2024年03月07日
挑戦と安定

高校入試が終わった。
塾のみんなは全力で臨んだ事だろう。
『この生徒がこの学校であの生徒も同じ学校なんだ。』と多少意外な場合がある。
まだ合格発表はされていないが受験した時点でもそんな印象を受ける。
点数が伸びたかどうかではなくて挑戦したかどうかだろう。
「吉田塾が良いと聞いています」と言って来てくれる人もいるがそれほど点数が上がるわけではなくて吉田塾なんて大したものではない。
前期試験で受かった人を見ても『何故この学校を受けて受験を終えてしまったのか』と思える様な入りやすい高校入試を選ぶ人がいる。
一方でせっかく受かるチャンスがあっても「面接が苦手なので」と受けずにいる人もいる。
地域には普通科の他に工業、農業、商業、の学科がある。そこに行きたいから選ぶというのは正しい。しかし中学のテストで高得点を取っている生徒でそれらを選ぶ生徒はとても少ない。
いわゆる職業科は普通科の進学校よりも入りやすいというのは昔と変わらず残っている。
勉強が嫌いだからという理由で職業科を選ぶのは良いだろう。私もそうしたかも知れない。
昔ながらの序列があるがその是非を言っているのではない。
夏休みくらいに決めた第一志望に挑戦するのか、途中で志望校変更をして入れる所を受けるのかである。
「学校のテストが悪かったから仕方がない。」
が変更の理由だが、もっと悪い人が最後まで諦めずに挑戦する人もいる。多くの人が変更をしてくれたおかげで志願者数と定員がほぼ同じで入試となる事が多い。言い換えれば自分が席を譲って上げて知らない誰かがそこに座るのだ。
挑戦すれば失敗するリスクはある。
それを失敗しない様に頑張るのが良い。
失敗を恐れて挑戦せずにいると頑張らなくなってさらに点数が下がる人がいる。
高校入試は人生で初めて実力で行き先が決まる。
この先の方向が上向きになるのか下向きになるのかはどの高校に入るかではなくて挑戦したかしなかったかではないだろうか。
安定した生活を送りたいのなら挑戦をして成功させていく事を学ぶと良い。失敗しても大したことはない。
Posted by sawch at 07:59│Comments(0)
│塾