2024年03月22日
カーフェリーの列

カーフェリーに乗船するために船の前に車で並んでいた。
前には10台ほどの乗用車が並んでいて
私の次に来た車は誘導員によって隣の列の先頭に並んだ。
私の車が1列目の1番後ろだった。
その次に来た車は何故か2列目の2番目ではなくてかなり離れた列の先頭に誘導された。
ごく普通の車の様に見えた。
その後は2列目の後ろに順当に誘導されたが時々離れた列に誘導される車があった。
そこへまた1台のごく普通の乗用車がやってきたがその車は全然違う所へ並ぶように誘導された。
この様子を車内から見ていたが列の違いと誘導員は何を基準に並べているのかわからなかった。
誘導員は私のそばに1人、離れた列の所に1人、ずっと手前に1人がいる。
私のそばにいる誘導員に話しかけた。
愛想の良い人で仕事の合間に雑談に応じてくれた。
ビッグモーターで買った車で僅かな差で長さが4メートルを超えて料金が高い区分になるという話しで盛りあがった。
そこで列の秘密を尋ねた。
乗用車を分けるのは普通の車、ペットがいる車、そして船室にエレベーターで行きたい人の3つに分けているらしい。
予約時に申請した内容に基づいて印刷した紙には車種とナンバーが書いてある。
それを見て3284のクラウンはエレベーターなのでこの列等と目で見て判断して誘導するらしい。
思ったよりも人力のやり方だ。
因みにチェックインはカウンターに行って車検証を見せて手書きで名前等を書くのは昭和のやり方だ。
スマホ一つで全て完了している。
船や日にちを船室を選ぶ。
料金が表示されて空きも出る。
納得すると申し込みをして名前、連絡先、車種等を入力する。スマホからカード経由で支払い完了だ。
乗船の3時間ほど前にスマホにQRコードが送られてくる。
それを誘導員に見せればそれだけだ。
部屋にもスマホのQRコードで入れる。
船内のカウンターにスマホをかざせばQRコードが印刷されてそれでも入室できる。
とても進んでいる。
誘導員はとてもフレンドリーでかなり長い時間の雑談の相手をしてくれた。
乗り込む時には私の車にだけ声をかけてくれた。
「ありがとうございます。是非また別府にお越し下さい。」
因みに大阪南港でも誘導員と雑談をした。
大隅半島から薩摩半島へのフェリーでも誘導員と喋った。
知らないところで知らない職業の人と喋るのはたのしい。