2023年06月18日
愛嬌はとても大事

松下幸之助さんの談話をユーチューブで見た。
沢山の経営者と面談した中での経験を語っていた。
ある経営者は取引先の松下さんにはとても丁寧に接するが、脇にいた自らの部下にはとても横柄で恫喝するような物言いだったらしい。
面談後に松下さんは部下にその会社との取引には気を付ける様にアドバイスをした。
あんな風に部下に接していては良い人は離れていくだろう。そして経営は傾くだろうと感じたらしい。
その会社は3年後に潰れた。
松下さんの部下は驚いた。
昭和の時代では部下に厳しく接するのは当たり前だった中でその感覚を持っている松下幸之助さんにあらためて驚いた。
私の師匠の梅酒のチョーヤの金銅社長の30年前の話しだ。
ドイツの事務所に遊びに行くと現地採用の部下の方が怒りながら私に愚痴って来た。
「僕が夜中まで頑張って仕事をしてる横で金銅さんはイビキをかいて寝てるんですよ。」
「イヤ〜出張の疲れで寝てしまいましたな。」
部下はドイツに住んでいるが金銅さんは日本から来たばかりだった。
「自分の会社じゃないですか?部下が働いてるのに良く寝てますね。」
そう言って怒っていた。
この後は私を含めた3人で中華ランチに出かけた。
部下の人がこう言える雰囲気を作っている金銅さんの凄さを感じた。
文句を言いつつも夜中まで仕事をして怒りながら笑いながら私に愚痴る様な部下を採用した金銅さんはやはり凄い。
この部下の人は普段はドイツの事務所に一人で働いているのでそれでもしっかりと仕事をしてくれて安心して任せられる人だという事だ。
愛嬌とは人に好かれる利点であり、多少の突っ込みどころを持っていて周りをガチガチに緊張させない様な能力らしい。
昔の私はこの能力はゼロだった。
今は僅かに持てていると思う。
もうちょい持てるように頑張ります。