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2021年07月08日

不登校

統計上の数字を見てではなくて生徒と接していての感覚的なものだが、ここ数年で不登校の生徒が増えているように思う。

「私のクラスは5人来ていません。」
「俺のクラスでもずっと来ていない人がいます。」

2,3年前から増えてきたように思っていたが、コロナウイルスが拡がってさらに増えてはいないだろうか?

10年ほど前、息子たちが中学に行っていた頃は赤穂中学はどのクラスにも不登校の生徒がいたのかもしれない。
周りの学校ではあまり聞かなかった。
「少人数校の方が穏やかで目が行き届くのでストレスが少ない。」などど勝手に思っていた。
今はどの学校でもいるようだし、中学生だけではなく、小学生でも高学年辺りからはいるようだ。

中二の男子生徒だった。
陸上部で怪我をしてしまい、2週間ほど学校を休むことになった。
ある程度足は良くなったのだが、なんとなく行けなくなった。
面倒くさいとか、松葉づえが恥ずかしいとか、勉強について行けないとか、とにかく行けなかったらしい。

しばらく休んだうえで親や先生に説得されて学校に行ってみた。
誰かがいじめたり、からかったりするのではなかったが自分の居場所がなくなり、勉強がわからなくなり、また行けなくなった。

そこで家庭教師の私が呼ばれた。
週に一度の勉強は普通にはするが元気はなく、話が盛り上がらない。
一緒に暮らす祖父母がものすごく心配していた。
数か月が過ぎた。
「俺、3年になったら学校へ行くから先生は夜に来てくれる?」
突然そう言いだして、実際に3年生からは学校へ行き、一度も休まずに卒業をした。

ある生徒は突然不登校になったらしい。
本人や学校、友達に親が聞いてもいじめや原因になりそうなことが見つからない。
「面倒になって疲れた。」を繰り返す。
そうなると親は戸惑い、対策が出来ない。
「これまで以上にお子さんに愛情と時間をかけてあげたらいかがでしょう?」
「そこが不足しているということではないのですが、きっとお子さんは不安で寂しくて、また退屈をしているのではないでしょうか?」
「可能な日には仕事を休んで平日の混雑の無いショッピングやランチを親子で楽しんだらいいですね。」
そんなアドバイスを元生徒の親には投げかけた。

私の時代には不登校は無かった。世の中にはあったのだろうが私の周りにはなかった。
校内暴力、家庭内暴力、体罰、そんな言葉があふれていた大阪の中学だった。
小中高ともに学校には1600人くらいの子供がいたので扱いが雑で競争が激しかった。
今から思えば不思議なのだが、当時の言葉で登校拒否の人は周りにはいなかった。社会全体でも今よりも少なかったのではないだろうか?
きっと辛い思いをしていた人はいたのだろうと思う。
休むという選択肢を取れる今の子供の方が幸せなのだろうか?
今は教室以外の支援の体制がある。学校外の支援の施設もある。
私のような存在でも幾らかには役に立っているのかもしれない。

人それぞれ事情は異なり、明確な理由がない場合も多いので解決策を見つけるのは容易ではない。
そもそも不登校がいけない事で、なんとしても学校に行かせるべきだとも言えない。
ただ言えることは親はとても辛い思いをするだろう。
元気のない子供を家に置いて仕事に行くのは辛い。
去年のある生徒の親は昼には家に戻って一緒に食事をしていたらしい。
外へ連れ出すと悪気はないのだろうが、「どうしたの?」と言われるので怖いらしい。

親は自分が病んでしまわないように心がけて出来るだけ愛情を注いであげることはできる。
自宅から少し離れた知人に会わないところへ出かけるのも良いかも知れない。
貴重な親子の平日を過ごすことができる。
登山くらいならお付き合いしますよ。ご遠慮なく言って下さい。
勉強?二の次だけど、勉強が遅れていることの不安を感じるのなら色々な対応策があるようです。
何かのきっかけやお子さんにとっての楽しいことが見つかるかもしれません。
居所を見つけて笑顔を取り戻せるようになると良いですね。  
Posted by sawch at 08:34Comments(0)