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2023年05月02日

行き倒れたお遍路さん




高知県田野町のお遍路宿は多少変わっていた。
ごく普通の洋風民家の部屋が客室だった。
居間や風呂や玄関など宿らしき部分は無い。

私は5年前に続いてその宿を利用した。
今回はすぐ向かいにあるアパートの一部屋を充てがわれた。そのアパートのオーナーでもあるらしい。
2LDKにある二部屋のそれぞれが客室でリビングにも布団が敷いてあった。

「お遍路中に歩けなくなって三日前からずっとここで寝てる人がいるの。」
女将からそう聞いて少し緊張した。

彼の部屋はドアが空いていて布団で横たわる人が見える。

「入っても良いでしょうか?」
部屋の入口で正座をしてそう言った。

隣りの部屋で寝なくてはいけない上にトイレ等は共有なのでどんな人なのかを知っておこうと思ったのだ。

むっくり起きて挨拶を返してくれた。
「お遍路ですか?」
「今回はほぼ観光と墓参りですが、前回は全部通して歩いたんです。」
そう私が言うと急に身を乗り出してきて目を輝やせて話しだした。

この宿から次の札所に行くのに荷物をココに置いて空身で歩き出した。
調子良く歩いていたが寺に着く少し前に異変が起こった。
股関節辺りなのか腿の筋肉なのか、激痛が走って急に歩けなくなった。
しばらく座り込んだ後で救急車を呼ぼうかと思う程だった。
そばの民家に駆け込んでタクシーを呼んで貰おうと思った。
民家の奥さんが気の毒に思ったらしくてご主人の車で宿に送ってくれた。

そんな話しを丁寧に身振り手振りと元気よく喋ってくれた。
前日は一日中ほぼずっと眠ったままだったらしい。

足の爪は親指が両方とも真っ黒になっていた。
内出血だ。
半袖で歩いたらしくて両腕は見た事ない焦げた様な色だった。
大きなリュックは減らしに減らして10kgだと言う。
私が歩いた時は5kgを少し超える位だった。
ジーンズで歩いているらしい。ジーンズ?お遍路では見た事がない。
脚にもう少し筋肉のあるお遍路が多いだろうか。
スマホは持っているが電話しか使う事が出来ない。

おこがましくもその辺りを指摘した。

メモしそうな勢いで聞いてくれた。
72歳で神奈川から来たと話す普通の人だ。
「しっかりと準備したつもりだが甘かったです。」
確かに甘い。
倒れた翌日は女将の車でハリに連れて行って貰い、
今日は医者にも連れて行って貰ったらしい。

「小さな子供がアメ玉を持って来てくれて感動しました。」
お接待を受けた感動が原動力でここまで頑張ったらしい。
翌日にもう一度ハリに行って続けるか一旦自宅へ戻るかを決めるらしい。

いずれにせよお遍路は絶対にやめないらしい。
人の温もりが堪らなく気に入った様だ。
ヘロヘロになって行き倒れたからこそ感じられる事だろう。
普通の宿はこれ程面倒は見てくれない。
入院患者の様に食事を作って運んでくれたらしい。

私は前回は比較的サクッと歩いたのでこれ程の感動は感じなかった。

お遍路を歩いているとこうした人と時々出会う。
二度とやらないのかと思いきやますますのめり込む様だ。

今の日本にこんな不思議な世界が存在するのだから面白い。
こういう純粋な心を持った人との出会いは私にとっても大きな事だ。

もし歩きたい人がいれば私の僅かな経験を何でもお伝えします。  
Posted by sawch at 12:50Comments(0)歩く

2023年05月02日

部活動の地域移行と塾



部活動の地域移行の動きが少しずつ現実になりつつある。

10年程前から中学校の部活動顧問の忙しさは目についていた。
新婚旅行の代わりかと思える時期に合宿に連れて行ってくれた先生がいた。

練習試合をするにも段取りを整えなくてはいけない。その部活動の経験の無い顧問だとさらに大変だ。練習試合の相手を探すのも難しい。審判をすれば保護者や相手の顧問や生徒にまで叱られる。

先生の事を考えると地域移行は良いだろう。指導したい先生は地域移行先の指導者になれば良い。

問題は移行先の地域だ。
小学生のスポ少を見てもコーチの多くは元保護者だ。我が子がメンバーにいて、自分が少しだけやっていたらコーチを依頼される。我が子が卒業しても次のコーチを見つけないと抜けられない。週に3回の平日の夜に週末が一度位を費やす。収入と言える程の報酬は無い。
これではコーチのなり手がいない。

預ける側も気になる事が多い。
学校の先生よりも地域移行のコーチにはモノが言いにくい。年齢が高い人や経験が長い人や癖の強い人が少なくない。

そもそもコーチがいない部活動が多い。
例えばダンス部の地域移行先のコーチがダンス教室の先生で良いのか?
教室との違いは何なのか?
競合関係となってのトラブルは生じないか?

そう考えるとそもそも地域移行は必要なのか?
部活動廃止はどうだろう?
現在ある教室に入りたい人が入れば良いのではないのか?
自然と教室は増える。
お金がかかってしまう。
顧問が無料で指導してくれている事が不思議だと思うと良い。

部活動に入らずクラブチームに入る生徒は今も多い。

個人的には授業が終わってそのまま着替えて部活動という流れが良い。
子供の人数が少なくて興味の範囲が広くなっている事も問題を複雑にしている。

地域移行にせよクラブチームにせよ塾とは時間帯で被ってしまう。
クラブチームなら週に3回程度の活動なので空いた日に塾に来れる。
部活動は休みが1日程度でほぼ毎日ある。
塾は大変だ。
一旦家に帰り、親が送って行くと塾と時間帯が被る。

サッカー、野球は週に3回、4回の活動が一般的だろうか。
ダンス、書道、ピアノは週に2度位までだろうか?
その位にして週に一度二度は塾に来る時間を残して欲しい。

  
Posted by sawch at 07:58Comments(0)