2024年10月09日
塾に通うと成績が上がるらしい

学習塾に通っている児童・生徒は、通っていない児童・生徒よりも学力が高い傾向がある。この傾向は、特に中学校の数学において顕著に見られる。しかし、このような学力格差を縮小するための方策も明らかになった。教員一人あたりの生徒数が少なく、教師の平均年齢が高い(つまり経験豊富な教師が多い)中学校においては、通塾にともなう数学の学力差が小さくなっているのである。このことは、教員を増員するとともに、ベテラン層の教員を厚く配置する、あるいは若手教員の技能形成の機会を充実させることで、学習塾に通っていない生徒の学力を保証できる可能性を示している。
なお、「習熟が遅いグループに複数の教員による指導を行った」「習熟が遅いグループに少人数指導や個別指導を行った」というような質問項目と学力の関係は、今回の分析では十分に見出すことができなかった。
これは千葉県教育委員会の調査委員会の記事を引用したものだ。
私の塾でも入って来た生徒は数学から教える。
効果が出やすく『塾に入って良かった』と思って貰えてヤル気が生まれる。
記事にはベテランの教師が教えるのが良いと書いてあるが教師の個人差はあるもののやはりこの傾向はあるだろう。
そりゃそうだ。
一般企業等でも社会人になりたての人よりもベテランの方が仕事が出来るのが普通だろう。
個別指導や複数講師での指導はあまり効果が見えないとの記述もあるがこれも納得だ。
息子が通う小学校で副担任が授業のサポートに入ったが授業参観をすると機能していないのがわかった。
若い担任はどこか遠慮がちで副担任は居所がなくて手持無沙汰な様子だった。
「これなら2人が少人数を教えれば良い」と言う保護者がいるほどだった。
つまり経験ある男性教師が1人で責任を持って数学を教えるのが良いという事だ。
「女性教師の皆さん、これは私の意見じゃなくて千葉県の調査結果です」と念を押す。
調査には「塾に行った方が成績が良い」とあるがここは補足したい。
塾に行かない生徒は自分で出来るから行かない人がごく僅かにいるが大半は塾に行くヤル気がないから行かないのだ。
塾に来る生徒は危機感を持って来るので自宅や学校での取り組みが以前よりも良くなる事が多い。
塾に丸投げにする親御さんの子どもは良くならないが塾に通う事をきっかけにして一緒に頑張ろうと考える親御さんが多く向上に繋がる。
気持ちの部分があってのサポートがあれば効果があると私は思う。