2025年05月07日
塾に来て良い人と良くない人

中学1年生から塾に来る人がいるが、数ヶ月で辞めてしまう人もいる。
辞めるくらいなら最初から来て欲しくない。
『嫌になったら辞めても良い』
と親は考えるのかも知れない。
私としては途中で勝手に辞められると良い気分ではない。
私に落ち度があるのではない。
中学に入ったこの時期に張り切って塾に入る。
学校の部活動にも入り、サッカーとかピアノとかの習い事は継続してやろうとする。
数ヶ月すると辛くなってくる。
面倒にもなってくる。
下手すれば体調が悪くなり学校を休む様になる。
そして塾を辞める。
『続けられそうかな?』
面談で私が気にするのはそこだ。
男子はまだ幼いので要注意だ。
張り切りすぎて一気にバテる子が多い。
辞めるのは自由だが、自分勝手な人間に育つから
最初によく考えて欲しい。
相手に迷惑をかけない様にして欲しい。
続けられない様に感じる子は入れない様にする。
きっと他の塾に行くのだろうが。
3年生の場合はまた別だ。
基本的には全員入れる。
挨拶や返事が出来ない子を除いて全員入れる。
受験という差し迫った目標があるからだ。
「伊那北に行きたい生徒は入れない」
と言っていた時代もあった。
進学校とはいえ、この辺りの進学校なので物凄い競争倍率なわけではないからそこに入るのに塾に助けてもらってやっとこさ入るようなら先が思いやられるから自力で行きなさいと思っていた。
今は違う。
少子化のためか学力低下のためか進学校に入る為のラインが低い。
それでもクラスの上から数人は行くことになる。
数学の一次関数が出来なくても、英語が平均点くらいでも入れる。
勉強が苦手で嫌いな人が進学校に行き、大学に行き、都会でスーツで働く様になると周りとの競争が厳しい。
努力する事を経験して自信をつけて欲しい。
その為に高校入試を通して鍛えなければいけない。
3年生は間もなく学校のテストがある。
テストが難しくて悪い点数を取って欲しい。
すると危機感が生まれて塾に来てくれる。
学校の先生方ありがとう!
Posted by sawch at 05:55│Comments(0)
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