2024年10月17日
生きる力の育み方

親が子どもに願う事は色々あるが私は「生きる力」を持って欲しかった。
「生きる力」は漠然としているが自分の力で生活する力であり自分の家族を持って人類を継続させるという事だと思う。
「生きる力」に必要な事はまずは心身が健康で休まない事だ。自営業はもちろんだがサラリーマンでも突然休めば誰かに迷惑をかけて信頼を失う。学生でもそうだ。学校の先生やクラスメイトや部活動の仲間や塾の先生等にまで迷惑をかけるという事さえ気が付かない人に「生きる力」は身につかない。
ある女子生徒は部活動で良い成績を上げて県の代表メンバーとなった。強化練習は県の北部で行われた。キツい練習があっても私のところに来てくれた。車で食事を摂り車で勉強をして私のところへ来た。さすがにかなりふらふらだったががんばった。「アレコレ理由があっても休まないで色々をこなす」為に母親は鬼だった。後日そんな風に母親自身が言ってくれた。娘もそれが彼女の普通だったので耐える力があった。スポーツも勉強も性格も周りから尊敬される人だった。私のところでも言い訳や弱音はなかった。
絶対必要なのは体力だ。体力で周りよりも優れていると結果が出るし自信にもなる。休めば遅れる。幼いうちに「周りの子よりも出来る」という自信をつけさせる事だ。勉強にも体力が必要でそこから精神力と実力がつく。
少しばかりでも結果が出ると嬉しくて、周りが憧れてくれる。それを維持したいので頑張る。その憧れを維持するためには協調性や態度の部分でも立派にならないといけないと気付く。
心技体が揃って同世代の中で秀でてくれば生きる力はついたという事になる。
年長者も助けてくれるだろう。
部活動や高校受験でも上手く活かせば「生きる力」をつける事も出来る。
親が否定的な発言やものの見方をしていれば「生きる力」は身に付きにくい。結果を追い求めるのと結果ばかりに目がいくのとはかなり違う。
親が必死に知恵を絞って子どもをリードして上げれば良い。
親が人を信じる発言をする事も大事だ。
学習塾と中学生の保護者という希薄な関係で合っても信頼されていると感じると嬉しくて応援したくなる。そうでなければそれなりにとなる。
我が子を信頼する発言をしてみよう。
親も賢くなるために勉強をすると子どもは良くなる。そして「生きる力」が身につく。
Posted by sawch at 07:52│Comments(0)
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