2024年11月27日
テストの点数が低い原因

中学生はケアレスミスが多い。
何故8たす3が12になるのか。
(4)までやったら次に(7)まで飛んでしまうのは何故か
距離を求めなさいと書いてあるのに時間を求めるのは何故か。
理由は「中学生だから」かも知れない。
こうした事は特定の生徒だけに見られるのではなくて全員に見られる。
昨日の塾では私は頑張った。
14人が様々な数学のプリントを解いたが全てを私1人で答え合わせをした。
そうするとほぼ全員がこうした「ケアレスミス」をする。
という事は「ケアレスミス」はみんなするものなのかも知れない。
2y + y = 2y² とテストに書いたのは中3の時の私だ。
これが高校生になると随分と減って来るような気がする。
個人差はあるにせよ意外と小学生よりも中学生に多く見られて高校生になると減って来るのかも知れない。
「思春期に見られる貴重な特徴」として受け止めるべきなのか。もしかすると本当にそうなのかも知れない。
中学生は色んな事に気を取られていて注意力が散漫な時期だ。勉強面では急に学ぶ内容が多くなり頭の中で消化しきれない様になっているとも感じる。
「あまり難しい問題はやらんでもエエよ」と私は言うが、私自身がはっきりと認識してなくても生徒達の消化不良を感じているからかも知れない。
難しい問題が出来ない失点よりも易しい問題での失点を無くせば良い。
どうすれば良いのか?
「ケアレス」にならない様に「ケア」するのだ。
「マイナスをつけ忘れただけです」と昨日言った人達はその事を家に帰っても覚えてますか?
私の様に何十年経っても悔しくて覚えているとちょっとだけ良くなります。
意識する事です。言い換えればその事をどのくらい思っているかという事です。
家で自分のノートを見て、『何故こんなバカなミスをしたのか』と思い起こすだけでも他の人とは差が出ます。
少し逸れますが忘れ物もそうです。
塾に来る前に持ち物の意識が無いからです。
さらに逸れますが以前は塾の時間を間違えて来る人がいました。夏休み等は変化をつけようと色んな時間帯でやったらかなりの人が間違えたのです。
そこで同じ時間帯に統一しました。
この様に「ケアレスミス」をしないための準備と言うか方策を考えるのも良いです。
勉強で言うと「1行多く書く」です。
良く塾で言ってますね。
−3y= 7は3y=−7にしてからやればケアレスミスはかなり減ります。
言い換えれば雑なんです。
一問への執着心が足りません。
失礼な事を言えば30点しか取ってなければ少しばかりのケアレスミスはそれほど悔しくもないでしょう。
もっと悔しがってください。
自慢になりますが私の中学生の時のケアレスミスはそのために100点を逃して97点でした。
そりゃ悔しかったです。
ヤンキースのジャッジ選手が平凡なフライを落としましたがきっと彼は一生忘れずに必死で基本練習をするはずです。
気合いを入れて塾に来てください。
中学生はもちろん送り出す親御さんもです。