2023年05月31日
青春?黒冬と呼べた若い頃

「怖くて吉田君とは話せませんでした。小学生の頃はよく話してくれたのに。仲の良い男子と話しているのを見ると小学生の頃と同じだと思って見ていました。」
中学を卒業する前に「思い出ノート」の様なものに書いて貰った女子生徒の文だ。
中学生の頃は一部の男子としか喋らなかったのは間違いない。女子や先生や親兄弟とも喋らなかった。
今で言う「スクールカースト」ではクラスの一番上にいると思っていたが話すことさえ出来ないのに上なのだろうか?部活動の部長や学級長をしていたが話す事さえ出来なかったのに何故だろう。
「学校なんかつまらんの〜」と学校で一部の友達に愚痴をこぼしていた記憶はある。校内暴力真っ盛りの大阪の中学ではあったが誰からもイジメられる事も無くて、受験勉強を必死にやらないと高校に行けない様な成績を取る事も無くて、一体何がつまらなかったのだろう?
高校2年生の頃は部活動が終わると数人の仲間と喫茶店に入り浸った。あちこちにあった喫茶店をローテーションして毎日の様に通った。タバコを吸いながら夜9時や10時の閉店がやけを「やけに早く終わるんだ。」と嘆いていた。腹が減って喋る事も無くて皆でボーっとしていた。
彼女を自転車の後ろに横座りさせて喫茶店に行く事もあった。きっと楽しかったはずだ。
しかし記憶の中の色は青では無くてむしろ黒かも知れない。
部活動、修学旅行、運動会、楽しかったはずだ。
しかし春では無くてむしろ冬だったかも知れない。
今のその年代の子たちを見ていると青春なのか、それとも私の様に黒冬なのかどうなんだろうと思う。
言える事は冬の次は春という事だ。