2024年10月03日
私を嫌いな人の存在

「友達が教えてくれたんですけどクラスの人で私の悪口を言ったり私の事を嫌ってるみたいな人がいるらしいんです」ある生徒がそう言ってため息をついている。
「それがどうしたの?」
私がそう言うと
「嫌いなんて言われたらイヤじゃないですか?」
とむきになっている。
「そりゃそうだけど聞かない様にすればええやろ」
「その人の事は好きか?」
「好きなはずないじゃないですか?」
「クラスの中で嫌いな人はいる?」
「3人くらいいます」
「それなら3人くらいが君の事を嫌っていても当然じゃないかな?」
私がそう言うと急に落ち着いて答えてくれた。
「そりゃそうですね。」
「中学3年生にもなればそれまでに色んな事があって嫌いな人が互いに出来てくる。それを気にしないのが良いよ。」
そう言うと納得してくれた。
「出来たら仲良くなった方が楽しいけど一度壊れた人間関係を戻すのは大変だよね。」
「先生も誰かに嫌われていたりしますか?」
「俺の事を嫌っている人なんて沢山いるやろ」
「なるほど〜そうですよね」
「お〜い、そこに納得しないでくれ」
私が悩みこんでしまいそうになったわ。