2023年05月14日
リンゴバイト

昨年秋からリンゴバイトをしている。
偶然スマホで見つけた。
駒ヶ根に移住してからずっと憧れていた。
せっかく信州に移住したのだからと登山を始めた事がある。
せっかく信州に移住したのだからリンゴの収穫等をしてみたいと思うのは当然だろう。
しかし登山と違って勝手に他人のリンゴ畑で収穫をするわけにはいかない。
生徒の家にはリンゴを育てる家が幾つもあったがどこも使ってはくれなかった。
子どもの塾の先生は使いにくいのかも知れない。
知らない事をするのは楽しいものだ。
あのたった一つのリンゴは選ばれて選び抜かれた一つなんだ。
我々生物も同様に沢山の中から選び抜かれてこの世に生を受けている事さえも連想させてくれる。
自分の不甲斐なさを実感出来るのも良い経験だ。
自惚れが強い私は何でも他人よりも上手く出来ると思っている。
しかしそうではなくて難しい。
リンゴの葉っぱを摘みとったり、実を収穫したり、花を摘んだりするだけなのに農家の人と比べると圧倒的に下手くそだ。
嫉妬を覚えさえする。
登山を始めた時も下手くそだった。
登山は自己流で勝手にやれば良い。
下手くそなのに自分はソコソコ出来ている気分になったのは隣りにプロがいないからかも知れない。
リンゴバイトはプロがいる。
下手くそを実感出来る。
お金を頂いているので下手くそな事を申し訳なく感じる。
上手にならないといけないと思う。
自営業を長くやっていると他人から指示されたり教えられたりする事が少ない。
さらに「先生」と呼ばれる仕事なので勘違いしてしまいそうで良くない。
こうしたバイトの経験は仕事にも良い影響を与えてくれる。
仕事柄「先生」と呼ばれる事は避けられない。
それなら「先生」と呼ばれるにふさわしいレベルになろうと思う。
登山は自己流で自分のペースで良い。
しかし仕事は生徒のご家庭からお金を頂いているのだからその要望に応えないといけない。
リンゴ農家の様なレベルの「先生」になっているのかと常に自問しなくてはいけない。