2025年04月10日
部活動はどうなるのか?

「あんなに頑張って勉強して、やっと高校に入ったと思ったら朝から夜中まで野球ばっかりなんです。夜中にストッキングを洗っていたら涙が出ます。息子をプロ野球に取られたみたいです。」
20年くらい前に地域の普通の公立高校に入って間もない息子がいるお母さんの嘆きだ。
「夏休みは2日しかなくて他は朝からずっと部活動です。」とも話していた。
この時期は新たに高校生になった人達が部活動を選択する。しかしかつての様な盛り上がりは感じない。
「あの部活動は女子は人数がいなくて活動停止なんです」
「あの学校はテニスが無いんです。」
「バイトしたいんです」
パットしない話しが多い。
中学は部活動の地域移行を進めようとしているのだから高校だって同じだろう。どの高校も人数が少なくなり、オマケに部活動に入らない人が増えている中でしっかりと部活動が出来る事が当たり前ではなくなっている。
中学の先生が部活動が出来ないのなら高校の先生だって同じだろう。方やかつての生徒の様に高校生活の中で部活動は重要な存在だろうとも思う。
地域のクラブチームの活動が盛んなドイツを見ると「日本もこれがエエやん」と思った。
しかしそう簡単ではない。
山ほど沢山の問題がある。
『部活動ってなんやねん?』
学校の活動の一つだと思っていたがそうではないらしい。
強制的に全員が入るのが部活動だと思っていた。
問題提起をされたので改善すると良いのだが、今の生徒は今しかない。
Posted by sawch at 08:00│Comments(0)
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