2023年06月21日
学級崩壊

15年前の話しだ。
息子の通う小学校で学級崩壊が起きた。
これが原因だとされるものはあったが、
他にも細かなきっかけが幾つもあった様に感じた。
クラスのあちこちに火種がある様だった。
保護者と担任との話し合いがあり教頭も参加した。
担任は憔悴していて俯いたままで時折涙を見せる。
「子供は学校に行きたくないと言ってます。」
直接は火種でさえない様な児童の親からも声が上がる。
クラス全体がザワザワしていて授業が成立せずに荒れていた。
「担任へのお電話は夜の10時迄にして頂けないでしょうか?」
教頭のこの提案は衝撃的だった。
もっと遅い時間に電話する保護者が多いという事になる。
『そりゃ担任も参ってしまうな。』と同情した。
「うちは何日も寝られない日が続いています。」
「先生に夕方お電話しても話し中だったり出られなかったりするので遅くなるんです。」
「主人が仕事から戻ってから子どもを交えて話し合ってからお電話しているので遅くなるのです。」
保護者からは納得行かないという声が上がった。
赤穂中学校に非常勤講師の登録をしていたが取り消した。『俺には無理。』
教育長の所へ行って担任を交代して貰おうという事で保護者はまとまった。
いざとなれば誰も教育長に行く保護者がいなくて何故か私が一人で行った。
『先生を助けて上げよう。』
そんな立場から教育長と話して結果新年度から担任が変わった。
実は2人の息子の両方で学級崩壊だったので2人まとめて交代して頂いた。
児童も先生も心に傷を追っただろう。
先生は当時から足りていなかったので、貴重な戦力として新たな気持ちで子ども達と関わって欲しい。
今はさらに大変な現場なのだろう。
私には絶対に無理な仕事だ。
保護者の皆さんは優しく先生に接して欲しい。
出来れば私にも優しくお願い致します。