2022年10月16日
ドイツのサウナは全裸で男女混浴

ドイツのデュッセルドルフは人口が50万人を超えた大きな街で、パリのシャンゼリゼ通りの様なおしゃれな通りがあった。
高級ブランドの店が並んでいた。
金曜日は午前中で店は閉まり、店員達は同じ通りにある高級サウナで汗を流して、思い切りオシャレをしてディナーに備えるのだった。
チョーヤの社長の金銅さんが出張に来ると二人でこのサウナによく出かけた。
このサウナに限らずタイトルの通りのサウナが一般的だった。
更衣室から出ると完全に男女の区別はなかった。
シャワーを浴びる場所にも男女の区別はない。
モデルの様な人が沢山いた。
サウナ室は温度によっていくつもの部屋に分けられていたので女性と二人きりになることは珍しくはなかった。白熱灯の様な赤い照明だった。呼吸の音さえ聴こえる静けさだった。
サウナ室が並んだ中央には円形のベンチが並んでいてそこで身体を冷やす。
その場所は日昼光だったので普通の明るさだった。
円形なので真正面に人が座ることもある。
こちらから向こうが見える。
向こうからもこちらが見える。
金銅さんと喋るのはもちろん日本語だ。
周りのドイツ人には解らない。
解らない言葉で喋るには相応しくない空間だった。
このサウナは日本人に会うことは殆どなかった。
日本人に会うと何故かお互いが気まずい。
相手が女性であれ、男性であれお互いが気まずい。そういうものだ。
金銅さんとは気まずくない。
サウナを出て食事をしながらサウナの中での話しをしたものだ。
ベルリンの壁が壊れた時には日本企業の下請けで日本人の職人が沢山ベルリンに入った。
「ドイツのサウナでの日本人の言動に問題があるとドイツ政府から連絡が来ているので注意する様に。」と日本領事館から通達が来た。
私はもちろんそんな事はなくて紳士的にサウナを楽しんだ。
それにしても凄かった。