2024年11月22日
5時間目の授業は無理 5時の塾も無理

「午後の授業は居眠りが多くてちゃんと出来ない」
多くの教員がそう実感しているそうだ。
私が子どもの頃は夜の10時になると親も子どもも寝ていた。
中学生になると私だけが遅くまで起きている様になって授業中は眠くなる事を初めて体験した。
今から20年ほど前の中学生だが、「理科の通知表に2がついているので弥生ケ丘高校は受けられない」と学校で言われた。夜遅くまでゲームをしているその生徒はたまたま5時間目に多かった理科の授業で居眠りする事が多かった。
「5時間目の数学はほとんどの子が寝ています」と話す最近の生徒もいる。
今の学校のテストの平均点はとても低いのだがテストが難しすぎるというだけではなくて寝ていて何も身についていないという事が関係していると考える。
生徒はとても辛いだろう。そんな生徒に授業をする教員も辛いだろう。
『じゃ、どうすんねん?』
難しい。
学校は午前中だけにするのか。
それとも午後は体育や音楽だけにするのか。
私の塾でも夕方の学校帰りすぐに予定を入れていた事があった。生徒は真面目にやろうとしていても眠さとの戦いになる場面が多かった。私と生徒との関係が良好であってもヤル気があっても眠いものは眠い。
そんな眠い時間をリセットせずに塾に放り込むのはお金のムダだけでなくて悪習慣になる。一度家に戻りリセットしてから来るとかなり違う。
5時間目が無理なのと同様で「5時の塾は無理」