2024年10月08日
昭和のホームドラマは面白い

「君のその無秩序な暴力的行為は全くもってして現代の民主主義国家を維持するのに背反しているのではないか」
「あら、ちっとも背反なんてしていませんわ。私は自分の信念を貫いているだけですもの。」
ごく普通のカップルが喫茶店でこんな会話をしている。顔が付きそうなくらいに近づいてしかも2人ともタバコを吸っている。
また家族の距離がとても近い。居間に1つしかないテレビを囲んで常に一緒にいる。タバコを吸って「コーク(コーラ)」「ファンタ」の瓶をラッパ飲みしている。
寝る部屋は兄弟で一緒だったりそこへ友達が泊まりに来たりする。
殴り合いのケンカや怒鳴り合いは珍しくない。
セクハラパワハラもあたりまえ。
なんだかプライバシーがなくて過ごしにくい。
でもみんながおせっかいでお人好しで涙もろい。
今の人よりも感情の起伏が激しくて街が賑やかというか騒がしい。
だが何となく暖かくて心地よい。
微かな記憶だがそんな世の中だった様に懐かしく思う。
Posted by sawch at 13:05│Comments(0)
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