2024年11月29日
駒ヶ根がなくなる日

駒ヶ根の市報を読んでいたら
「11月の出生数14人」
という所に驚いた。
「え?1ヶ月に14人だけ?」
単純に12を掛けると168だ。
一学年がそれだけしかいなくなる可能性があるという事だ。
多少は転入があっても転出もある。
『ウチのコ達の頃は倍くらいいたやろ』
と思って調べた。2000年は346人だった様だ。
25年で半分じゃん。
1人の女性が一生に産む子どもの数を出生率というがその出生率がかなり減っているのは周知の通りだが、その元の女性の数そのものが減っているという事に気付いた。
と言うことは加速度的に減っているという事だ。
一度減れば戻すのはかなり難しい。
まずは産婦人科や助産院が潰れる。
すると産むところが減るので産む事が大変になり、産む事を躊躇するだろう。
保育園が潰れる。
良い保育園を求めて移住する人も出てくるだろう。
学校が潰れる。
駒ヶ根は小学校が5つあるが一学年が150人になれば一つの学校では一学年が30人になる。
2つくらいの小学校は潰れる。
学習塾が潰れる。「満員御礼」「商売繁盛」の吉田塾だが子どもが減れば潰れる。
そして駒ヶ根が潰れる。
日本が潰れる。
高校を卒業したら地元の企業に就職して
素敵な人と出会って早めに結婚しましょう。
写真は寒そうな大沼湖。
Posted by sawch at 07:55│Comments(0)
│塾