2024年11月02日
塾で面接指導をするべきか否か

高校受験生対象の私の塾で面接指導をするべきか否かを考えている。
先日のブログに書いた様に面接指導は大得意で大好きだ。
以前は面接練習専用の勉強会をして大いに盛り上がった事もある。
しかしそれが生徒の為になるのかが疑問に思っている。
高校入試は面接の影響は殆どなくて内申点が全てだからだ。入試の案内を読むと面接は何%の比重と書いてある。しかし実際はそうではないと思う。
これまでの生徒で内申点を面接で逆転した生徒はいない。
生徒を通しての中学校からの情報として「〇〇高校は内申点29以上は全員合格で27以下は全員不合格だった」と伝わっている。
面接練習と言っても受けるならそれなりに準備をするので後期への勉強をしなくなる。ほぼ全員疎かになる。
何を書いて良いのかわからない志望動機や自己PRを何度も書き直してそれをしっかりと喋れる様にするのは大変だ。
それにも関わらず結局は内申点で決まるのなら後期一本に絞ってやる方が良い。
「前期は受けてみるだけだから」と言っていても不合格になるとショックと不安から後期の志望校を変える生徒は多い。
その殆どは私のアドバイスを聞かずに勝手に前期を受けて勝手に後期の志望校を変える。
学校でも面接練習をしてくれる。
きっと私の方が遥かに上手い。
でも内申点で決まるのなら学校に任せておけば良いかと思っている。
私としては「面接練習会」をしたいのだがその前に受からない前期を受ける事をやめさせて面接に力を入れるあまりにしなくなる事を防ぎたい。
ここまでの数ヶ月頑張って来た勉強が一瞬にしてなくなってしまうのを何度も見てきた。
塾の生徒のご家庭はよく話し合って私にも伝えて欲しい。
自分の子どもの内申点が幾つで受けようとする高校に前期で受かるチャンスがあるのかどうかを中学で聞いて欲しい。何故か学校は教えない事が多い。
Posted by sawch at 10:28│Comments(0)
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