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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

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2020年12月28日

前期選抜ってなんやねん?

前期選抜の志望動機を年内に書いて中学の先生に出すように言われている生徒が多い。

今の時期は必死に書いている。

みんな初めての事で、しかも自分の事を書くなんて難しい。

作文が苦手な人が多い。

思春期の中学生はそういうことを書きたくない人もいる。

それなら先生方よ、生徒の応援をしてやらないかい?

マスが埋まっていないからと突き返されて、
必死になって埋めたら、今度は中身がないと突き返されて、
書き直したら、「本心が書かれていない」と突き返された。

「なんでお前に俺の本心がわかるんじゃい、これがわしの本心じゃ。。。」

私の時代の友人たちならそう言ったかもしれない。

その生徒の話を聞いて一緒に作ってあげれば良いじゃん。

自分のこれまでや将来の事をじっくりと考えるのは良いことだ。

でも今は受験でしょう?
前期に入れ込めば入れ込むほど、ダメだった時の落ち込みが大きく、
志望校を変えてしまう生徒も少なくない。

そもそも前期選抜って要るのかい?

「学力だけではなく、多様な生徒の可能性を広げる。」

そんな感じの理由だったと思う。

でも実際は前期選抜であっても学力で決まるよね。
ほとんどは内申点だよね。
内申点の大半は成績だよね。
定期テストの点数だよね。
テストで250点の生徒が伊那北理数科を受けるとすれば中学の先生はどう言うだろう?

その生徒が生徒会長で、部長なら受けさせるかな?
風越国際ならどうだろう?
赤穂商科ならどうだろう?
駒工ならどうだろう?
高遠ならどうだろう?

多様性や思いや適性よりも学力が重視されるはず。

学力重視なら全員同じ後期選抜で良いのでは?

このそもそもという所からスタートすると志願理由などは無くて当然だ。
「どうして駒工なの?」
「物作りが好きで。。。。」
大体皆さんこんな感じの事を言う。

でもみんなの本心がそうなのだろうか?
赤穂に行きたかったけど、無理って言われて、それなら同じ駒ヶ根の駒工だ。
そういう人も少なからずいる。
しかしそれを志願理由では言えない。
多くの場合は志望校の変更を勧めたのは中学の先生だ。
それなら本当の志望理由などないことも判っているだろう。
そうであれば一緒に作って上げればよい。

15年ほど前に一時期ほとんどの高校で前期選抜があった。
伊那北や弥生でもだ。

「私は勉強も部活も頑張りたいので弥生で学びたいです。」
そういう中学生に意地悪をして言ったものだ。
「じゃ、伊那北じゃだめなの?」

結局はテストの点数で輪切りにされるので前期選抜でも同じことだ。
弥生は内申35以上で2があればダメ、とかそんな感じだった。
そして数年で前期選抜は無くなった。

個人的には面接重視で生徒を選ぶことには賛成だ。
学力は参考程度にして伸びしろを見るのが良い。
ただ中学や高校の先生にそれが出来るか?
見る目がある先生もいるだろう?
多分人員が足りない。
その結果内申重視となるのは仕方がないだろう。
忙しい先生たちにそこまでの余裕はないだろう。
選ぶ方にも選ばれる方にも、、、

私の頃の大阪はこうだった。
○○高校は何点、△△高校は何点、が目安だ。
数字だけを明確にしてくれてあとは自分がそれを取れるかどうかだ。
進路指導などほとんどなかった。やりようがないとおもう。
それは今でも長野でも同じだと思う。

「去年ベースだが、、、赤穂は何点で駒工は何点くらいがボーダーラインだった。がんばれ~~~」じゃだめなのかな?
前期は要らないね。人が人を判断するっていうのは簡単な事ではない。
10分程度の面接で判断できるはずはない。
それならやめた方が良いんじゃないかい?

とりあえず今年はあるので先生方は生徒を盛り上げる様にしてあげて欲しい。

  
Posted by sawch at 10:32Comments(0)

2020年12月27日

贈る言葉

人生に失敗がないと人生を失敗する

ネットで見つけた言葉です。
どちらかのお寺の前に書かれてある言葉のようです。
失敗はつきものですね。
失敗をしないように精々努力をすることが大切です。
失敗を恐れてチャレンジしないのは人生の失敗ですね。

受験でもそうだと思います。  
Posted by sawch at 09:45Comments(0)

2020年12月23日

コンパス

人生というものは荒波が押し寄せる大海であり、大海を航海する若者に指針を示すコンパスの様な存在でありたいと私は考えます。

校長先生のありがたいお話のコンパスではなくて円を描くための皆さんが持っているあのコンパスのお話です。

「先生、、、コンパスを忘れました。。。」

良く耳にする言葉だ。

どうして普段から準備をしていないのだろう?

以前は私自身がコンパスを用意していた。

忘れてしまった生徒に貸してあげることで勉強の遅れを生じなくて良いからだ。

しかし今は持っていない。

忘れたらどうするの?

自分から周りの人に貸して欲しいというか、やらないか、の選択をして欲しい。

忘れてしまったことへの反省につなげて欲しい。

安易に貸すことでその場の知識は増えるが意識は高まらない。

コンパスさえも持っていないということは準備が足らないということだ。

きっとコンパスだけの事ではないだろう。

問題集を忘れたり、ノートを忘れたり、ひどいのになればシャーペン、赤ペン、消しゴム、色々と忘れてくる。

忘れ物の裏側にはその何倍もの忘れてしまったことがある。

学校で習った内容、私の話、等だ。

常に勉強や受験を意識している人と戦って勝てるはずがない。

意識をしていれば一度忘れたコンパスは筆箱に入れておくだろう。

私も忘れ物をする。むしろ周りの人よりも多いかもしれない。子供のころからそそっかしい。

先日は風疹の予防接種の予約をしていたのに行くのを忘れてしまった。

家庭教師に行くのを忘れて家族で海にドライブに行ったこともある。笑

ボケてはいないと思っています。

その事で人に迷惑をかけ、自分は不利益を被る。

失敗したことは意識をして気を付けている。

コンパスを忘れたことはコンパスの話だけではないということをわかって欲しい。

幾ら塾に行っても、私のところに来ても、自分でたくさん勉強しても、目的に対する意識が低い人は成果が出ない。

成果を出そうとすると意識をすることだ。

受験生の皆さんは過去問に点取り表を作っているだろうか?  
Posted by sawch at 08:21Comments(0)

2020年12月15日

親たちよ、、、戦え!!

毎年新しい生徒が20人以上入って来てくれる。
同時に新しい親御さん20人以上と関わることになる。

色んな子供がいるが、それ以上に色んな親がいる。
子供はある程度は素直だが親はそうではない人もいる。

尤も私の場合は口コミで「こんな奴だ、、、」と聞いたうえで連絡をしてくれているので皆さんは理解してくれた上で連絡を頂いているようだ。
チラシやネットを見て連絡を頂く方もいるがやはり内容から理解してくれているようだ。
また初めの面談の時によく話をするのでそこで理解してもらうようにしている。
理解して頂けない方や、私には無理だろうと思う方は断るようにしている。

乳幼児のお父さん、お母さんが子供への接し方は多くの人はそれほど差がないように感じる。

中学生くらいになると親の方も10年以上の親としての経験があり、かなり差があるようだ。

受験生の親は必死にならないといけない。
受験するのは子どもだから、、
そう言って何もしない親がいる。
私は勉強を教えるなんてできないから、
そう言って塾任せにする親がいる。

出来ることは何かないだろうか、
子供にそう話せばよいだろうか、
のんびりしている子供にどう接すればよいのかを常に考えている親がいる。

多くの親は子供に対しての愛情を持っていると思うが、それでも前者の親と後者の親とでは子供の成果に差が出る。
結果だけを見てガミガミ言うのはマイナスになることが多いだろう。
じゃあ、どうすればよいのか?
それを考えるのが親だ。
「親の言うことは聞かないので先生から言ってください。」
そう言って丸投げにする親と親が戦っている人もいる。」
そこでも差が出る。

夫婦で真剣に話をして私や学校の先生の話など色んな情報を参考にして、
タイミングと言葉を吟味にて子供と接することが大事だ。
その中で私が出来ることは応援する。

子供にだけ、「頑張れ!!やりなさい!!」
親も頑張って欲しい。

学校の先生も私も応援はする。
しかし自分の子供だけを無条件に応援してくれるのではない。
子供から逃げないでください。
真剣に向き合うことで子供が成長してくれます。

そのちょっとした差で高校に受かるかどうかが分かれます。
大人になる前の大事な時期に成長するかどうかの差になります。

これから先は高校受験生への関わりをさらに重要視して下さい。  
Posted by sawch at 08:30Comments(0)

2020年12月07日

こんな親は要注意 1

これまで沢山の親子との出会いがあった。

数だけでは学校の先生の方が圧倒的に多い。

ただ親御さんとの関わりという点では私もなかなかのものだと考えている。

そんな中で「こんな親は要注意」というものが無意識の中で培われてきている。

まずは初回の面談の時だ。

私が生徒に色々と話しかける。

こどもである生徒が答える前に親が答えてしまう。

「こうじってどんな字を書くのかな?」

「こうは耕すで、じは、、えーっと、、」

すかさず母さんが入ってくる。

「司です。」

本当に名前と漢字が知りたいだけなら書いてもらえばよい。

子供との間の壁を取っているということをわかって欲しい。

そういう親はきっと子供が何かをする前に手を出してしまうのだろう。

幼い頃に転ぶ前に手を差し伸べる様な親だ。

自主的な子供になるはずがない。

本番に弱い。実力が出せない。といったタイプの大人になってしまう心配がある。

自分で考えてやって、沢山失敗して、次は失敗しないように自分で考えて、それでも失敗して、、、

この繰り返しで失敗を恐れず実力が出せる人間になる。

私は三人の息子の親だ。

きっと平均的なお父さんよりは気が付くことは多いだろう。

つい子供のやることに口をはさんでしまっていた。

ただ普通のお父さんと違ったのは沢山のご家庭を見ているということだ。

口出ししすぎてはいけない。

失敗しても良い。

子供たちは勉強をせず、喧嘩をし、時には学校をさぼったりもした。

火遊びをしたり、転がっている自転車を持って帰ってきたりもした。

辞めさせるためにはどうすればよいのか、

自分で考えて、考えて、考えた。

口出しの量を少なめにした。

みんなしっかりとした大人になった。

自分で就職を決めてきた。

自分でアパートを決めてきた。

結婚まで自分で決めてきた。

きっとみんな沢山失敗してきたのだろうな。

さて受験生の親御さん。

大事な大事な受験です。

失敗するわけにはいきません。

だからこそ自分で考えて行動して、失敗を恐れずに挑戦できる人間に育てるチャンスでもあります。

お子さんだけではなくて親御さんも結果の責任は自分で取ってください。

そのつもりで取り組むと結構何とかなります。

他人任せや責任転嫁はダメです。

子供は親の鏡です。

死ぬほど考えて、真剣に取り組める人間が勝ちます。

私は一歩距離を置いて応援しますので頑張ってください。

  
Posted by sawch at 10:00Comments(0)

2020年12月03日

ご褒美シールはいらんかえ?

最近ご褒美シールを復活させた。

新研究やマイペースといった学校の問題集が出来たらページの片隅に貼ってあげている。

赤や黄色、青、緑、といろんな色がある。

満点なら金色で一問間違いなら銀色だ。

応用問題のページが満点なら合格をイメージさせる桜シールとしてピンクのシールだ。

中三生はみんなえらい。

チャンとこんな企画に乗って来てくれる。


このご褒美シールが出来たのはもう15年も前になる。

赤穂中学の女子生徒でなかなかやんちゃな子がいた。

暑いからと校内の川に制服のまま入って一人で泳いだそうだ。

そのまま歩いて家に戻り、何故かそのまま私と勉強をしていた。

おかしな子だった。

「先生、私は勉強が嫌いで苦手なんだけど高校には絶対に行きたいからどうしたらいいか考えたんだよ。」

「ご褒美シールを貼って」

彼女の提案から始まったご褒美シールは後輩たちに受け継がれている。


ぶっちゃけ、自分でしっかりと勉強が出来る生徒には使わない。

私がしつこく言ったり、叱ったりするとしばらくはやるが放っておくとすぐにやらなくなる、

そんな生徒はきっちり管理してあげないといけない。

その一つがご褒美シールだ。

シールを貼って終わりではなくてきちんとしたフォローをしている。


今日も貼ってあげるかな?  
Posted by sawch at 08:58Comments(0)