2024年01月25日
ライフプラン

古い荷物を整理していたらサラリーマン時代の名刺があった。
「ライフプランナー」と肩書がある。
生命保険を販売するための広告的な肩書きの様な気もする。
当時のライフプランの大半は子育て時期だが、それが終わった今なので人生をライフプラン的に見直した。
『想定したライフプランとは全く違う人生だ。』と思う。
家を買わず、子供は大学に行かず、病気をせず、おまけに収入はかなり低い。
「若い間に男性が死んでしまったら残った家族が生活するために保険をどのくらい準備しておくべきか」の事をライフプランと呼んでいたのだと思う。
それも大事だ。
しかし今の時代は生きていく為のお金を考える事も大事だろう。
「私立高校は授業料が高いから行かす事が出来ない」と言う家庭があるが長野県からの補助については知っているのか。
「高遠高校はバス代が高いから行かす事が出来ない」と言う家庭があるがそれではどこに行くのか?
辰野高校に駒ヶ根から行くのなら電車賃は安くは無いだろう。
たとえ高くてもええやんか。
高校にかかるお金は細く気にする割には大学には当然の様に進むと言う。
4年間自宅を離れて大学生活を送るためにはどのくらい費用がいるのか調べた方が良い。
毎月5万とか3万とかを塾や習い事に支払う事は気にならないのならどうして高校にかかるお金は気になるのか。
4000万とか3000万とかを払って自宅を建てて大丈夫なのかは慎重に考えないのか。家はローンだけではなくて様々なお金がかかる。住宅メーカーが言う賃貸の家賃とローンの比較をそのまま信じてはいけない。
私がライフプランをしていた頃は住宅は資産だったが今は違う。
ローンが済んだ頃の住宅はむしろ負債かも知れない。
住み続ける事は出来ても快適で安心安全に住めるのか。
年金制度は知っていると思うが年金は貯金ではない。
自分が払った保険料が自分の為に貯えられているのではなくて今の高齢者が受け取る年金に回っている。
自分が貰う年金はその時の若い人が払う保険料から支払われる。
少子高齢化になったら今よりも少なくなるかも知れない。
考えてもわからない事を考える事が必要だ。
お金の心配ばかりして今の生活を楽しめないのも良くない。
何がムダで何が自分にはムダではないのかを考えよう。
健康である事が重要だとわかるだろう。
少なくとも挙げた様な色んな事を勉強して考えてその上で楽しく生きる事が必要だ。
わからない人は吉田塾に来て下さい。
一緒に考えましょう。