted by sawch at 08:31Comments(0)

2020年05月26日

竹のようにしなやかに生きる

そろそろ学校が始まってきた。
始まったら始まったできっと想像もしていなかったいろんな問題が出てくるんだろうな?
絶対に生徒の学力差が大きいと思う。
出来る生徒は益々出来ていると思う。
塾などに行っていなくても出来る生徒は教科書を見て自分で予習でも何でも出来る。
出来ない生徒というかやらない生徒は何にもやっていないだろう。
部活もそうだろう。
人間関係もそうだろう。

第二波、第三波が来る可能性が高いらしい。
また???めっちゃ疲れるわ。。。。
そりゃそうだ。
来ないに越したことは無い。

でも来るものは来るし、複合災害だか、豪雨や地震などの災害がコロナの中で起こることもある。
出来ることはする。準備もするし、意見も言う。行動もする。
しかし出来ないことを嘆いても疲れるだけだ。

関東大震災、第二次大戦へ向かう若い兵士、東京大空襲、引き揚げ、東北の津波、
YouTubeでだが色々見た。
どんなにつらくて大変だったことだろう。
私の知らない恐ろしい真実が沢山あったことだろう。

それでも日本人は立ち上がってきた。
血のにじむような苦労があったのだろうが、この素晴らしい社会を作ってくれた。

硬く頑強な壁は意外と脆いのかもしれない。
とてつもなく強い力を上手に逃がして元に戻ることが出来る竹の様にしなやかに生きたい。  
Posted by sawch at 10:24Comments(0)

2020年05月22日

無料家庭教師 とうとうタダになりました。

明日の23日24日限定無料家庭教師をします。
小学生から中学生、新高一生辺りまででしたら何の科目でも教えられます。何人一緒でも構いません。
駒ヶ根で22年やっています。そろそろ学校が始まりそうなので本来の形で生徒を募集します。
今はまだ暇なので困っている人がいれば教えます。胡散臭い話が多い業界ですが本当に無料です。
お試しの上以降の契約を、、、ではないです。教材の販売もないです。自分で用意してください。事前打ち合わせの上教えます。一回限りです。

一回は60分程度を考えています。駒ヶ根から行ける範囲、特に決めていませんが、松本程度なら行きます。我が家に来てくれるのならもちろんOKです。

大阪弁のギャグを交えた教え方で上手い自信があります。中学の事や高校の事、将来のこと、気になるご質問にも何でも答えます。

息子たちは松商、高専に行ってました。サッカーをやっていました。400人以上の生徒を教えた経験があるので幅広い皆さんの夢の実現のサポートをします。

大そうに書いていますがこの週末は暇です。遊びに行くのもまだ微妙です。そのため少しでも誰かのお役に立ちたいという純粋な気持ちです。ご遠慮なくどうぞ。得るものが多い時間にします。  
Posted by sawch at 11:03Comments(0)

2020年05月22日

地元集中運動 私の少年時代11

皆さんの中で「地元集中運動」という言葉をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?

私たちの世代の大阪の中学生はこの運動に翻弄されたのです。

「地元集中運動」とはテストの点数の良い生徒が地元から離れた進学校に行くのではなくて地元の高校へ行こう、という運動だ。
高校はレベルによって輪切りにされてみんな少しでもレベルが高い学校へ行こうとする。
多少遠い高校であってもレベルの高い高校を目指していた。
そのため点数が低い生徒は高校を選べず、家のそばに高校があっても遠くの高校に行かなくてはいけない場合が出てくる。
これを無くそうということだ。今の長野県でも当然こうした傾向はある。
この傾向を無くして小学校中学校のようにみんなが地域の高校へ行けば良いということだ。

この考えが良いか悪いかではなく、それを中学の教師がかなり強硬に推し進めていたので翻弄されたと感じたのだ。

点数が良い生徒が地域から離れた進学校を目指すと言うと担任がその生徒を応援するのでなくて非難する。
驚いたのは卒業式でそういった生徒を非難するような発言を別の生徒にさせたことだ。
「お前らが進学校に行くから高校に序列が出来て俺らは別の遠くの学校に行かなあかんねん。」
そんな意見をなんと卒業式で披露する機会を作ったのだ。

私はこの考えには大反対だった。
「お前らが遊んでいるときにあいつらは頑張って勉強して良い点数を取ったんやから自分の好きな高校を選ぶ権利がある。」
この至極当然の私の意見には生徒は反論できないので教師が色々と反論してきた。
今思えばその教師たちはどこの高校へ行ったのだろう?
きっとその進学校だったのだろう?
それなのに何故そのような活動が起こったのだろう?
今は既になくなっているようだが、いったいあれはなんだったのだろう。
この運動で傷ついた生徒は多い。

当時は親は出てこなかったな~。
今なら私が出て行くんだけどな~笑
  
Posted by sawch at 09:01Comments(0)

2020年05月20日

特別定額給付金 私の独り言7

私の三男の事です。
3月末に職場の車で研修施設に連れて行って頂きました。
それ以来一歩も施設の外に出ていないようです。
一歩もです。
夜も週末もです。
少年院などではありませんよ。
就職したので研修とはいえお給料は振り込まれていると思います。

例年なら週末は出ることができるそうですが今年は感染対策で出られないそうです。
スマホは取り上げられて夜のわずかな時間しか使えないそうで私たちへの連絡はほとんどありません。

ちなみに今日初めて数時間の外出が許されるそうです。
何をするのかな??

そんな彼らにも特別定額給付金が出るのでしょうね。
例年にはない辛い思いをしているのは確かですが
経済的なダメージはないでしょうね。
むしろ外出をしないのでお金を使う事すらないと思います。
そもそも報道を見ることも少ないのでこの給付金の存在すら知らないかもしれません。

親の方に回ってこないかな、と良くない考えをしてしまうこの頃です。  
Posted by sawch at 08:40Comments(0)

2020年05月18日

立たされ続けた2年生 私の少年時代11

小学校の二年生の頃の私は毎日一回は必ず立たされていた。
教室の後ろではなくて教室の外の廊下だった。
それも外廊下だ。屋根はあったが窓が無くて風が吹きっ晒しの外廊下だ。
可愛い二年生をそんなところに立たせるなんて今だったら大問題なんだろう。

なぜ私は立たされたのか?
はい、私の授業態度が悪かったからです。
大きな声でおしゃべりをしたり、後ろを向いたり、時には立ち歩いたり、、消しゴムを投げたような記憶もある。
立たされるだけの理由があったので吉田少年は平気だった。
廊下からの眺めが良かった。
淀川をはさんだはるか向こうには新幹線が走っているのが見えた。
サントリーの山崎工場が見えた。
その後ろには天王山が見えた。
休み時間には興味のわかない風景だが、しんとした授業中に自分だけこの風景を眺めているのが楽しかった。

立たされたのは私だけではなく友達の片桐もいつも立たされた。
この片桐と廊下でうその幽霊話をするのが楽しかった。
立たされているにもかかわらず廊下でおしゃべりをしていたのだが、なぜかこれは叱られなかった。
授業の妨害をされなければ良いということだったのかもしれない。

幽霊話を創作するのは楽しかった。教室にいるときから必死になって話を考えていた。
良い話が考え付けば早く披露したくてわざと騒いで立たせてもらった。
この創作は授業を大人しく聞いているよりもずっと頭を賢くしてくれたように勝手に思っている。  
Posted by sawch at 08:35Comments(0)

2020年05月15日

5月15日の生徒事情 私の独り言6

駒ヶ根辺りでは分散登校が終わろうとしている。来週あたりから通常の登校になるらしい。
そこで困っているのが学校からの課題が終わらないことだ。
その課題の内容が4月辺りまでと今とでは大きく違って来ているのでその話題を書きたい。

3月4月辺りは前の学年の復習がほとんどだった。
進級してしばらく経った最近ではまだ習ってもいないところの予習が増えている。
これがすこぶる評判が悪い。
多くの子供は「習っていないので出来ない。」と言う。
親の中には「学校は補習などをしてきっちりと取り戻してくれないと困る。」と言う人もいる。

その通りだと思う。そう思うのは当然だと思う。しかし無理なものは無理だ。
失われた時間は帰ってこない。インターハイや中体連の大会が無くなってしまったものが取り戻せないのと同じだ。
自力でやるしかない。
少なくとも愚痴や学校に対する不満を言ってもマイナスにしかならない。
本当につらい時は泣き言を言っても良いのだが、多くの人にとってはこの件くらいは乗り越えなくてはいけない。
きっと補習を入れる余裕はないだろう。夏休みなどはすでに通常授業を終えるために使うだろう。夜や週末に補習?
子どもたちはついて行けるだろうか?大人の事情だが先生方公務員は今も出勤している。これ以上勤務すると条例違反や労働基準法に触るということになりかねない。

自力でやろうとする人もいる。学校が始まるとやった人とそうではない人との差が大きくついているはずでそこを学校が修正してくれるはずもない。勉強は受験のためにするのではないはずだがほとんどの人にとっては受験が一番気になるところだ。
その受験は周りの人との競争だ。周りよりも上なのか下なのかで結果が決まる。英検や漢検の様に60点を取ればみんなが合格という試験ではない。ということは学校が我が子だけを助けてくれるはずがないということだ。自分で何とかしなくてはいけない。塾などに頼るのもこの自分で何とかするという方法の一つだ。泣き言を言っていても誰も助けてくれずおいていかれてしまう。

私の立場で考えると愚痴を言って「やらない」「出来ない」人と「なんとか自力でやってしまう」人とでは取り返しのつかない大きな差が出来る。
自力でやることは誰かに教えてもらってやることよりもたくさん身につく。

余談だが私が教えた生徒の多くはその後の上の学校への受験や就職試験など人生で力を発揮する人が多い。
ある程度自力でやる習慣を与えたからだと誇りに思う。周りの人よりも少しだけしっかりしているのだろうと思う。

習っていないところでも教科書や学校からの参考書のような本などを見ればある程度は解ける問題もある。
解らなければネットをたたくと出てくるものもある。それでもわからない問題は放っておくしかない。
ネットを通して私に尋ねてくれたら誰でも無料で教えてあげる。(意外と出来ないことも多いのでそこはお許しください)
つまりこの課題は大きなチャンスだ。学習効果が高いと評判のアクティブラーニングとも言える。
ネットや電話なら使えるので仲間と相談しても良い。
学校に教材を置きっぱなしにしている人はどうしょうもないので登校日には必ず持って帰らないといけない。

そもそも課題の内容が何なのかがわからないひとがいる。
学校からの連絡がプリントだったり、ネットだったり、電話だったり、DVDだったりと統一されていない場合もある。
まずはそこから確認してこの週末には片づけるようにしないといけない。

どうしても困ったら私にメールしてくれたら本当に無料で教えてあげます。
まずは自分で頑張ってみて、、、、  
Posted by sawch at 08:19Comments(0)

2020年05月14日

5月14日の生徒事情 私の独り言5

簡易的というか臨時的というか例年とは違う形で家庭教師を再開して20日くらいになります。

ポツン、ポツンと声をかけてくれる人がいて本当にうれしいです。

小中高の人合わせて10人くらいの人とその親御さんと関わらせて頂いております。

母親としては少しでもと思っているが何せ子供の方が全くエンジンがかからないのでお願いでしたくても出来ない。

そんな連絡を頂いた方も何人かいます。

久々に会って嬉しそうにこの間の色んなことを語ってくれる人もいます。

初めて会って緊張しながらも学校の課題に取り組んでくれる人もいます。

学校が完全な形でなくなってもうすぐ3ヶ月になりますね。

新高校生などは買ってもらったスマホが嬉しくてラインやオンラインゲームばかりしているとお母さんが嘆いていたのが4月の事です。

今ではそのスマホにも飽きてしまって寝てばかりいると言ってます。

少しは運動しようと思い外へ出て走ろうとするとすぐに疲れてしまって撃沈だそうです。

小学生は本を読んだりゲームをしていたのですがやはり飽きてしまい今は毎日何もしていないそうです。

学校からの課題が溜まっているのは判っているようです。

このピンチの時期をチャンスに変えようという話も判ってはいるようです。。。

とにかくやる気が出ません。。。。どうしても出ません。出ないものは出ないのです。。。

ドンドンこんな風な人が増えている様子です。。。

家族との言い争いさえ少なくなってきたそうです。

皆さんのお宅でもそうですよね。。。

私が伺うことで僅かでも変化になれば嬉しいです。

少しずつ学校再開の方向へ向かっている駒ヶ根地域ではあります。

私も通常の形で教えたいです。。  
Posted by sawch at 12:46Comments(0)

2020年05月13日

オンライン授業 私の独り言4

駒ヶ根市の小中学校は分散授業が始まっています。
来週あたりからは通常授業が始まり3年生のテストがいきなり行われるようです。(授業をしていないのにテストか?)

学校の先生から各家庭に連絡がありネット環境について調査がありました。
今のところオンライン授業は行われていません。
塾の中にはオンライン授業を行っているところもあるようです。

私は塾ではなくて家庭教師です。
オンライン授業は出来るかな?
考えてみました。。
無理!
無理という言葉は嫌いですがやはり無理。
少なくとも今は無理だし、やはり会って勉強しないとこっちが面白くないです。
コンサート、漫才、居酒屋、の良さの一つはライブ感だと思います。
私の家庭教師の良さもそこです。
他の家庭教師はどうなのかわかりませんが、
私はこのライブ感を大事にしています。

オンライン授業は学校の授業をしている先生と黒板を映すのが一般的だと思います。
それも一つのやり方です。

私の場合のやり方です。
まずは事前に生徒をイメージします。
テストが近いから苦手な社会の暗記をしてやらないといけないな。
数学の平方根を習った様に昨日の生徒が言っていたから今日はそこも見ないといけないな。。。
暑い中部活もあっただろうからばてているだろうな。。。
先週は私からの宿題をやっていたから今週もやっていれば他の事が出来るな。

色んなことイメージして臨みます。教材をこちらで準備することもあります。

実際に勉強を始めるときに問診のようにいくつか質問します。
何を勉強する?
平方根は習った?
宿題やった?
学校は暑かった?
その答えや雰囲気でやる内容を決めます。
やってみて出来ていれば他に行く、出来ていなければ繰り返す。
学校からのテスト範囲を見て優先順位を考えてあげる。
私が帰った後に一人で暗記しなさい、と言った時にできる生徒なのかどうなのか?
出来ないと判断した生徒はその場で覚えさせる。そして同じところを宿題にして習慣をつける。

このように生徒の様子を見て聞いてやらせてみてどんどんと次にやるべきことを準備する。
こちらの頭では5つくらい準備するが実際にやるのは2つくらいだ。
一つやればまた違う5つくらいの内容が頭に浮かび、様子と時間を見て優先順位を決めて次の内容を選ぶ。
テストが近いのか、遠いのか、テスト前の私との予定は?
グループでやっているのなら他の生徒と合わせることで競う楽しさを醸し出すことも考える。

このライブ感がプロの家庭教師だ。グループでやればさらにライブ感は増す。
私も面白いし乗ってくる。生徒も乗ってくる。
5人10人と集まってする勉強会ではもっと乗ってくる。頭はフル回転。
将棋の棋士が何人もの素人を相手に指してるような気分に浸っている。
この自己満足があればやる気が出る。生徒をやる気にさえるにはこちらが楽しい方が良い。

忘れてはならないのはこの間に面白い(つまらない?)話を盛り込むことだ。
生徒が楽しいと思わなければ乗ってこない。
この楽しいには勉強がしっかりできて楽しいということと雑談が楽しいということがある。
雑談も考えてしている。
勉強、学校、高校入試、部活、将来、など生徒に寄り添ったものにしている。
大人に対する不信感を解くような話も得意だ。

私は生徒の様子をよく見ている。
服装、時にはお化粧、荷物、等をみて生徒の普段の様子を推し量り勉強に必要なものを抜き出す。
「せっかく沢山荷物を持ってきたようだから使わないと勿体ないな。。出してみて、、」
「いや、大したものはないです。先週のままです。なぜか一年の理科の教科書も入っています。」
こうして自分で意識させることで持ち物を見直す習慣が出来て、生徒側でも準備する習慣が出来る。

元気がない生徒にしつこく尋ねてみると学校でいじめられ始めたということもあった。
その日は勉強をやめてずっと彼女の話をただ聞いていた。

ご縁があった生徒のためにはなんでもやる。
時には親とのけんかもする。
私は親ではなくて生徒の味方だ。
テスト前なのに教材を学校に忘れた生徒がいた。
取りに行くと忘れたことを親に叱られるというので私が親戚を装って取りに行った。犯罪かも?昔の話です。
助産師、理学療法士、市役所職員になりたいという高校生がいた。
実際にその仕事をしている人とをつないで話を聞く機会を作った。
野球をしている中学生に「キャプテン」の動画のDVDを貸してあげた。

今の私にはオンライン授業は無理。
上手に関わって行こうという気はある。

因みにネットはよく使う。。。
「明智光秀って誰?」
生徒からそんな言葉が来たとする。
そのままスマホに聞いてみる。
明智光秀の情報が沢山出てくる。
肖像画も出てきて生徒は盛り上がることが多い。
自分でも簡単に調べることが出来ることもあるんだ、と思ってくれたらうれしい。

以上です。。。  
Posted by sawch at 08:46Comments(0)

2020年05月12日

灯り 私の独り言3

朝7時過ぎ。
外から小さな子供たちの叫び声が聞こえる。
黄色い帽子をかぶった1年生が4人、いや5人すごい勢いで走っている。
自販機の前で突然一人が立ち止まりお釣りを探り始めた。
他の子たちも立ち止まり大声で叫びながら集まる。
次は突然鬼ごっこが始まった。

丁度一年ほど前の事だった。
毎朝7時過ぎになると甲高い声でさけぶのが聞こえる。
日によっては一人多かったり少なかったり、
女の子が男の子を通せんぼしたり、
何故か来た道を戻って行ったり、
こんな具合で学校に着くんだろうか?
何時に家を出たんだろう?
毎日毎日もの凄いテンションだ。

三人の息子たちが通った道だ。
少し離れた我が家にもはっきりと聞こえる甲高い声、
道路沿いの家ではさぞうるさいだろう。
あの声で目を覚ます人もいるかもしれない。
声が聞こえると毎日窓から覗くようになった。
ここから見えるのは200mくらいだがそこを通るのに遅ければ5分くらいかかっている。
行ったり来たり走ったり立ち止まったり、、、
どこの子かどこから来るのかは知らない。
学校からの帰りで通るのを見かけたことがある。
少し疲れている。。。学校で使い果たしたのだろう。

あの子たちも今年は二年生。
もう黄色い帽子は被っていないだろう。
もうあんなに元気な姿はなくなっただろうか?
それでも仲よしのみんなで一緒に登校しているだろうか?
もしかすると1年生を連れているかもしれない。

今日初めて叫び声を聞いた。
今年度初めて聞いた。
まだまだ元気だ。
まだまだ若い。笑
明日からも元気な声を聞きたいところだが駒ヶ根は分散登校なので
毎日朝から登校するのではない。
それでも少し明るい気分になった。  
Posted by sawch at 08:54Comments(0)

2020年05月11日

長野の皆様お騒がせしました 私の少年時代10

中学生の時の修学旅行は長野の戸隠だった。

「おまえら、絶対に電車を停めたらあかんぞ。。」
先生は私たちに向かってそう言った。
先輩が非常停止ボタンを押して電車を止めてしまったことが原因で国鉄が修学旅行専用列車の利用を許可しなくなったらしい。
5年ぶりに利用できることになったので先生のこの注意となった。
しかしあほな私たちには逆効果だった。
学校では誰が停めるのか?どうやったら停められるのか?の話題で持ちきりだった。
実際に行きの道中だけで三回も列車は止まってしまった。
後輩の皆様申し訳ありません。

長野駅はお寺のような屋根瓦のある駅だったように覚えている。
鎖を解かれた猛犬のような中学生が大勢駅前に放たれた。
「こらっ。待てや。お前どこの学校や??」
駅前の広場のあちこちで私の学校の奴らが地元の学生さんに絡んでいる。
「お前な、どこの学校か聞いてどうすんねん。長野の学校聞いても知らんやろ。」
同じクラスの不良に私がそう言うと
「お、そうやな、、、。悪いな。」
当時の不良はなぜか学校の名前を聞くのが挨拶だった。

戸隠神社前ででそばを食べて飯縄山へ登り、疲れ果てた私たちはクラスごとにペンションに隔離された。
先生たちのこの作戦は効果が絶大だった。
ペンションのオヤジさんはひげを生やしたごつい感じの山男で不良の扱いが上手だった。
足が悪いかおるを背負子に乗せて飯縄山を登ったことで私たちはビビらされた。
不良も一目置くしかなかった。
因みにこのオヤジさんは今は体調を崩しているがご健在らしい。
娘さんが宿を継いでいるらしい。
昨年戸隠のカフェのオーナーと雑談をしていて偶然そのことを知って驚いた。
昔、本当にここに来たんだ、、そう思った。

夜にはクラスの不良2人が「2組に行ってくるわ。。。」
そう言いながら葉巻を口にペンションを出て行った。
幾らも経たないうちに彼らは戻ってきた。
「めっちゃ暗いねん。あかんわ。。」
当たり前やろ。。。

お騒がせしましたが楽しい修学旅行でした。。。
私が今駒ヶ根にいるのはもしかするとこの体験が原点にあるのかもしれません。
もっと長野県の人にお返ししないといけませんね。
というよりも私も長野県民です。
  
Posted by sawch at 08:10Comments(0)

2020年05月08日

私の独り言3 業務再開に感謝

2000円家庭教師を打ち出して何人かの人と関わることが出来た。

以前教えたことがある人、初めて見る顔、どちらにしても嬉しい。

小学生、中学生、高校生、みんな毎日ダラダラ過ごしているようだ。

ゲームをしたり、チャットをしたり、時々勉強をしているらしい。

どうせならこのピンチをチャンスに変えた方が良い。

そう言われて理解はしているが行動が伴わない。

生活にリズムをつけることさえ難しい。

そんな中私が行き、見て見ぬふりをしていたい勉強というものに少しでも関わることが楽しいらしい。

私が行き、勉強を教えてくれることで親の機嫌が良くなることも子供にとって嬉しいらしい。

僅かながらでもそんな役に立てて私も嬉しい。

運動不足解消と生活に変化をつけるためにこの家まで歩いてくる女子高生もいる。

慣れないマスクで大変だが、換気はしやすい時期なのがまだ救いかも知れない。

何せ2000円なので収入には大してならない。でもしっかりとお金を頂いている充実感がある。

お金を頂くのとボランティアでは大きな差がある。

児童養護施設や地元中学でボランティアで教えたことがあるがどうもいけない。

私のような出来ていない人間にとってはただでやってやっている、というおごりの心がどこかにある。

お金を頂いているということでギブ&テイクの関係が保てる。

まだあと少しの間は学校は開かないようだ。

そこまでは今のまま続けようと思う。

たった一回でも生徒やご家庭にも大きなメリットがあるようにしたい。

初めてかかわった小学生たちも楽しかった、一時間があっという間だった、と言ってくれて親も驚いている。

そこは長年やっているプロなので自信はある。

たった一回でも構いません。

何年生でも構いません。

兄弟姉妹が一緒でも構いません。

ガソリン代くらいは出るので遠くでも構いません。

明日から週末です。ご遠慮なくお申し込みください。

絶対コロナにかかっていないという断言はできませんが、ポツンとあるこうした勉強以外は誰とも会っていません。

恐らく皆さんのお仕事よりは人との接触の少ない日々を送っています。

窓を開けてマスクをして消毒液をもって、1時間だけ楽しく勉強をしましょう。。アッ2000円だけ持ってください。  
Posted by sawch at 08:09Comments(0)

2020年05月07日

私の独り言2 学校ってとても大事だわ

学校に行きたい、学校に行って欲しい、多くの親子は現在こういった気持ちが強いですね。
学校が始まったら親と教職員、子供や地域が一つになってこれまで以上により良い学校でなくてはいけません。
始まったら始まったでお任せになってしまって全部学校がやってくれると考えていると我が子が置いてきぼりになります。
学校も先生もそこまでは万能ではないです。今は特に大変な状況です。
親の方も賢くなければいけないと思います。

駒ヶ根ではお父さんやお母さんも地元の学校を出た方が多いです。
しかし20から30年も前の学校と今ではかなり様子が違っているということを学んで今の子供たちが置かれている環境を知ることが大切です。

大雑把に言うと緩くなっています。
キチンとした良い生徒が多くなっているということもできます。

親の世代では伊那北高校に入るには400点、伊那弥生ヶ丘高校に入るには380点が必要だったという方が多いです。
これは中三の秋くらいから後の時期の学校のテストや入試での五教科の合計点の事です。
私の感覚では今はこれよりも60点くらい低い点数でも大丈夫かと思います。

赤穂高校や駒ヶ根工業高校からも希望すれば大学に入れます。もちろん専門学校や就職の道もしっかりとした進路としてあります。
その分入るのが難しくなっています。
駒ヶ根の高校だけではなくて他の高校も同じです。
いわゆる進学校とそうではない高校との差が小さくなってきている印象です。
言い方を変えればどこへ行っても大きな差はなく生徒が頑張る動機づけが難しいのです。

部活は厳しくなり、週末も練習が入り、遠征が入り、指導者のレベルが求められ、先生も生徒も大変です。
さらにこの部活をセーブする動きが出てきて先生たちは戸惑っていることでしょう。

子どもの数が減り、競争が少なくなり、さらに進学校への憧れを持つ生徒が減り、学校は緩い雰囲気が流れています。
我が子を頑張らせる動機づけには親も協力しなくてはいけません。。
先生は親の世代よりずっと大変で、任せっきりでは疲弊してしまいます。

スポーツなどで高校を選ぶ人が増えています。
そのスポーツでオリンピックに出たり、プロになることを望んでいるということではありません。
我が子もそうでしたが多くの生徒はその道はしばらくすると絶たれてしまいます。
しかし多くの生徒はそこで頑張ったことで将来の道が開けているようです。

つまり勉強にせよ部活にせよ頑張った先には道が開けるということです。
小中高ともに学校が楽しくて友達がたくさんいて生き生きと通うことが出来て、元気が出てきて、
その先に自分が好きな事を見つけて頑張ることが出来るのです。
親は学校が楽しいものであるように心がけないといけません。
これは簡単ではないですが、少なくとも任せっきりではいけません。
先生方と協力し、応援し、積極的に参加することが大事です。
先生も人間です。応援すれば元気が出て良いクラスになります。
結果としてわが子に帰ってきます。
役員、行事、授業参観などに出来るだけ参加して先生と会話して応援しましょう。
非難をしたり、否定的な事を言ったりするのはマイナスにしかなりません。
意見として言うべきことはしっかり言うべきですが対立しても良いことはないです。
社会全体が分断、対立の方向に動いてしまいました。
これをきっかけに逆に協調、友愛の方向に舵を切れるように心がけようではありませんか。
学校では先生に感謝し仲良くしようではありませんか。  
Posted by sawch at 09:03Comments(0)

2020年05月06日

私の独り言

みんな一緒だけどコロナコロナで嫌になる。

失ったものもあるし我慢していることもある。

桜の花は散ってしまい、山桃やヤマブキがきれいで毎年と同じなのに我々を取り巻く世の中はすっかり変わってしまった。

東京ナンバーの車を警戒したり、散歩中に向こうから歩いてくる人まで気になるなんて、どうかしている。

ロープウェイへの駐車場は閉鎖で光前寺さえも閉まっている。

あちこちの家に子供たちがいるはずなのに元気に遊ぶ姿や部活で頑張る姿はない。

街を歩いてもみんなマスクをしているなんてなんだか気味が悪い。

仕方のないことだが、はぁ~~って感じだ。

どうせならこのピンチをチャンスに変えようと思う。少なくとも自分はそう思っている。

立ち直ることが一番大事だけどただ立ち直るだけじゃなくて何かをつかんでから立ち直りたい。

今自分にとって何をするのが一番良いかを考えよう。

コロナに負けないようにすることが一番だけど他にもできることがあるよね。

それをじっくり考える時間もあるよね。

そうそう10年以上前に足を怪我して治った後、山登りを始めた。四国一周を歩いた。

怪我をしなかったらやっていなかったことだ。

今回も何かをつかんでいたいと思う。

学校が休みの中学生なら苦手な数学を得意にするチャンスだ。

みんな休んで授業が無くてやる気がなくて、、、チャンスだ。。。

大人はどうだろう?時間があるから本を読む?ダイエット?旅行のプランをじっくりと立てる?

昔の写真のデジタル化?終活?資格?

このまま立ち直るだけでは我慢して失った分が損だわ。

大阪人的な発想なのかな?

さてさて何をつかむかな?どこにどんなチャンスがあるのかな??  
Posted by sawch at 09:19Comments(0)

2020年05月01日

私の少年時代9 お兄ちゃん

結婚して間もない頃の事なので少年時代ではない。
東大阪市のチラシを見てボランティアに行っていた時期があった。
鴻池新田駅の近くの高架下に小さな障害者施設があった。
10人程度の障害者がいた。
10代20代の若い人が多かった。
障害が重い人が多くてほとんどが車椅子に乗っていた。
職員の人の補助ということで私は車椅子を押して散歩をすることが多かった。
時には一人で二台の車椅子を押した。
二台を横に並べて押そうとしたがまっすぐ進まない。
縦に並べてみた。
車椅子に乗る人に前の車椅子を押してもらい私がその後ろから押すという作戦だった。
これもまっすぐ進まない。
車椅子に乗った人も私も一緒になって考えて、そして笑った。

食事の介護もした。
たくさん口の中に入れすぎてむせさせてしまった。
それでもみんな笑ってくれた。
明るくて楽しい人たちが多かった。

そんな利用者の中に私の事をお兄ちゃんと呼ぶ女性がいた。
彼女は他の障害者のリーダーというか姉貴的な存在だった。
車椅子には乗っておらず会話はきちんとできていた。
一見すると障害者だと思えないのだが、知的障害だとのことだった。

「お兄ちゃん、うち、売れ残りやねん。」

「え?」

「うち、こんなんやから誰ももらってくれへんねん。」
「お兄ちゃんも結婚してるんやろ?」

「うん」

「うちは誰ももらってくれへんねん。」
「お兄ちゃんゆうてるけどうちの方が年上やと思うわ。」
「うち、三十やで。」

私は何も言えなかった。取ってつけたような慰めの言葉は彼女を傷つけるだけだろう。

「でもお兄ちゃん、いつも来てくれてありがとう。お兄ちゃんと喋れて楽しいわ。これからも来てな。」

職員の方はみな親切で熱心だったが、当時の私たちからすれば親世代の人で他のボランティアの人もそうだった。
私だけが利用者の皆さんと同世代だった。
経験が少ないのでミスが多くてそれが利用者の人には面白かったのかもしれない。

あの彼女は今頃は立派な体格の大阪のおばちゃんになっているだろうか。
もしかすると孫の1人もいればどんなに素敵な事だろう。

仮にどこかで会ってもお互いに絶対に気が付かない。
顔も名前も覚えていない。
でもきっと彼女はあの時の会話は覚えているだろうな。。。  
Posted by sawch at 08:35Comments(0)