2024年05月22日
日本語を知らない子どもたち

ここのところ国語の点数がとても低い生徒が目立つ。
20点台のテストを見る事がある。
テスト用紙をよく見てみると漢字はまずまず出来ている。漢字の配点が以前よりも少なくなっていてここで得点を稼ぎにくくなってはいる。
長文読解がかなり出来ていない。
そうなると当然の様に配点が高い記述問題も出来ていない。
コロナ明け辺りから目立つ。
塾に来ている生徒、これから来る生徒のいずれも低い。さらに学年平均点も低いので全体的に低いのだろう。
以前は国語は安定した得点源だった気がする。
高校入試でも70点くらいが平均点だった事もあったり、学校のテストでも60くらいは平均点レベルの生徒も取っていた。
今の様に国語が取れなくなればそれだけで五教科の点数が下がる。
読解力が無いのなら他の科目の点数も下がる。
困ったものだ。
理由と改善方法はあるだろうか。
本を読まない?
少し以前の生徒も読まなかった、私達大人も知らないうちに読まなくなった。
無理矢理こじつける様な意見だがコロナ禍の影響はないだろうか。
家族以外の人との会話が少なくなってはいないだろうか。喋ると頭が活性化する。日本語で喋るので理路整然と会話を組み立てる練習に少しはなる様な気がする。
コロナ禍で会話が減り、ゲームに依存する割合が増えたと言えばこじつけだろうか。
私で良ければ幾らでも会話をして上げる。
でもだめか。
一方的に私が喋るばかりで生徒は眠くなるだけかも。
英語や数学を教える前に日本語を教えないと大変な事になるかもしれない。
Posted by sawch at 06:04│Comments(0)
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