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駒ヶ根市赤穂の個人学習塾です

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2024年10月30日

いじめは誰にでもあり得る



家庭教師として高校受験をともに乗り切った男子生徒が「高校でも頑張りたいのでどうしても続けたい」と言ってくれたので高校生になった後も教えていた。

ごく普通に勉強をしていたが1年生の秋辺りになって急に全然出来なくなった。
「どうしたん?」
「大丈夫です」
「学校を休んだ?」
「いえ」
そう感じる程何も出来なくなっていた。

数週間その状態が続いた。
母親に相談すると
「何かおかしいと感じるのですが何も言わないんです。」
と答える。

「頑張るからと言うから来てるのにこんなんやったらもう来ないぞ」と喝を入れるが
「すみません、頑張ります。」
と言うだけだ。
元気がなく学校の話しをしなくなった。
数日経ってから母親が電話をしてきた。
「体育館の部活動なのにジャージが泥んこだったのでしつこく尋ねたんです」

「部活動で仲間外れにされていて叩かれたりとかはないのですがロッカーのジャージが外に捨てられていたそうなんです。」

「学校の先生に相談するのはしないで欲しい。やばくなれば言うから自分に任せて欲しい」と息子は言った様だ。

母親はどうするべきかの意見を問うて来た。

自分で何とかすると考えているのならもう少し様子を見ようと提案した。 

私は彼には何も言わなかった。
私にイジメの事が伝わった事を彼は知っている。

何故かそれだけで少しふっきれた様に見えた。
しばらくすると元の明るい様子で雑談をしてくれるようになり、勉強も普通になった。

高校生にもなれば根掘り葉掘り聞くよりも様子を見るというのも解決策の一つでとりあえず周りに知ってもらえたらそれだけで安心して事態が好転したケースだ。


  
Posted by sawch at 07:32Comments(0)