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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

塾以外の雑談や趣味や独り言が多いですが、
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< 2025年03>
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2025年03月29日

高校入試本番で最高得点を取る



高校入試も終わり発表も終わり塾も明日で終わりだ。
「入試本番で3年生になってからの最高得点を取った人には旅行のお土産をあげるから教えてね」と告げたところ何人もが言ってきてお土産がなくなってしまった。
昨日、一昨日の勉強会に来た人だけなので来ていない人も合わせると受験した人の半数くらいが該当する勢いだ。

「よくがんばった!」

素晴らしい!
普段の学校のテストよりも100点も良かった人がいる。
3年生の悪い点数と比べると倍くらいの点数を取った人がいる。

でもな、全員じゃないんだよ。
まあまあなら良いけど良くない点数の人もいる。
『何でかな?』
3年生の学校のテストでも良かったり悪かったり、
過去問題集でもそうだ。
一言で言えば「まだまだ」ということになる。
良かった人もそれがそのまま実力ということではなくて「たまたま」と考える方が良い。

悪かった人はその「たまたま」が悪い方に出てしまった。

学校のテストも過去問題集も全部がいつも悪いのなら実力不足だが、良かった事もあるから「まだまだ」の実力で「たまたま」悪いのが出てしまった。
良かった人は「たまたま」良いのが出た。
これが中学生の怖いところだ。

これがいつも良いのが出れば本当の実力だ。

高校生はスタートダッシュが肝心だ。 最初のテストの順位がそのまましばらく継続する。

それはそうとして、良かった時は素直に喜ぼう!
  
Posted by sawch at 09:19Comments(0)

2025年03月28日

中学生の成長



昨日は久しぶりに吉田塾があった。
「春休み宿題応援会」
新中学1年生から新高校1年生までの4つの学年が集まってくれた。
初めて来る人が何人かいて、この日が最後の人が何人かいる。
この年代で学年が3つ違うと大人と子どもの様な差がある。
高校入試を終えた人達はゆったりしている。
ホンネで言えばたるんでいる。
少し前は鍛え上げた学力と本番前の緊張感があったが、
あの時の様子にはもう一生ならないだろう。 
やり遂げた満足感がすこしずつ寂しさにつながる人もいるだろう。

一方で新中学生1年生はまだチョコチョコしていてヒヨコの様だ。
私に対してもタメ口の子もいる。
放っておくと漢字練習帳をやる人もいる。
自分で考えて欲しいので厳しくとがめないが、
「お金を払って来てるので。ここでしか出来ない事をやろう」と何度も全員に対して言う。
3年生くらいになると塾で漢字練習帳をやる生徒はいなくなる。
「勉強の仕方」とよく言うが、マニュアルの様に説明出来るものでもなければ一度伝えたから出来るものでもない。
「丸付け」1つをとってもそうだ。
基本は1ページやれば丸付けをするのが良いが、
その1問が合っているのかどうかが気になれば1問で丸付けをしても良い。
「ノートの取り方」もそうだ。
1ページのノートを幾つに分けるのかを聞かれるが
「3つくらいで良いと思う」と提案はすれど、
中1の数学「正負の計算」の易しい問題ならそれでも良い。
一次関数の応用問題をやるのは2つに分けるくらいで良い。
つまり「勉強の仕方」を教えるということはその時々で考えて正しいやり方でやるということだ。
そのための提案や基本的な例は言うが強制はしない。

丸付けが面倒でやらない3年生がいた。
私が言ってもやらない。
昨日は伊那北高校に進学する2人が近くにいた。
「この人は丸付けをしないんだけど2人もしないか?」
と聞くと「します」と答えてくれた。
それを聞いていた3年生に「『後でまとめてやれば?』と2人に言うか?」と聞くと「それはさすがに出来ません」と答えてくれた。
「俺の言う事よりもこの人達の言う事を聞くんかい?」と3年生に言ってやった。

来年にはこの3年生が後輩に教える立場になっているだろう。

この2人の新高校1年生も少し前は丸付けなんてしなかった。

みんな成長する。

俺も頑張ろう!  
Posted by sawch at 08:44Comments(0)

2025年03月27日

地球が火星の様になる



子どもの頃に読んだSF小説に「地球の気候が火星の様になる」と書いてあった。
暑い日はとても暑く寒い日はとても寒くて我々は今の様に暮らす事が出来ないということだ。

外に出るにはイラストの様な防護服か宇宙服の様なものを着なくてはいけなくなる。
建物から地下を移動し他の建物へ行く。

そんな日が本当に来るのかも知れないと思う人が少しずつ増えているのではないか。

今日はどうしよう?
山登りやジョギング、ウォーキング、なんかしたら花粉か黄砂にやられる事間違いない。
紫外線も強力だし、風が強い日は歩くのさえ危険だ。
先週はまだ雪が降っていた。
都会の様な地下街をウォーキングするのがよい。
関門トンネルや信濃川河口トンネルは地元の人のウォーキングコースになっている。
でも密閉された空間はコロナやインフルエンザが心配なのでやはりマスクは必要だろう。

青空の下でのんびり過ごす事がとても贅沢なんだ。
地球は火星よりも厳しいのかも知れない。  
Posted by sawch at 07:58Comments(0)独り言

2025年03月26日

「ワンランク下げた高校で上位を目指せ」はウソ



「ワンランク下げて上位を目指せ」は中学の先生が志望校の変更を促す為に使う常套文句だ。

これはウソだと言えるほどそうならない。
既に高校が決まった時期だがあえてこのことを書く。

高校は学力で輪切りをされて入学してくる。
よく似た成績の生徒が多くなる。
少し頑張れば上位に行けるが、少しサボると下位に落ちる。
中学よりも学ぶ量が多いので一度下位に落ちると元に戻すためには物凄く沢山の内容をやり直さなくてはいけない。

「入学して夏休みまでには伊那北の下位の30%は模試で弥生の上位30%に負ける」伊那北高校の先生がこう話した。
下位になるとヤル気がなくなり、『頑張ろう』とたまに思っても同レベルの生徒がコツコツとやっている中で復活するのは難しくやがてまたヤル気がなくなる。

「弥生は危ないから変えなさい」と言われたが何とか弥生に入り、上位の成績を維持して現役で国立大学の理系に入った人が複数人いる。
弥生を落ちて赤穂に入りその悔しさから頑張って上位の成績を取って夢を実現した人もいる。

「受験から自分は逃げた」と志望校を変更した事を悔やんで高校で頑張って夢を実現した人もいる。

結局は高校で頑張るかどうかが大事で入った時の成績が物凄く重要ということではない。
最初に上位に行くことが大事だ。
その高校の一番には必ず誰かがなれる。

中学の時の成績順位は幼い頃の成績が引き継がれるのでやってもやっても大きくは上がらない。
高校は同じ成績の人が多いので上がりやすい。
最初が肝心なので浮かれすぎずに頑張ってください。  
Posted by sawch at 07:38Comments(0)

2025年03月25日

私が旅行をする消極的な意味



無事駒ヶ根に戻って来ました。
最後の方は良い天気になってきたと思ったら花粉に黄砂に冒されています。
もしかするとPM2.5も混じっているのかも。
咳とくしゃみと目のショボショボにやられています。

7年くらい前からこの時期にまとめて旅行に行ってます。
旅行が楽しいから1年間頑張ったあとに旅行に行くというのが積極的な意味なら、もう一つの消極的な意味があります。

引退の準備をしているのです。
自分の子どもと遊ぶ為に駒ヶ根に移住しましたが
子どもがいなくなり、駒ヶ根にいる意味はなくなりました。
しかし私を師事してくれる多くの人がいます。
とても嬉しいです。
大きな生き甲斐です。
ずっとやっていたい気もあります。
かつては小学生から高校生まで教えていました。
不登校の人や養護学級の人も教えてきました。
どれも楽しくてやり甲斐がありました。
しかし手を広げると畳むのが大変になるというのは分かっていました。
人を雇うともっとやめられなくなります。

コンパクトにしておきたいという気持ちとやるなら沢山の人に喜んで欲しいという気持ちがあります。

その抑える気持ちを出すのが旅なんです。
休んでの旅に行かなければずっと継続して塾をやっていることになるのですが、そうなるとどんどんと大きくなってしまいます。
割と営業は得意でガンガン行くので、やり続けるとヤバくなります。自分の能力でカバーできなくなるのにも気が付かずに拡がってしまいます。

そして引退出来ないのでは?というストレスが増えていきます。

旅行に行くことでそのストレスであり恐怖から逃れています。
『辞めるタイミングは自分で決められる』と安心して仕事に臨むことが出来ます。

受験本番を前にして新たな生徒の春期講習のことも考えないといけない他の塾の様にやるのは私には無理です。
  
Posted by sawch at 19:47Comments(0)

2025年03月24日

私はより一層おとなしくなります

山陰地方の山口、島根、鳥取は良かった。
兵庫、京都、に入ると日本海側なのにやかましい。
週末だから大阪辺りの家族連れが多いのだろう。
それにしてもやかましい。
ガキもおっさんもおばはんも、
自分らだけが騒いで楽しんでる。
ガキはやたら走り回る。
周りの迷惑なんて知ったことではない。

見ていて気分が悪い。
そんなヤツがアチコチにいた。
大阪に帰るともっと騒がしいのだろう。
駒ヶ根で良かった。
静かが良い。
でも周りの人は「吉田はやかましい」と言ってることだろう。
大阪のクラスでは一番騒がしく、一番走り回っていて、
一番鬱陶しいヤツだった。
駒ヶ根でかなりちゃんとして来た。
それでもあいつら見ていたら『もっといい子にしよう』
と思う。

塾の皆さん、よりジェントルマンになった私を見てください。

  
Posted by sawch at 22:37Comments(0)独り言

2025年03月23日

大山は凄かった



鳥取県の米子という街で大山が見えた。
想像していたよりもずっと立派で大きくて、まさに伯耆富士と呼ばれるだけのことはある。
標高は1700メートル少しなので長野県の山と比べると高くはない。
しかし独立峰なので富士山の如くとてもかっこいい。
『よし、あれを見に行こう』と思った。
山を登るのではなくてもっと近くで見ようと思ったのだ。
雪道で行けそうにないなら早めに戻れば良い。
大山寺というお寺まで行こうと計画した、
途中の道はずっと乾いたままだが、道の周りはドンドン雪が増えている。
『このまま行けるのか?』
と思ったら大山寺の駐車場に着いた。
駐車場はほぼ雪の壁に囲まれていた。
参道も雪の壁で進むにつれて壁は高くなり道は細くなってきた。
最後の階段はほぼ氷の道だ。
辿り着いた大山寺は衝撃だった。
本堂がほとんど見えない。


信州に住んでいてもこんなに凄いお寺は初めて見た。
このお寺の標高は駒ヶ根の高速道路くらいしかない。
それなのにこんなに積もるとは驚きしかない。
北西の強い季節風が海の水蒸気が雪になり、それを大山にぶつけるのだ。
本堂から駐車場までの階段は手すりをつかんで後ろ向きに下った。  
Posted by sawch at 21:10Comments(0)独り言

2025年03月22日

バイパスを作ってください



中国地方の海沿いをグルリと車で走っている。
思ったよりもスムーズに走る事が出来る。
バイパスが整備されているのだ。
大都会の広島市でさえ無料のバイパスが高架で通っている。
小さな町がポツンとある山陰地域は高速道路を作ろうとしていて途切れ途切れなので無料区間が多い。
高架のバイパスは信号や踏切がなくて渋滞も少ない。

昔、バイクで広島バイパスを通ると捕まると言ったやつと旅先で会った事がある。原付ではなくてバイクだが、当時はアチコチで車は通れるがバイクは通れないというバイパスや高架道路があった。大阪の一般道でバイクに乗っていて渋滞に巻き込まれた事があった。トラックのすぐ後ろで止まったり進んだりを繰り返して高架道路を過ぎると取り締まりがあって捕まった。あんまりやろ。

長野県にはバイパスが少ない。松本は広島よりもヤバいかも。諏訪でさえも渋滞が激しい。

駒ヶ根はバイパスが出来て随分良くなった。

長野県もバイパスを作ってください。
日本中から、世界から人が来てドライブするのに長野県は最高じゃないですか。
渋滞さえなければ。  
Posted by sawch at 08:17Comments(0)独り言

2025年03月21日

ゲゲゲで社会科を学ぶ



祖父母の家は大阪の農村部にあった。
村の中は寺を中心に沢山の家と何軒かの商店があった。
村を貫く道を歩くと家に代わって田畑が現れる。
村外れに来ると墓があり、森がある。
森の中には神社もあり、鬱蒼としている。
妖怪がいるのはこの辺りだ。
村へよそ者が入ってくることは一大事であり、
村社会を維持するには村人が出ていかないことも大事だ。
村の出入口を妖怪が守っているとも言える。

ゲゲゲは公害や自然破壊にも厳しい。
金儲けだけを考える人間を妖怪が懲らしめて、
その妖怪を鬼太郎は退治するが、
同時に人間もキツく諭す。

作者が戦争で片腕を失うなどの悲惨な体験をした事がゲゲゲの中にもでてくる。
戦争を経験した人と時代をともにしている今の子ども達にとって、歴史を学ぶことはもっと大切ではないだろうか。

ゲゲゲを読んだりテレビで見たことが学校で習った文字だけの社会科よりもずっと印象に残っている。  
Posted by sawch at 21:22Comments(0)

2025年03月20日

卒業した学校が廃校になるとイヤやな



旅をしているとこの時期は卒業式シーズンだと気がつく。
塾の皆さんも卒業式を終えただろう。

旅をしているといつも思うのは廃校が多いということだ。
『全く人の気配がないこの辺りにも学校があったということはさぞ賑やかだったのだろう』ということだ。
学校どころか子どもなんて1人も見かけない。
時々見かける年配の人はあの廃校の卒業生かも知れない。
卒業した学校が廃校になるとイヤだろうな。
自分の事を考えてみたが廃校にはなってないが随分と人は減っている。
大阪の40万都市でもそれなので多くの人は卒業した学校が廃校になる心配がある。

沢山の笑顔と涙があったはずなのに、、、  
Posted by sawch at 21:52Comments(0)独り言

2025年03月19日

松下村塾と吉田塾との共通点



久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、山田顕義、品川弥二郎 など総理大臣2人を含む有名人を沢山輩出した塾が松下村塾だ。

吉田塾からはまだ総理大臣は出ていないので早く誰かになって欲しい。

それでは共通点は何か?
松下村塾は吉田松陰先生で
吉田塾は吉田耕司が先生です。

書いていて恐れ多すぎて寒気がした。
せっかく書いたからそのままにさせてください。

塾の広さは吉田塾の方が広いかも?
  
Posted by sawch at 17:43Comments(0)

2025年03月18日

次男まであと僅か17㌔



「冬タイヤ装着」高速道路の表示を見て驚いた。
聞いたことのないインターチェンジの間と書いてある。
『どこやねん?』とビビりながら走った。
タイヤはもう夏のタイヤに換えた。
今朝広島ではほんの少しだが雪が舞った。
天気が悪いのでのんびり観光する気にもならずにビビりながら走った。
気が付くと九州に来ていた。
関門大橋を渡ったのだ。
ここで暗くなったので門司港近くの宿にした。
北九州には次男がいる。
ネットで調べるとあと僅か17㌔で次男がいるはずだ。
しかし雨で夜で小倉の大都会を運転する気がしない。
広島の大都会を抜け出して宮島の観光をした事もあり疲れた。
ラインで連絡をしたが駒ヶ根から連絡をするのと変わりはなかった。
  
Posted by sawch at 07:28Comments(0)独り言

2025年03月17日

27階の部屋から原爆ドームを見おろす罪悪感



ホテルの部屋は27階だ。
とても景色が良くて感動。
遠くに海が見える隣のイベント会場は元の広島市民球場だ。
そして原爆ドームが真下に見える。
爆心地はその隣で、平和記念公園があって資料館も見える。
写真の手前にある黒っぽいビルがおりづるタワーでその右が原爆ドームだ。
最高の立地にうっとりとする。
チェックインのあとで原爆ドーム、平和記念公園、平和記念資料館、を見た。

テレビで観るのとは違い実際にこの場所に起こった悲惨な状況に心が痛む。
自分の親世代の子ども達の姿は見るにキツイ。

部屋に戻るとそれらを上から見おろす。
『見下ろしても良いのだろうか』
と思う。
このホテルの場所でも亡くなった人が沢山いるだろう。
なんにも悪くないその人達が突然亡くなって、
なんにも偉くない自分が上からその場所を見下ろしている。
『これってあかんのちゃうか?』
だからと言って低いホテルに泊まるとか、他の場所に泊まるとかをしても意味はない。

白人を中心に物凄く沢山の外国人がいた。
『外国人だから、アメリカ人だから、日本人だから、とそれぞれで感じ方は違うものだろうか。』

夜遅くに雨が降っていた。
霧のようなものに煙った原爆ドームはずっと光が当てられていた。

『どんだけ辛かったことか』  
Posted by sawch at 18:57Comments(0)独り言

2025年03月16日

海が目の前の宿




海が目の前の宿で朝を迎えました。
昨日からずっと雨です。
それでもそれはそれで雨音が心地よいです。

海まで5メートルくらいかな。
こんなに近くで泊まるのは初めてです。
昨夜は津波の被害を受けた方のドキュメンタリーをテレビで見たので怖い気持ちはありますがやっぱり海に憧れます。

瀬戸内海の小さな島にある宿です。
すぐそばに学校はありますが営業終了しています。
のどかな島です。

驚きは1泊素泊まりで1人3300円です。土曜日はどこの宿も高いのにたったの3300円です。
個室にはエアコンとテレビがあります。
キチンと掃除されています。

地図にあるように広島の呉市の沖合いにある島ですが橋で渡る事が出来ます。
元々は普通の民宿だった様でその厨房を自由に使えるので食材を持ち込むと良いです。

もう一度見てきます。
訂正です。海まで3メートルです。
潮が満ちてきた様でさっきまで見えていた石が隠れてしまいました。


  
Posted by sawch at 07:37Comments(0)独り言

2025年03月15日

放浪記



放浪記は林芙美子が書いた小説で広島県尾道を舞台にしたものだ。100年くらい前の事だが「しみじみと感じる」という私に欠けている感情を表現している。

"海が見えた。海が見える。五年振りに見る、尾道の海はなつかしい"はその小説の有名なくだりだ。

私は学生の頃にバイク旅で尾道に来たことがある。大して観光地化されてもなくて坂の下はゴチャゴチャしていた。
船の重油の匂いと鉄工所の作業の音、そして狭い海峡を通る船のエンジン音がゴチャゴチャをさらにゴチャゴチャにしていた。

久しぶりの尾道は随分とスッキリしていた。
卒業旅行だろうか若者がオシャレに観光をしている。
しかし幾つかの観光スポットだけに現れる彼らには不思議な感覚がする。

昔と変わらないのはネコの多さだが、猫カフェやネコグッズなどの人為的なネコが増えた。
ネコ達も心なしかオシャレになった。  
Posted by sawch at 08:23Comments(0)昔の話

2025年03月14日

春は曙



大相撲の春場所をやっている。
楽しみが増えた。
実力が拮抗していて誰が勝つのか予想がつかない。
長野県の御嶽海もまだまだ頑張って欲しい。

大阪に住んでいた頃も大相撲は大人気だった。
貴乃花と若乃花が人気で曙や武蔵丸のハワイ出身横綱も強かった。
夕方の6時くらいに難波の体育館を通りがかった。
ちょうど終わった時間の様で大勢のお客が出てきた。
終わったところなのにすぐに列が出来始めた。
次の日の入場のための列だと知って驚いた。
『ずっとここに住んでるのか?』
と思った。

「春は曙」と言われていたのは春場所は曙が強かったからだ。
数年前に曙さんは亡くなった。
ドイツの三越で武蔵丸と買い物をしていた姿を見かけた事があるが茶目っ気があり、親しみもある人だった。  
Posted by sawch at 07:09Comments(0)昔の話

2025年03月13日

社会科見学 明石市市立天文科学館



日本の標準子午線はこの場所を通っている。
この写真の明石市市立天文科学館の玄関の脇の線がまさにそれだ。
東経135度の線だ。
イギリスのグリニッジ天文台を0度として地球を東西180度ずつに分ける。
360度を24時間で割ると15なので15度が1時間だ。
日本とイギリスでは9時間の時差だ。

中1でやりましたね。
その日本の標準子午線に行ってきました。
つまり遊びや観光ではなくて社会科見学です。
生徒のご家庭で経費をご負担頂けないでしょうか。

このあとも皆さんのための社会科見学は続きます。  
Posted by sawch at 22:41Comments(0)

2025年03月12日

私は入試問題を見ない



「全然出来ませんでした〜」
「結構出来たかも?」
「きっと大丈夫、でもヤバいかも?」

受験を終えた人は色んな感想を送ってくれる。

『みんな受かってると良いな〜』
『どんな問題立ったのかな?』

そう思うが今の時期に問題を見返す気力がない。
私が問題を見返すのは今の2年生がしっかり力を付けた冬休み辺りからだ。
その頃になるとヤケに気合いが入って解説を何枚も作ったりする。

25年くらい前か、この仕事を始めた頃には同業の先輩数人の勉強会に参加させて貰っていた。
高校入試の予想から始まり入試が終わると反省会が始まる。
新聞に載った入試問題を切り抜いてアレコレと話し合うのだ。
「今年の問題は難しかった」
「地学が出たが天文は出なかった。」
「国語の作文は量多くて準備が必要」

「吉田先生はどう思う?」

「イヤ〜。、普通ですかね?」
とごまかすしかない。
見てないのだから。

終わったら一旦離れてパァーッとしたい。
今年も美味しいものを腹一杯に食べてこんな景色を見ながらブログを書いています。

やる時はやるので大丈夫です。  
Posted by sawch at 22:03Comments(0)

2025年03月11日

人事を尽くして天命を待つ



やれる事をやり切って、あとは運に任せることだと私は理解している。
そうしようと心がけている。
努力が苦手な私だが心がけるとちょっとはがんばれるし、ちょっとはドキドキしない。

今日受験の人もやり切ったか?
ちょっとはやり残してるよね。
でもまあまあがんばったよね。
そしたらちょっとはドキドキしないんじゃないかな?

それで良いやん。
人間だもの。
最後は別の人の名言で締めました。  
Posted by sawch at 06:15Comments(0)

2025年03月10日

高校入試の変化



明日は長野県の県立高校入試だ。
塾の22人の皆さんは私がパワーを送るのでしっかり受け取ってくれて実力を出しさえすれば大丈夫です。

「駒ヶ根には大学に行ける高校がなくて伊那まで行かないとダメなんですよ」
移住して来た頃に近所の人に言われた。
息子はまだ赤ちゃんだったのでそんな事は考えてもなかった。
中学生や高校生の勉強に関わる仕事をするようになってその言葉の意味がわかった。
駒ヶ根工業や赤穂高校からは大学に行けずに伊那北高校か弥生ヶ丘高校に行きなさいという意味だったのだ。
そのことが正しいのかどうかは分からないが当時の地元の人の中にはそんなふうに思っている人がいたのは事実だ。

「みんながせめて200点は取って入って来て欲しいわ」
これは上農の先生が上農の新入生に言った言葉らしい。
私にこれを伝えた生徒も200まではかなりあった。

当時の中学生は勉強をしない人は全くせずに五教科で100点を大きく下回る人はクラスに何人かいた。
そうした点数でもたいていは公立高校に入れた。
言い換えればほとんど勉強しなくても入れた。

その反対に進学校と呼ばれる学校は人気があり定員をかなりオーバーした受験生がいた。それらを受験する生徒の勉強量は今の生徒よりも多かった。新研究の基礎的な内容は全部頭に入っていた。

しばらく年数が過ぎた。
少子化で高校の生き残りが言われる様になると駒ヶ根工業も赤穂高校も大学に入れる学校になった。大学から指定校推薦の枠を貰って来たのだ。高遠高校や箕輪工業からも大学へ行った生徒が出た。美術や工業などの大学に推薦で入った。私の生徒だった中学生の時はほとんど勉強をしなかったがきっと高校生では真面目にやったのだろう。
コース制にしたり、商科=簿記 だけでなくてマーケティングを学べる様にした。どの学科も地域の人と関わったり、研究発表をする機会を増やした。
「おもしろそう」と中学生から人気が出た。

その結果どの高校も人気が出た。少子化の影響は進学校の競争率に表れた。どの高校もほぼ定員くらいの志願者で本番を迎える様になった。そしてきっとどの高校に入っても勉強をしっかり出来るし、しなくてはいけなくなった。
それが関係しているのか世の中の流れなのか、勉強を全くしない中学生はきっといなくなった。

そのためかやってもやっても上がらないし、やらないとすぐに下がる。それなのにどっかの高校には入れるしどこに入っても進学も就職も出来る。
進学が就職よりも上だ、という風潮は少しずつなくなってきた。それでもまだ強く残ってはいる。個人的な意見だ。高卒で就職した人は豊かな暮らしをしている。大学へ行くのは凄く勉強が出来て沢山やれる人だけで良い。他の多くの人は早く働いて家族を作って楽しく暮らすと良い。そんな先輩が地元には沢山いる。

学習塾をやる身としては頑張らせるのが難しい。
偏差値ピラミッドみたいなのがあると塾は流行りそう。

まあ、良い。

沢山詰め込んで、明日は出来る限り沢山書いてきてください。
  
Posted by sawch at 08:02Comments(0)