2024年01月05日
災害支援

29年前の阪神淡路大震災の時に私は大阪でサラリーマンをしていた。
営業職だったが業務命令で支援に行くように言われた。
神戸近くには2つの営業所があり沢山の同僚が困っていた。そこへ食料品等を運び近所の人にも分けるという事と連絡が取れない社員の親御さんを探して大阪へ連れ戻る事が命令だった。
『困っている人の為に頑張るぞ』
やる気満々で車に乗り込んで大阪を出た。
道路が道路をまたぐ高架の場所が多かったがアチコチで崩れていて迂回しなくてはいけなかった。
高架の上で渋滞で動けない時も何度もあった。
そんな時に限って余震が来た。
凄く怖かった。
長男が生まれる4ヶ月前だった。
『生まれてくる赤ちゃんを見られなくて俺は死ぬのか』本気でそう思った。
現地で困っている人を想うと『自分で出来る事をやって少しでも助けになりたい。』と思えた。
頻繁に起きる余震が来ると『沢山の社員がいるのになんで俺なん?』と不満な心が湧いてきた。
幸いにも無事に生きている。少しだけ困っている人の支援が出来たと思う。今でも困っている人には助けになりたい。でも自分の身の危険があっても出来るだろうか。ましてや自分の意思で判断するのではなくて業務命令だったら拒否したくならないだろうか。
自衛隊で働く息子がいて消防や看護師の甥や姪がいるが、身の危険がある場所に行くような場面があったら『うちの子は行かさんといて』と思うかも知れない。多少の大変さはともかく身の危険は避けて欲しい。
「体調不良です」と言ってお休みをして欲しいというのが本音だ。
物凄く困っている人を見かけたら俺でもきっと行ってしまうだろう。
テレビで見る皆様、消防や自衛隊、現地の役所の人の活躍を心から応援し、とても心配している。
困っている人の為に出来る事があるようなら何かをしたいという気持ちは自営業になった今の方が大きいかも知れない。