2023年06月09日
吉田塾が緩い(ゆるい)理由

吉田塾ではある程度は何をやっても良いし、先生である私はずっと見ている訳じゃなくてかなり緩いです。数学の問題集の計算のページばかりをやる生徒、学校からの宿題のプリントをやる生徒、英単語や理科の化学式、社会の用語を暗記している生徒もいます。
緩いです。
何故か?
子ども達の様子を見てさじ加減を考えてやっているうちにこうなったからです。
15年位前です。生徒一人一人にノルマの様に毎日のやる事を決めました。生徒や親と相談して学校からのテスト範囲等を見て決めました。学校の宿題にプラスしての課題です。親にも管理して貰いました。それが出来てないと厳しく叱りつけその分を翌週の課題に追加しました。
叱られて泣いた生徒もいれば、辞める生徒もいたり、辞めさせた生徒もいました。
当時はそれが学校を含めた世の中の普通だと思われていました。親にとっても普通でした。子ども達もそのくらいの厳しさは仕方ないと思っていたかも知れません。それが正しいと信じられていました。
私が子どもの頃はそれに加えて理不尽な体罰がありました。それも普通でした。
「誰かが遅刻すれば連帯責任として全員で腕立て伏せと正座」
「先輩が好きなジャイアンツが負けたから全員ランニング」
「小学生の太ももを掌で叩いて赤く型をつけてもみじパンチと呼ぶ先生」
もうこうなると笑えるレベルでしょう? 裁判レベルでしょうか?
皆さんのお子さんがされたらどこまで耐えられますか?
塾で学校の問題集やプリントをやらせるのはこちらがしんどいです。初見で教えないといけないからです。
最終的には入試の過去問題集をやらせる様に持っていきます。とても難しい問題集を自宅でやるように持っていくのは大変です。去年は30人全員が合格です。志望校に合格という事よりも塾でガンバル事に合格しました。お日様と北風の例と同じで厳しくしてもガンバル事までたどり着かない時代を経てのやり方です。少しずつ進化させて過去問題集まで持っていくのは大変です。
私が与えた同じ問題集を全員にやらせるのが楽です。
その出来具合を一覧にして親に見せるのはシステマチックで素敵です。
可能ならそうしたいです。
ですがそれで上手く行くでしょうか?
塾の課題と学校の宿題をこなせるでしょうか?
成績優秀な頑張り屋さんの生徒ならこれくらいが良いでしょうか?多分良くないです。
楽しく元気に毎日を過ごす事が出来るでしょうか?
マンツーマンではなくて沢山の生徒と一緒にやるのは逃道を与える事でもあり、自分だけに先生が向き合わない事が楽だと感じる利点もあります。
言いませんが私はお子さんを良く見ています。度を越せば言います。お子さんの様子や変化を見ています。
皆さんのお子さんにはこの緩さがむしろプラスになると思いませんか?
社会全体が成熟して豊かになっているので緩いとも言えます。
私が社会人になった時でさえ仕事の休みは
日曜日だけで、ノルマや競争に追われました。達成出来ないと晒されて罵られました。
さらに上の世代では生きるために必死で働いたはずです。
15年前でさえ私は厳し過ぎたのかも知れません。当時の親は「塾の宿題を出して欲しい」と言ったものです。
お母さん方の学校や勉強に対する考えは自分の頃と同じではいけません。
我が子の様子と周りのお子さんの様子、社会の風潮を見て下さい。
楽しく元気に日々を送る事の一部が勉強です。
さらにその一部が塾です。
料金を含めて緩いのが良いです。
ご理解頂けたでしょうか?
ご自宅での関わりについてはまたご紹介します。