2023年02月04日
丸かぶり

25年ほど前の駒ヶ根には節分に巻き寿司をかぶりつくという風習はあったのだろうか?
私の記憶が間違っているのかも知れないがなかったと思う。
唯一記憶にあるのは伊那の小僧寿しのチラシに載っていたのだった。
小僧寿しは大阪から発祥した会社だと思う。
しばらくするとコンビニの広告でも恵方巻という名前を目にする様になった。
『恵方巻きか、オシャレやな。』と思った。
海鮮の美味しそうなものが入っている事にも驚いた。
『めっちゃ美味そう!』
丸かぶりは節分だけに食べる特別なものではなかった。
農家だった大阪のおばあちゃんの家に行くとお昼ごはんには丸かぶりが良く出て来た。
自家製のナタネの漬け物に醤油を垂らしたものをご飯と海苔で巻くだけだった。
ベテラン主婦のおばあちゃんは一瞬で丸かぶりを何本も作り、私達孫は腹いっぱい食べた。
余談だが回転寿司でバイトをしている時には自分で適当なネタを巻いて食べていた。
マヨネーズとシャケとオニオンにギョクを入れたり、エビを入れたり、時にはうなぎを入れたり、
色んなものを入れるとやたら美味かった。
どっちの方角を見て食べるなんて考える事もなく年中行事だった。
Posted by sawch at 19:13│Comments(0)
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