2025年02月07日
ヒトは何故大学へ行きたいのか?

「良い学校へ行き、良い会社へ入ると良い生活が出来る」
私らの頃はそう言われた。
就職活動は4年生になってからだった。
今はどうなんだろう?
良い会社って?
転職する人が多い。
就職活動は2年生からスタートするらしい。
『大学は就職活動を有利に進める為に行くのか?』
『勉強をしたいから行くんじゃないのか?』
私の生徒だった中学生の頃には全く勉強をせずに、ひどい点数を取っていた人も大学へ行く。
『あんなに勉強がキライだったのに』
都会の大学へ行き、都会で就職して、都会で生活するのは辛いよ。都会にいた頃の俺のような意地悪な人に囲まれるよ。
「就職します」と言う高校生に担任教師は「大学に行かないと勿体ないよ」と言う。
高卒で地元就職するのは勿体ないらしい。
高卒で地元就職した人はほとんどがすぐに車を買う。
そしてしばらくは自宅に住む。
お金が貯まり生活の苦労がなくて自由を謳歌している。
都会ほど給料が多くはないものの生活費は圧倒的に少ない。
そして結婚が早くてすぐに親になる。
あっという間に3人くらいの子どもがいる親になる。
そしてそして家を建てる。
「オレ、大学出てんだけど、いまだに築50年の団地に住んでいる。」
良い生活。が目当てなら都会の大学へ行くのは正しいのか考えた方が良い。
専門的な勉強がしたいのなら行くと良い。
大学に行って資格を取らないと就けない仕事が多いのも間違いだ。
高卒でその仕事に就き、見習いの様な立場で働きながら資格を取るといった形にならないか。
人手不足で外国人に助けてもらわないと成り立たない世の中になりつつある一方で半分大学生で半分バイトの様な人が多い。
人手不足や少子化や過疎化といった壊滅的な状況の解決にも高卒地元就職の人が増えると良い。
「本当に勉強したい人だけが大学生になると良い」
Posted by sawch at 07:55│Comments(0)
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